[CML 037866] 新刊『昭和天皇は戦争を選んだ!』を6/15に全国書店発売1

MAKOTO KONISHI shakai at mail3.alpha-net.ne.jp
2015年 6月 12日 (金) 13:30:21 JST


社会批評社の小西です。
BCCでお知らせしています。重複をご容赦ください!

6/15全国書店で、
新刊『昭和天皇は戦争を選んだ!ー裸の王様を賛美する育鵬社教科書を子
   どもたちに与えていいのか』(本体2200円、送料・手数料無料)を発
      売します。
ぜひ、御購読をお願いします!

●下記のアドレスから目次・推薦文・表紙などがご覧になれます。
 http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-907127-14-5.html
  http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/

●昭和天皇の、満州事変から死去するまでの戦争犯罪行為について、育鵬社
 歴史教科書の昭和天皇賛美コラム「国民とともに歩まれた生涯」を基礎に、
 それが真っ赤なウソであることを徹底的に証拠(一級史料)を上げて証明
 しています。

●そして「日本は侵略していない、アジア解放の戦争をした」とするこの育
 鵬社版歴史偽造教科書は、安倍首相の肝いりで今夏、全国に広げられよう
 としており、その徹底批判が急務となっています。

●本書には、高嶋伸欣さん(琉球大学名誉教授)、鈴木邦男さん(一水会顧問)
 が推薦文をよせています。一部を紹介。

*鈴木邦男さん(一水会顧問)の推薦文
 これは怖い本だ。危険な本だ。感想や論評を求められた人も一瞬ギョッと
して、尻込みするだろう。僕も気が弱いから、驚き、立ちすくんだ。出来る
ことなら、こんな危ない本にはかかわりを持ちたくない。でも、気になって
仕方がない。どうして、こんな危ない本を書くのか。命が惜しくないのか。
それで読んだ。引き込まれて一気に読んでしまった。圧倒的な迫力と説得力
がある。そして「憂国の書」だと思った。読むことを恐がり尻込みした自分
を恥じた。

 タイトルが衝撃的すぎるのだ。挑発的だ。「昭和天皇は戦争を選んだ!」
でも考えたらその通りだ。嘘ではない。国民も戦争を選んだのだ。どっち
が、より主体的だったのか。それを巡って左右の激論が闘われてきた。
(中略)
そのためにも過去の天皇依存の時代を冷静に知り、学び、反省すべきだ。なぜ、
これほどまでに国民は天皇に寄りかかり、頼ってきたのか。それでいい点も
あったろうし、まずかったこともあっただろう。それを冷静に見るべきだ。
そのことを知る上では、この本は一番の「教科書」になるだろう。その上
で、天皇制をどうするかを考えたらいい。

*高嶋伸欣さん(琉球大学名誉教授)の推薦文
(前半略)2002年度用の扶桑社版『新しい歴史教科書』初版の段階から「昭
天皇―国民とともに歩まれた生涯」と題した2ページコラムがすでに掲載さ
れ、内容もほとんど変わっていない。本書で厳しく指摘されているように、
昭和天皇は敗戦が確実になっていた1945年2月14日に近衛文麿から迅速な停
戦交渉への着手を進言されながら、天皇制存続の1条件交渉が難しいとして却
下している。 

その後に天皇制存続容認の見通しを得られたとしてポツダム宣言受諾を「聖
断」したのが、8月14日だった。それまでの6か月に東京大空襲や各地の空
襲、沖縄戦、広島・長崎の被爆で多数の国民の命が奪われたことに、誰でも気
付く。にもかかわらず、このコラムには「身はいかに なるとも いくさとど
めけり ただたふれゆく 民をおもひて」との御製が掲載されている。2002
年度版から10数年、今もこの白々しい御製を載せた教科書を毎年約4万人の
中学生が使わされている。 

 なぜこの不当な事態が改善されないのか。第1には安倍政権で勢いを増した
歴史修正主義の蔓延がある。加えて、天皇特に昭和天皇批判に腰が引けている
マスコミや社会全体の「不愉快で不健全な風潮」がある。そうした風潮に敢然
として「異議あり!」の声を挙げた増田都子氏による本書出版の意義は極めて
大きい。増田氏に続く人の出現を期待し、少しでも多くの人々が本書に学ぶこ
とを望んでやまない。

■(株)社会批評社 東京都中野区大和町1-12-10 
  電話03-3310-0681 ファクス03-3310-6561
  shakai at mail3.alpha-net.ne.jp
  http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/

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