[CML 035930] シャルリー・エブドの虐殺:戦争を扇動し自由を破壊する別の演出された出来事なのか?

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2015年 1月 20日 (火) 22:37:03 JST


みなさまへ     (BCCにて)松元

パリ襲撃事件のピークとなった11日のフランス市民の自発的デモに便乗して、オ
ランド政権は各国首脳を集めて俄かデモを 演出した。世界の市民は、フランス
全土で370万という市民の数よりも、言論の自 由どころか生存の自由さえも奪っ
ているテロと弾圧の張本人たちの大猿芝居に驚かされた。1982年 のサブラ・
シャティーラ虐殺を皮切りにレーガン時代に展開された米-イスラエル出 自の
「反テロ世界戦争」は、ついにヨーロッパ内部での永久戦争宣言に至ったといっ
てもいい。

言論の自由、フランスのエスプリ、人道、西洋の価値、こう したものがその二
枚舌の泥沼にずぶずぶと落ち込んでいくのを世界は目の当たりにしている。イス
ラームの数百万の犠牲者への関与をいささか も顧みることなしに、市民たちが
「私はシャルリー」と叫び、テロを増殖してきた張本人たちがショックドクトリ
ンよろしく監視国家づくりと 反ユダヤ主義の利用を隠しながら言論の自由を叫
ぶ。オバマはその直後、サイバー・セキュリティを強調した。「反テロ世界戦
争」を対テロ対 イスラームを口実に西洋内部でも実行していく宣言だ。370万市
民と猿芝居の政権 指導者に共通するのは、自分たちこそ自由と正義の守り手で
あるという「うぬぼれ」だ。「人間の尊厳」を隠れ蓑にしたこの「うぬぼれ」、
カ ウボーイ帝国主義を、テロと人種差別のシオニズムを、西洋十字軍を、植民
地主義を、生み出しているこの度し難い「うぬぼれ」はもうごめん だ。

シャルリー・エブド事件への論評はすでに世界中に噴き出し ているが、ここに
紹介するのは、11日のデモンストレーションの前、事件直後に書 かれた比較的
早い分析記事である。著者ブランドン・マルティネスは現代史、国際問題、イス
ラエル/パ レスチナ問題などを専門とする在カナダの若い独立系ジャーナリスト
である。表題にあるように、早くから背景にある問題に目配りしている。 日本
問題も国際的なパッチワークに嵌め込まなければ見誤るだろう。ちなみに本日
ニュースとなった「イスラム国の日本人人質事件」も、この 論考を下敷きにす
ると対ISIS連合に日本を抱き込む一里塚となるだろう。集団的自衛権の出番
というわけだ。拙訳ですが紹介させていただ きます。(2015年1月20日記)

【ご参考】数ある日本語のもので、私自身は檜原転石さんが 紹介されたハフィ
ントンポスト誌のこの論考に共感しました。

▼Mehdi Hasan Political director of The Huffington Post UK

「イスラム教徒として言おう。「言論の自由」原理主義者の 偽善にはもう、う
んざりだ」

http://www.huffingtonpost.jp/mehdi-hasan/charlie-hebdo_b_6476358.html

*Charlie Hebdo Massacre: Another Staged Event to Incite War and Destroy
Freedom?*
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*シャルリー・エブドの虐殺:戦争を扇動し自由を破壊する 別の演出された出来
事なのか?*

ブランドン・マルティネス(Brandon Martinez)(松元保昭訳)

2015年1月11日

インティファーダ・パレスタイン

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***オーウェル的世界となったオランドのフランスでは、「言論の自由」はイス
ラームを貶める人々にだけ 約束されている。だが一方、シオニズムとユダヤ人
例外主義への批判者たちは、最初に烙印を押され次いで犯罪者とみなされる。か
つ ての自由な国の本物の黒幕へのオマージュ。*

*「イスラム主義者」がまた襲撃―すくなくともそれは最近のパリの暴挙の背後に
いる連中が私たちを信じさせ たいことだ。***

(1月7日) 水曜日に、マスクをした2人のガンマンが新聞のリーダー全員を暗殺
するためにAK-47を使ってパリに本拠がある風刺新聞シャルリー・エブドの本部
を襲撃した。暴れま わったあげく、ほとんどがシャルリー・エブドの従業員と2
人の警官、12人が殺害された。何日か後に、パリの射撃手に関係があるという別
の2人の戦闘員によっ てさらに無差別な市民4人がユダヤ人の食料スーパーで銃
殺された。



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