[CML 037781] ICC外語学院...抗議だぞ 第四弾は八王子なり

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2015年 6月 9日 (火) 07:29:38 JST


檜原転石です。

大山さん、こんちは。

そうですね、「自らが働いてい“た”搾取企業・無法企業」でした。

日本在住の外国人の労働者は、当然世界中から集まっているわけですが、
彼女ら彼らが自らが勤めている或いは勤めていた搾取企業を、あえて日本のトン
デモ和英英語の流行語を使って「ブラック企業」と表現するとは、ある意味驚き
でした。

外国人の労働者の最も悲惨な例としては、アジア人が多く参加する外国人研修制
度(技能実習制度)がありますが、実質奴隷労働をさせられる彼女ら彼らにはト
ンデモ和製英語「ブラック」を使って表現できるものが何かあるのかと・・・。
まあ中国語には「黒→犯罪」という意味もあるようですから、中国人の奴隷労働
者なら使う可能性もあるかもしれないのですが・・・。


簡単な話、不適切な言葉を使うと、どんな主張も色あせてしまうのです。だって
言葉は使う人の“ものの見方”を明瞭に表してしまいますから。

日本の労働組合は組織率低さをさておいても、「日の丸・君が代強制問題」では
ほぼ無力、さらに今では、トンデモ和製英語「ブラック」(「ブラック企業」・
「ブラック大学」など)を氾濫させては、「ブラック・イズ・ビューティフル
(黒は美しい)」運動以前まで歴史を50年以上逆転させているわけで、個別の
事例で労働者を救いながら、同時に黒に対する偏見を広めるという愚劣もしてい
るわけです。これは人種的偏見を広め、人びとに非科学を推奨しているようなも
のですが、言い換えれば日本低国民の名誉白人化運動とも言えます。

名誉白人といえば、アパルトヘイトの南アを支持していた日本低国の首都の首長
だった石原慎太郎を思い出します。私たちはあの愚劣の極の人物の正反対の人間
にもなかなかなれないようですね。

また、何度も書いてますが、いうまでもなくブラックにあらゆる悪を含意させて
氾濫させる日本のトンデモ和 製英語「ブラック」使用者は以下の梶山静六と本
質的には思考論理が同じなのです。

★1990年、自民党の梶山静六法務大臣。資格外就労の外国人女性の摘発をめ
 ぐって、 「たとえば、悪貨は良貨を駆逐するというが、アメリカにクロ(黒
人)がはいっ て、シロ(白人)が追いだされているような混在地になってい
る」 と発言

トンデモ和製英語「ブ ラック」の使用者は梶山静六並だな



▼2015年04月08日 05:00
サイエンス最前線~進化
ヨーロッパ人も昔は黒かった

http://blog.livedoor.jp/science_q/archives/1851548.html

・・・

肌の色の進化は、3つの遺伝子変異が絡んだ、もう少し複雑なものだった。約4万
年前、アフリカからヨーロッパへ移動してきたヒトの祖先の肌の色は、陽射しの
強い南から来たのだから、恐らく褐色だったであろうと考えられている。また今
回の解析の結果、8500年前スペイン、ルクセンブルク、ハンガリーにいた初期狩
猟民族の肌も褐色だったことがわかった。なぜなら、彼らは肌の色と相関する2
つの遺伝子(SLC24A5、SLC45A2)について、色白の現代ヨーロッパ人がもつ型で
はなく、色黒のアフリカ、東アジア人がもつ型と一致したからだ。

しかし、陽射しの弱いはるか北方では、様子が違っていた。7700年前の南ス
ウェーデン、ムータラ遺跡から出土した7体の人骨は、色白の型の2つの遺伝子を
もち、さらに碧眼と金髪を与える遺伝子(HERC2/OCA2)ももっていた。そして、
7800年前に東方からやってきた農耕民族たちは、色白の型の2つの遺伝子をも
ち、そのうちのひとつ(SLC24A5)が中南部ヨーロッパで急速に広まった。もう
一方の遺伝子(SLC45A2)は、少し遅れて5800年前以降広まった。


 色白の遺伝子が急速に広まるということは、その遺伝子をもつことが子孫を残
すうえで有利だったからだが、なぜ陽射しの弱い地域では、色白の遺伝子が有利
になるのか。それはビタミンDの合成に必要な紫外線をより効果的に吸収できた
からではないかという説が広く知られている。



On 2015/06/08 8:53, 大山千恵子 wrote:
> >自らが働いている搾取企業・無法企業などを称して、~「ブラック企業」
> 
> 自らが働いているのではなくて、解雇された勤務先に対して言っています。
> 
> 大山千恵子
> 
> 2015年6月8日 8:03 檜原転石 <hinokihara at mis.janis.or.jp>:
> 
>> 檜原転石です。
>>
>>
>>
>> 日本在住の外国人の労働者が自らが働いている搾取企業・無法企業などを称し
>> て、日本で流行のトンデモ和製英語「ブラック」を使って「ブラック企業」と表
>> 現しているということでしょうか?
>>
>>
>>
>> ▼解職された語学講師が学校側を提訴 雇用形態が裁判の焦点に
>>
>> サイモン・スコット (原文 2014年4月14日 ジャパンタイムズ )
>> http://www.labornetjp.org/news/2014/0924brkic
>>
>>
>> ・・・
>> 上記の「大変不適切なコメント」とは、おそらくブルキッチ氏がフェイスブック
>> に書き込んだICC外語学院への批判のことだろう。彼はICCを「ブラック企業」だ
>> と書いている。
>>
>>
>>
>> ▼ 2014年4月14日 ジャパンタイムズ
>>
>> http://www.japantimes.co.jp/community/2014/04/14/issues/suit-over-dismissal-to-tackle-thorny-issue-of-language-teachers-employment-status#.VXTI8rsw8fg
>>
>> ・・・
>>
>> The “inappropriate comments” mentioned above most likely refer to a
>> number of postings Brkic made on Facebook, where he criticized ICC and
>> referred to them as a “black company.”
>>
>>
>>
>>
>>
> 
> 


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