[CML 038539] 「うりずんの雨」は 血の雨 涙雨 礎の魂 呼び起こす雨

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2015年 7月 18日 (土) 07:12:01 JST


ドキュメンタリー映画「沖縄 うりずんの雨 戦後70年 沖縄は問いかける」 <http://okinawa-urizun.com/>

題名の短歌は、映画のなかの歌から。下の句の礎は、いしじと詠む。

「うりずん」は、潤い初め(うるおいぞめ)が語源とされ、冬が終わって大地が潤い、草木が芽吹く3月頃から、沖縄が梅雨に入る5月くらいまでの時期を指す言葉。

4月1日から始まった沖縄地上戦がうりずんの季節に重なり、戦後70年たった現在も、この時期になると当時の記憶が甦り、体調を崩す人たちがいることから、沖縄を語る視点のひとつとして、本作のタイトルを『沖縄
うりずんの雨』としたとのこと。

* 第1部 沖縄戦*

* 第2部 占領 *

* 第3部 凌辱*

* 第4部 明日へ*

50年に海兵隊員だったダグラス・ラミスは、大学に堕ちた米軍機について鋭い分析をする。実は30年前に彼の『イデオロギーとしての英会話』を読んで、アジア太平洋資料センターでダグのクラスを受講したんだったわ。

石川真生が墜落当時の写真を取った様子、なぜ写真を続けたかも現れてくる。

確か前作の「ゆんたんざ沖縄」の頃、スーパー経営者として商工会議所のホープでもあった知花昌一
読谷村議員。いま知花一昌僧侶が、たいせつに保管した「日の丸」を手に語る話も、重い。聞くべき言葉。

戦争の圧倒的暴力。兵士からの暴力、兵士間の暴力。暴力の連鎖が、よく分る。

ジャン・ユンカーマン監督 <http://rooftop.cc/interview/150629200553.php>
の2時間28分、渾身の作。現時点での最高作。

いま、まさに観るべき映画だ。

岩波ホール <http://www.iwanami-hall.com/>ほか全国上映中。



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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


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