[CML 037709] 【拡散願】【彦根】6/4明日 小さき声のカノン 上映 と高畑勲さんのメッセージ文

京都の菊池です。 ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2015年 6月 3日 (水) 19:19:07 JST


【拡散願】【彦根】6/4明日 小さき声のカノン 上映 と高畑勲さんのメッセージ文


転送・転載歓迎


京都の菊池です。

鎌仲ひとみ監督作品
映画「小さき声のカノン―選択する人々」
が、
明日6/4木曜日と明後日6/5、滋賀県彦根市で自主上映されます。

ぜひ、多くの人にお伝えください。
ご都合つきましたら、ぜひご来場ください。


高畑勲さんが、

この映画へメッセージを寄せ、
映画パンフレットの巻頭に載っています。
(※鎌仲ひとみ監督最新作
小さき声のカノン
のホームページ
http://kamanaka.com/canon/
の
コメント
http://kamanaka.com/canon/comments/
のページにも載っています)
ぜひ、お読みください。ぜひ多くの人に伝えてください。



小さき声のカノンについて

高畑勲(アニメーション映画監督)


 被曝線量がどのくらいでどの程度の健康被害が出るのか、個人差もあり、確実なことは誰にも言えない。
しかし、原発事故後、国が許容基準を大幅にゆるめたことはまぎれもない事実である。
これを理不尽と考え、心から心配し、放射能の影響から子どもを守るために、ほとんど補償も援助もないまま被曝地から避難する母親たちがいる。
被曝地に留まって自主的に除染を続けつつ、食物くらい被曝していない地域のものを子どもに与えたい、また、被曝していない地域で子どもを一時的にでものびのびと「保養」させたい、――そう考え、行動する母親たちがいる。
そしてそれを支援する人々がいる。遠隔地から野菜を届ける人々。保養する子どもたちを自分たちの良い環境に受け入れる人々。ベラルーシで着実な成果を上げている「保養」は、日本でも子どもたちの被曝量を確実に引き下げるのだ。

 この映画にはそういう選択をした人々が描かれる。ベラルーシに学んで、でもこちらはやむをえず自主的に、行動を起こした母親たち。
しかし、収入をもたらす夫、子どもの父親である夫との暮らしはどうなるのか。賛成や協力が得られるのか、私は心配になる。また、低線量に不安をつのらせるより、むしろ忘れた方がかえって前向きに生きられるのではないかと考える人の気持ちもわかる。
いまや福島では、行政による除染後の被曝地を離れようとする人々や、その地の食べ物を食べたがらず、風評被害をみずから生みかねない人々を、
“非国民”扱いする空気さえあると聞く。

 けれども、なぜベラルーシでは国ぐるみで出来ていることが日本では出来ないのか、
国や自治体は人々の“愛郷心”につけ込んで、無策を正当化しようとしているのではないか。
私はやはりそこにこそ最大の問題があると感じ、
映画の中の、勇気を持って立ち上がり、多くの人とは別の、希望の道をみずから切り開こうとしているごく普通のお母さんたちのけなげな姿に、心からエールを送らずにはいられなかった。
頑張れ!



彦根自主上映会の案内を転載します。


【拡散願】【彦根】6/4 明日 小さき声のカノン 上映


みなさま

こんにちは、井野です。(重複ご容赦願います)
明日と明後日、滋賀で「小さき声のカノン」の自主上映があります。
まだ参加申し込みが少ないそうですので、お時間のある方、ぜひご参加ください。
以下転送
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あすのわ運営の方でも上映の話はちらほらでてるのですが、明日上映されます。

小さき声のカノンなんですが、米原の渡辺建具店さんが去年のあすのわアースデーで鎌仲監督が映画を作ったものの、財政的に逼迫 してる話を聞き
上映会をしようと企画されたのですが、共催をさそわれたでこ姉妹舎さんが悲鳴をあげてまして…

 小さき声のカノン滋賀県で初めての上映会いよいよ明日です。宣伝が下手だったのか予約がたいへん少なくてピンチ です。

明日4日の上映会場は、1回の上映に80人入れる広い座敷です。お子さん連れの方にもゆったり観てもらい たくて和室を借りました。お昼にはマルシェも開催します。5日の会場は定員20人。こちらも現在あと15人ほど空きがあります

現時点で、予約数が最低見込み人数の半分以下なんです。

とのことなんで拡散してあげてほしいと思います。

場所がちとわかりにくい 八幡方面から 愛知川の本庄の橋を渡ってすぐに斜めに降りる道の下っぽいです。

http://map.yahoo.co.jp/maps?lat=35.20809123&lon=136.16342560&ac=25202&az=111.2595&z=16&id=&fa=pa&ei=utf8&p=%E6%BB%8B%E8%B3%80%E7%9C%8C%E5%BD%A6%E6%A0%B9%E5%B8%82%E6%9C%AC%E5%BA%84%E7%94%BA-2595



http://dekosimaisha.shiga-saku.net/

6月4日(木)@本庄公会堂(彦根市本庄町2595)

◎プログラム
9:30 開場
10:00〜12:00:上映 (午前の部)
12:00〜13:30:マルシェ
14:00〜16:00:上映 (午後の部)
16:00 終了

◎参加費
前売 1500円(高・大学生 1000円)
当日 1800円(高・大学生 1300円)
※中学生以下は無料

◎ご予約・お問い合わせ
メール:inasei8 at gmail.com(稲枝青楽団)
でんわ:090-1582-3388 (池上)

※マルシェ
ごはん、おかし、飲みものあります。
各店舗で産地表示をします。食材について気になることがあれば店主にお尋ねください。
種の交換会・紙芝居・エプロンシアターもあります。

出店者(敬称略)
◎昼ごはん出店
 ほっこりカフェ朴
 沖縄食堂たんぽぽ
 でこ姉妹舎
◎飲みもの出店
 茶楽園
◎おやつ出店
 ゴマシオ堂
 精進菓子よこぼー

※上映中、別室にてお子さまを見守ります。事前にお申し出ください。

■夜の部の上映会■
6月5日(金)19:00〜
@ほっこりカフェ朴 (彦根市尾末町1)
※限定20名

◎Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/793613244054205/

◎渡部建具店お知らせページ
http://watanabetateguten.wix.com/tateguya…

主催:渡部建具店&稲枝青楽団&でこ姉妹舎


「東京電力福島原発事故から4年。事故による影響は安全である・危険であるといった議論からこぼれ落ちる声が存在している。
それは不安な気持ちを 抱えたお母さんたちの声だ。
かつてチェルノブイリ 原発事故を経験したベラルーシでは、子どもたちに何が起きたのか。
お母さんたちはどうやって子どもを 守ろうとしたのか?
福島とチェルノブイリとの時間差は25年、今なおその影響が続いていることは、実は知られていない。
日本のお母さんたちと同様、不安を抱いたお母さんたちが大きな声に流されることなく、直感にしたがって子ども たちを守る道を探し続けている。
事故の衝撃に立ちすくみ、ただ困惑している時期は過ぎた。希望を具体的につくり出す新しいステージに今、私たちは立っている。
迷いながらも日本のお母さんたちが自分たちの意志で動き始めた。
そんなお母さんたちの小さな声が、国境を越えて響き始める。」

鎌仲ひとみ監督最新作
小さき声のカノン
http://kamanaka.com/canon/ 



菊池
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