[CML 038609] 今日の言葉 ――戦後70年を経て巨額の戦争賠償を免除されたドイツは再び経済という力で侵略の道を歩み始めた。極東の島では武力による侵略を妄想する者が国を誤らせようとしている。

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2015年 7月 21日 (火) 16:59:38 JST


【ギリシャ国民は緩慢に殺されている】
国民投票で圧倒的多数の緊縮反対の民意を得ながら、IMF、EU、欧州中央銀行が突きつけた緊縮策より、さらに厳しい条件
を承認したチプラスが背信の首相であったことは、明らかだ。ギリシャ民主主義の勝利はつかの間も続かなかったのだ。国民
投票当日、財務相が辞任した。交渉を円滑に進めるために、EUをテロリスト呼ばわりする、EUに対する強硬姿勢が顕著な財
務相が自ら引いたという表向きの発表だった。しかし、その後の進展は予想を超えるものだった。議会も圧倒的多数で、超緊
縮案を承認した。ギリシャ国民にとって、これほどの裏切りはない。国民は十分に知っていた。反緊縮の道が容易ではないこと、
反緊縮の結果、当面は言語に絶する混乱が起きるかも知れないこと。そうしたことを覚悟して、ギリシャ国民、とくに若者たちは
反緊縮に一票を投じたに違いない。なぜなら、反緊縮のもたらす混乱には未来があるが、緊縮政策には、未来がないことを体
感していたからに他ならない。(略)ギリシャで起きたことは、ウクライナで起きたことに似ているのかもしれない。ウクライナのヤ
ヌコビッチは、EUの支援からロシアの支援を受ける方針に転換した。その結果、クーデターによって追放された。この顛末と類
似した事態が、ギリシャ政界を揺るがせていたとしても何の不思議もない。今回、改めて浮かび上がったのは、EUでのグロー
バリズムの盟主はEUの一人勝ち国家、ドイツだということだ。われわれは、ドイツに対して持つイメージを変える必要があるの
かも知れない。(略)ギリシャは、土壇場の国民投票のツケを、当初のEU案にはなかった、国有資産の基金化という代償で払わ
される。緊縮政策は、当然ながら、ギリシャ財政をいっそう悪化させる。ギリシャは、いずれ国有資産を民間に売却せざるを得
ない。ギリシャの国有資産を手に入れるのは当然のこと、グローバル資本である。これは、侵略であり、植民地支配ではないの
か。見えにくいが、ギリシャ国民は、緩慢に殺されている、のだ。第二次大戦から70年を経て、巨額の戦争賠償を免除される、
寛大な措置を受けたドイツは、再び、侵略国家になる。同じく、寛大な講和の恩恵を受けた極東の島では、こちらは武力による
侵略を妄想する者が、国を誤らせようとしている。(街の弁護士日記 2015年7月19日) 


【山中人間話】
・学者1万人超が抗議声明=強行採決「民主主義の破壊」―東京(時事通信) - 
Yahoo!ニュース
・ニューヨーク・タイムズ社説、安倍政権の非民主的手法を批判。学者の会にも言及しています。
↓↑
・安保法案に反対 学者など150人が訴え
・日本会議メンバーである3人の女性閣僚の靖国参拝理由を個々に丁寧に報道した昨日のNHKニュース7。これではNHKは靖
国参拝を正当化する日本会議の政治宣伝の片棒を担いだ言われても仕方ない。

・安倍首相のテレビ出演がぼこぼこにされてます。人前に出て話せば話すほど安保法制の非論理性・非現実性が国民に周知
されるのですから、首相には毎日テレビに出て欲しいです。官邸もぜひ首相には夏休みなしでびしっとスケジュール組んでくだ
さい。あの「生肉」模型も使い回しで。

・安倍首相生出演 その1
・安倍首相生出演 その2
・安倍首相生出演 その3
・安倍首相生出演 その4
・安倍首相生出演 その5

以下、省略。詳細は下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1401.html


東本高志@大分
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http://mizukith.blog91.fc2.com/ 



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