[CML 038347] 「海の日」反対 7・20大阪集会

吉田 宗弘 mnhryoshi at yahoo.co.jp
2015年 7月 7日 (火) 16:20:57 JST


反戦反天皇制労働者ネットワークの吉田です。
 
下記の集会を行いますので、参加を呼びかけます。
 
■「海の日」反対7・20大阪集会
  ―領土教育という排外主義の強要を許さない―
◇日時 7月20日(月)午後1時30分~4時30分    
◇場所 大阪市立弁天町市民学習センター
JR環状線・弁天町駅北口200m / 地下鉄中央線・弁天町駅西口(2)A出口200m
(大阪市港区弁天1丁目2−2オーク2番街東館7F 電話:06-6577-1410)
◇発題 
1、竹島(独島)に波高しー検定中学校教科書の虚を暴く
        黒田伊彦さん(「竹島の日を考え直す会」副会長)
 2、今なぜ領土教育か 学校と社会に対する思想統制
       加藤智久さん(退職教員)
◇参加費(資料代含む) 500円(経済的に厳しい方は受付まで)
◇主催 参戦と天皇制に反対する連続行動
 
いま自民党などの極右勢力から、「国民の祝日」海の日を「7月20日」に固定すべきとの声が出てきた。毎年「海の日」が変わるのは、「海の日」を単なる休日とするもので、この日の目的「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」をないがしろにするもの、というのだ。「7月20日」が天皇ゆかりの日ということも関係しているに違いない。日本が世界に軍事的にも打って出て覇権を確立しようとする今、天皇制に裏打ちされた「海洋国日本」の国威発揚が何よりも重要というわけである。
 戦争の時代、「国民の祝日」海の日が民衆を戦争に動員する、支配階級のきな臭いプロパガンダの日にされようとしている。
 
◇日比共同軍事演習という対中国戦争挑発
 釣魚諸島(尖閣諸島)をめぐって東中国海の軍事的緊張を激化させてきた安倍晋三極右政権は、今度は緊張高まる南中国海で軍事挑発にでた。海上自衛隊が6月23~24日、フィリピンが南沙諸島の「防衛拠点」とするパラワン島で、P3C(対潜哨戒機)を使ってフィリピン軍との共同軍事演習を行ったのである。南中国海では初めての2国間軍事演習だ。いま、なぜ、中国を仮想敵国とした演習か。
「南沙〔諸島〕もホルムズ(海峡)もシーレーンという共通性がある。シーレーンは生命線」だ(中谷元・防衛相)、シーレーンの封鎖が「我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険」があるなら、集団的自衛権行使、つまり戦争は可能だ(安倍首相)、ということなのだろう。南中国海はシーレーン問題で、東中国海の尖閣諸島(釣魚諸島)問題とならんで戦争対象地域なのだ。安倍政権は戦争諸法案の成立を待たずに、中国を仮想敵国としてどんどん戦争訓練の先取りをしているのである。
 
◇「海の日」のおぞましい出生と戦争
「海洋国日本の繁栄を願う」国民の祝日「海の日」は、その出生からして戦争目的のおぞましさをもっていた。
 「海の日」は、戦前の「海の記念日」の復活である。
「海の記念日」は太平洋戦争直前の1941年6月に制定された。「7月20日」となったのは、1876年に明治天皇が北海道・東北「鎮撫巡行」の帰途、明治丸で横浜に帰着した日を記念してのことである。
 衆議院内閣委員会(94年12月6日)の議事録に松本善明議員(共産党)の次のような発言(要旨)がある。
 
海の記念日の設定を担当した、当時の逓信省管船局長の尾関将玄は、雑誌『海運』(41年7月1日号)で次のように書いている。「わが水産、海運其の他海上産業が皇国発展に寄与した貢献は、はかり知るべからざるものがあらう。なかんづく、戦時下重要物資の海上輸送が、わが国死活に関する重要性」は容易に理解できる。「いまや皇国は振方未曾有の艱難に遭遇している」。「ここにおいて、徹底的なる戦時態勢を必要とし何よりも国力を充実すべき」「海の記念日はかやうに、堅実なる国力の充実をはかるための契機たらんとする」ためだった。つまり、海の記念日を設けたその意図が、侵略戦争の遂行上、海上輸送で船員や船舶の徴用と調達のために、海運関係者だけでなく、国民こぞって支援する雰囲気をつ
くることだった。  ……(中略)……
 42年7月20日の朝日新聞、見出しは「けふ大東亜に轟(とどろ)く海の記念日」、43年は「けふ海の記念日 太平洋の隼、必殺の出撃」、写
真は「ソロモン水域に勇戦するわが水雷戦隊」。このように侵略戦争の国威発揚に利用されてきたことがよくわかる。
 
これが「海の日」に衣替えする「海の記念日」の天皇制に刻印されたおぞましい出生である。そしていま、極右政権は「海洋国日本の繁栄」は戦争によって獲得できると戦争にまっしぐらである。
 
◇戦争・戦争法案阻止、「海の日」の廃止を
 いま極右勢力は、このおぞましさを国威発揚だと大声をあげ始めている。戦争と戦争法案と改憲を阻止するとともに「海の日」を廃止させねばならない。
 「海の日」反対7・20大阪集会への参加を呼びかける。


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