[CML 037884] 今日の言葉 ――「嘘」は嘘のうちに潰さなけらばならない。「嘘」が「既成事実」になった後は、坂を転げ落ちるように武力行使に加担していく。

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2015年 6月 13日 (土) 11:57:43 JST


【「嘘」は嘘のうちに潰さなけらばならない】(12日)
安倍政権による安保法制。これだけ明確に憲法に反する立法措置を認めてしまうと、次に、自衛隊に具体的行動をとらせる際には、
全く歯止めが効かなくなる。だからこそ、一連の法案は阻止しなければならない。「嘘」は嘘のうちに潰さなけらばならない。「嘘」が
「既成事実」になった後は、坂を転げ落ちるように武力行使に加担していく。アメリカが、中東で自分から火事を消火したことはない。
放火したことはあるが。火事を消そうと頑張ってる米国を日本が見捨てていいのか?という議論は、米国が放火魔になったときにも、
あれは放火でなく消火だと言い張る「嘘で国民を騙すことになる。イラク戦争を見よ。(内藤正典Twitter 2015年6月10日)
https://twitter.com/masanorinaito

【補遺】
磯崎補佐官は戦争を火事に例えて、消火に当たる国を助けなくて良いのかと言っていましたが、米国は消火ではなく放火して歩くこ
ともあるのです。磯崎総理補佐官のHP、非常に参考になる。安倍政権がどうやって国民を欺こうとしているかを知るうえで。去年の
閣議決定までを「歴史的経緯」に入れてしまい、今の国会での議論はその延長線上にあるのだから矛盾しない、と。去年の閣議決
定は「歴史」ではない。現政権の布石にすぎないではないか。磯崎総理補佐官の説明は、過去の憲法解釈との矛盾を憲法学者に
指摘されたものだから、去年の閣議決定まで「過去の憲法解釈」の内に含めてしまった。とんでもないトリック。詭弁。「なお、この国
連決議が「武力行使容認決議」に限られないという指摘がありますが、戦後これが認められたのは朝鮮戦争と湾岸戦争のみです」
→磯崎総理補佐官のHPより。「という指摘がありますが」と他人事のように書いているが、この指摘は政府によるもの。国連による
集団安全保障の決議がなくても集団的自衛権発動が可能であるとの認識。つまり、米国等が先行して攻撃を始める事態にも自衛
隊の参加が可能となる。集団安全保障の決議がなくても。集団的自衛権を行使する時には、国連安保理に対して、国連憲章51条
の規定に則り、(略)国連大使が我が国に代わって集団的自衛権の行使を「報告」することになっている。実際にこれを使ったのは、
9.11テロの直後、米国が行った。この時、安保理は「武力行使容認決議」をしていない。安保法制では、米国が安保理に通告した
場合、集団的自衛権行使に日本も参加するということ。アフガニスタンを例に考えれば分かるが、タリバン政権の存在が日本の存
立を危機に陥れたと日本政府が主張すれば、それで決まる。だが、そんなものどうとでも言いくるめることができる。
                                                         (内藤正典Twitter 2015年6月9日)
https://twitter.com/masanorinaito

【「ドイツのテレビが、ホロコーストの史実性に疑問を呈する発言を放映」の意味】(13日)
ホロコースト」を使って政財界を黙らせて支配するのはシオニストの策であり、隠然ユダヤ人はむしろ被害者だ。欧州では1980年
代から、ホロコーストは、南京大虐殺などと同様、第二次大戦中の戦争プロパガンダ(味方の国民を結束させて戦勝するために、
敵方の悪辣さを誇張する報道)がもとになっており、構造的に誇張がありうる。ホロコーストの史実性を問われると、シオニストの欧
州支配の力が鈍ってしまう。そのため欧州では、ホロコーストの史実性に疑問を呈する者たちを反乱扇動の犯罪者として起訴投獄
できる法体系(判例)が作られた(このような私の見方自体、欧州では違法になりうる)。欧州などでの、ホロコーストに疑問を表明す
ることに対する罪は、大っぴらに言論の自由を阻害する、先進諸国ではめずらしい法律だ(言論の自由よりも、ホロコーストの史実
性に疑いを持たせないという人道上の施策が重要だと説明されている)。 しかし最近、この戦線でも、新たな驚くべき動きが始まっ
ている。ドイツの公共放送である第1テレビ(ダス・エルステ、Das Erste)が最近、ウルスラ・ハーバーベックのインタビューを初めて
放映した。ハーバーベックは、ホロコーストの史実性に疑問を表明し「ドイツ政府などに対し、ホロコーストが史実であるという根拠を
示してほしいと何度要請しても無視されている。ホロコーストは史実と思えない」と表明し続けている86歳の知的な女性だ。ドイツの
テレビが、ホロコーストの史実性に疑問を呈する発言を放映したのはこれが初めてであり、画期的なことである。第1テレビがインタ
ビューを放映した後、ドイツの捜査当局が、反乱扇動の容疑でハーバーベックの自宅に何度目かの家宅捜索に入り、彼女に対して
何度目かの刑事起訴を行った。ドイツでは、公共放送がホロコーストの史実性に疑問を呈する発言を放映し始める一方、司法当局
が発言者を以前からの反乱扇動罪で取り締まる(弾圧する)という、相矛盾する動きが並存している。 ドイツ上層部に、イスラエル
右派によるホロコーストを使った支配を打破しようとする(隠然ユダヤ人的な)方向性と、ホロコーストによる支配を維持しようとする
(シオニスト的な)方向性が混在している。これは、市民がBDSを加速する一方で、為政者がイスラエルへの追従を続けているフラ
ンスや英国と同様の、両義的な状況といえる。これを二枚舌的な状況と見るのは多分間違いだ。シオニストと隠然ユダヤ系との暗
闘の表出とみるべきだろう。(田中宇の国際ニュース解説 2015年6月12日)
http://tanakanews.com/150612israel.htm

【山中人間話】
以下、参照。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1330.html


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/ 



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