[CML 038632] レイバー映画祭2015最終案内

Akira Matsubara mgg01231 at nifty.ne.jp
2015年 7月 22日 (水) 20:31:20 JST


松原です。複数のメーリングリストに投稿します。転載歓迎。

 木下昌明さんが『サンデー毎日』に映画祭で上映される5本の紹介記事を書き
ました。以下、紹介します。なお『もうひとつの約束』は今回が最後の上映の機
会になります。『ワーカーズ・リパブリック』『メトロレディーブルース3』は
初公開です。お見逃しなく。なお、20日の南京事件『ジョン・ラーベ』大上映会
は1000人が参加し大成功でした。ドキュメンタリー映画『天皇の名のもとに』へ
の関心も高まっています。

レイバー映画祭2015の詳細は
http://www.labornetjp.org/news/2015/0725kokuti

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●ドキュメンタリー映画好き必見〜社会の“病理”を抉り出す5作品

 何年か前、ネットでサムスン電子の半導体工場で働く若い女子工員が次々と放
射能や有害な化学物質に侵され稀病を患っている映像を見たことがある。工場は
原因を隠し、個人の病気のせいにしていた。

 サムスンといえば、韓国経済(ばかりか政治をも)支配するグローバル企業。そ
の企業の不正を告発したキム・テユン監督の『もうひとつの約束』が、7月25日
開催の〈レイバー映画祭〉で上映される。これは22歳で白血病で亡くなった娘の
労災認定を求め、裁判でたたかったタクシー運転手の実話に基づいたドラマであ
る。父親が娘にも「バカ」といわれたくらいの一念で、坊主頭の娘の写真を掲げ
で巨大企業に挑む、その姿に胸打たれる。映画によると80人もの死者が出てい
る、と。

 この映画を柱に、他に4本のドキュメンタリーが上映される。次に注目したい
のはエンリコ・バレンティ監督らのイタリア映画『誰も知らない基地のこと』
。これは今の沖縄にも光をあていて、辺野古の新基地建設の問題を考え
る格好の素材となっている。そこでは、米軍が基地を増やすために敵を作り、戦
争をしかけるという逆転した論理を暴いている。米国経済は軍産複合体という戦
争経済で成り立っており、戦争を口実にして基地は一種の「公共事業」と化して
いるのである。その一端が、インド洋・ディエゴガルシアの島民を追い出して全
島を基地化し、軍人家族の“リゾート地”にする暴挙に見られる。私たちは基地を
新しい視点でとらえ返す必要に迫られている。

 このほか、1937年の南京で、ジョン・マギー牧師が撮った16ミリフィルムを基
に作られたクリスティン・チョイ監督らの『天皇の名のもとに―南京大虐殺の真
実』、オバマ大統領も支援したシカゴの建具工場の占拠を描いたアンドリュー・
フレンド監督の『ワーカーズ・リパブリック』、メトロの売店で働く女性労働者
が、「定年になっても働かせろ!」と会社の廊下で座り込みをする(これが圧巻
の)ビデオプレス制作の『メトロレディーブルース3』と、未公闘の刺激的な作
品ばかりだ。(木下昌明・『サンデー毎日』2015年8月2日号)

*「レイバー映画祭」7月25日(土)10時15分〜17時20分 東京・田町交通ビル
6Fホール 当日1500円・メール予約1300円。事務局 tel03-3530-8588

●メール予約
http://vpress.la.coocan.jp/yoyaku-labor15.html

●『もうひとつの約束』解説(安田幸弘)
http://www.labornetjp.org/news/2015/0706yasuda

●『もうひとつの約束』予告編
https://youtu.be/Hq6DJe3rzGY

●『天皇の名のもとに』解説(笠原眞弓)
http://www.labornetjp.org/news/2015/0519tenno

●『誰も知らない基地のこと』予告編
https://youtu.be/_-KsYDBtsKg
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