[CML 036205] Fwd:報道するラジオ2015/2/6 イスラム国日本人人質殺害事件 日本政府の対応を検証、アブダーリ・マーゼンさんと大野元裕氏のお話

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2015年 2月 9日 (月) 11:33:07 JST


転送します。

8/16に湯川さん拘束され、イスラム国の仕業と判明
後藤さんが湯川さん救出に向かい、拘束→イスラム国の仕業と容易に推測できたはず

安倍首相がカイロでイスラム国対策の2億ドル支援を表明⇔これまでの総理、外相は難民・社会インフラと言っていた

国際司法裁判所で、後方支援=武力行使の判決

湯川さん殺害後の安倍首相「罪を償わせる」声明→2日置いて英訳を配布→「復讐」などと勝手に翻訳される

英訳配布が遅れた理由→大野元裕氏、声明に誰かが手を加えと想像され、対策本部、NSCの承諾が要り、複数の役所を経たためと推測。

太田光征


-------- Forwarded Message --------
Subject: 	[uniting-peace:3303] 報道するラジオ2015/2/6 イスラム国日本人人質殺害事件 日本政府の対応を検証、アブダーリ・マーゼンさんと大野元裕氏のお話
Date: 	Fri, 6 Feb 2015 22:02:16 +0900 (JST)

 永岡です、報道するラジオ、今週も毎日放送アナウンサー水野晶子さんの司会、ジャーナリスト・元毎日新聞論説委員の平野幸夫さんの案内で放送されました。

 ニュースは上田崇順さんの担当でした。ヨルダン軍がイスラム国を空爆し、パイロット殺害の報復です。ヨルダンの英字新聞は、ラッカを空爆したと報じ、戦闘機数十機で、イスラム国55人死亡との情報もあり、国王はパイロットが殺され、容赦ない戦いをするとして、国王が指揮して、パイロットの出身地で追悼式、有志連合のUAEは空爆をせず、パイロットがイスラム国支配区域に墜落したときの対策がないためで、アメリカは特赦舞台を配備しました。

 今週ももちろんテーマはイスラム国日本人人質殺害事件で、今回は日本政府の対応がどうか、検証します。

 まずは、在日ヨルダン人のアブダーリ・マーゼンさん、ヨルダンの方から見たらどうか、ヨルダン人の今の気持ち、ヨルダンの立場と、ヨルダンの国家の位置に付いて語られました。拓殖大の講師のマーゼンさん、お電話でのお話です。

 マーゼンさん、2001年に来日して15年め、ヨルダンに家族もいて、この、ヨルダン軍の空爆再開について、マーゼンさん、ヨルダンの人は、簡単に考えられず、ヨルダン人はイスラム国に怒りを持ち、この怒りを国の政策にどうするかで、空爆再開のこと、戦争は戦争で、殺し合い、戦争の中に関係ない国民も犠牲になり、戦争は早く終わって欲しいのです。

 空爆を喜べず、空爆をイスラム国にしたら、シリア国民に害もあり、イスラム国は何千人のグループで、普通の国民も巻き込まれるからです。

 どうしたら戦争を止められるかです。

 平野さん、マーゼンさんの話を聞き、ヨルダンは日本に馴染みも少なく、しかしヨルダンにお世話になり、ヨルダンを水野さん紹介され、国王を元首(アブドラ氏)、日本の1/4の国、いろいろな国と隣りあわせで、イスラエル、サウジ、イラク、シリア他と紹介され、人口は650万足らず、少なく、7割がパレスチナ難民、サッカー、文化もあり、平野さん、日本から見たらアラビアのロレンス、第1次大戦のヨルダンが舞台で、工作員のことを描き、足抜けをして、統一アラブの国を作るべきであったのに、イギリス、フランスの秘密協定で分割され、周りに様々な国を接するため、いろいろなところと仲良くすべきで、イスラエルと平和条約を結び、緩衝役です。

 マーゼンさん再登場で、リスナーより、宗教の質問があり、95%はイスラム教、5%はキリスト教で、それでもイスラエルと上手くやり、日本人人質は、ヨルダンでの報道、週1回報じられ、しかし将来は不透明で、緊張感もあった。

 ヨルダンはイスラム国との態度では、国民と政府の考えが異なり、政府は有志連合に入り戦うが、国民はイスラム国がイスラムの代表ではなく、シリア、イラクに国を作り、イスラムと関係ない、「犯罪国」で、国民はこれを作ったのは、イラクはフセイン時に軍隊を持っていたが、戦争で負けてフセインは処刑されたのに、イスラム国はなぜ、続くのか、不思議なのです。

 平野さん、イスラム国を作ったザルカウイ氏、ヨルダン人と指摘され、こことイスラム国の関係を問われて、マーゼンさん、アルカイダのメンバーが入り、しかしイラクはフセイン後わけが分からず、スンニ派とシーア派、ヨルダンでは問題はなく、しかし政治的には問題になり、マリキ首相、イラクの西に問題を起こし、その時にフセインの側近がイラクに入り(去年)、スンニ派の人と、イラクと戦うとなり、砂漠に住むスンニ派は、政府と戦うことになった。それで、イスラム国を作った。

 ヨルダンの空爆について、イスラム国を壊滅させられるかについては、マーゼンさん、先進の戦闘機を使い、情報も入り(衛星)、空爆したいところは上手く出来ると言われました。以上、マーゼンさんのお話でした。

 続いて、中東研究会で参院議員の大野元裕氏、シリアやヨルダンの大使館勤務経験もあり、日本の政治家や外交官の対応が適切であったか、お話をされました。大野氏は現地で書記官をやりました。

 国会では野党が政府を追及し、なかなか情報が出ず、平野さん、交渉は微妙であるが、政府のやることが分からず、副大臣も情報を出さず、ちゃんと交渉していたのか、1/20の画像公開以前に、政府は何をしていたのか、まったく分からず、後藤さんは11月1日に行方不明を政府は把握していたのに、正式には12月3日と政府も認めています。

 そして、大野氏の、お電話でのお話、政府の対応を検証すべきで、知るべきことについて、1/20以降の表の交渉は分かるが、それ以前のこと、対応が適切か、ヨルダンを出したことも適切か、各国との働きかけも分からず、批判の前に検証がいるのです。

 リスナーの質問で、国会を見たら、後藤さん拘束〜映像公開までの政府の対応について、何をしていたのか、政府はイスラム国と分からないというものの、後藤さんの奥さんに身代金が請求されており、イスラム国から接触があったのに、なぜやらなかったとあり、大野氏、メール一つで確定は出来ず、しかし8/16に湯川さんが拘束され、ビデオも出て、イスラム国の仕業なのに、湯川さんを後藤さん助けに行き、それで拘束され、ならイスラム国にやられたわけで、この検証が必要というのです。

 イスラム国にやられたと、外務省も知っていたわけで、それなのに安倍総理は中東歴訪し、なぜこの時期に行ったか、中東は昨年湾岸(産油国)に行き、今度は石油の出ない内陸に行き、1/17の阪神・淡路20年式典も見捨てて行き、これも検証が必要+フランスのテロもあり、戦略、リスクも考えるべきであったのです。

 リスナーより、安倍総理の発言で悲劇になり、安倍氏は知らなかったのかと聞き、大野氏、2人行方不明で、湯川さんはイスラム国と政府も分かり、それで1/17に、カイロで、イスラム国と戦うところに2億ドルやると安倍氏いい、これまでの総理、外相は難民・社会インフラと言っていたのに、今回安倍氏の発言が引き金とは思わないが、しかし安倍氏の発言で、日本は十字軍に入ったと、悪意ではあるが、口実になり、これについて、安倍氏がどういう戦略で言ったか、検証すべきなのです。

 平野さん、有志連合に日本が入っていたこと、国民は知らず、大野氏も、国際司法裁判所で、後方支援=武力行使の判決も出て、日本の行為は議論がいると指摘し、平野さん、閣僚級会議に入った=イスラムの敵と指摘され、大野氏、イスラム国は全世界の敵で、しかし日本がアメリカ、フランス、イスラエルと同じと見なされる=新しい事件の口実にされるのです。

 まず、1/20までの段階で日本政府が何をしていたか、日本大使館で、どういう交渉をしていたか、大野氏、日本大使館について、情報収集が最初、交渉のパイプが要り、交渉人が商売で出てきて、イスラム国の、どういう人物と接触できるか、相手と交渉できる=相手に情報が行くリスクもあり、この2つが重要。

 さらに、湯川さんの足跡を追う必要がいり、イスラム国の、本当の狙いを探り、交渉成功時、安全の担保もいる。

 信頼できるパイプを、日本政府、外務省は、大野氏、持っていても、信頼できるか、日本政府も依存できるか、交渉に至らなかったというのです。菅長官、接触できなかったといい、これについて大野氏、菅氏の発言は、アメリカの殺されたフォーリーさんの交渉で、アメリカ政府は前に出ず、国と国の交渉をテロリストとせず、弁護士を立てて、個人を装いやるべきで、菅氏の発言の意味は、個人として接触したが、ダメであった。

 有力ルートは、奥さんに来たメールで、IPアドレスから、弁護士を介し交渉もあったのです。奥さんのメールに関しては、政府は明らかにしていません。

 情報の公開について、大野氏、人質事件では、交渉中は出せない、相手国政府に迷惑をかけられず、下手したら殺され、しかし日本は有志連合に入り、外国にいる日本人のための検証はいると言うのです。

 平野さん、ヨルダンでの交渉はよかったのかと聞かれて、大野氏、日本がヨルダンを指定したのではなく、パイロットを持っていたヨルダンが名乗りを上げて、こうしたら、ヨルダン以外の国を使うと、違う意味が出てしまい、ヨルダンを使う判断は、間違っていなかったと大野氏、言うのです。

 つまり、トルコとのルートはヨルダンに絶たれ、トルコはイスラム国との交換のものを持っていなかったのです。

 ヨルダンの政治状況は、内政が安定せず、アラブの春のあと、デモも毎年起こり、イスラム国シンパも3000人、サウジより多く、微妙+パイロットで世論が沸騰し、パイロットを優先せざるを得ず、石油価格の低下で経済も大変(出稼ぎも減る)、日本に恩を売りたく、パイロット奪還は、ヨルダン政権の苦渋の選択であったのです。

 政権が不安定で、日本に恩を売りたい=お金が欲しい、シリア難民は2〜3割も入り、難民対策も大変で、難民は登録せず働き、最下層の人の職を奪い、ヨルダンのしんどい人を、さらに苦しくしているのです。

 日本が身代金を払うことは、可能性はないわけではないが、2億ドルを交渉なしに払うのは、官邸の機密費で足りず、払えないと大野氏、言うのです。

 今回、国境近くまで人質は来ていたとも言われて、大野氏、裏が取れないが、長い距離をコンボイでやったら上空から監視され、さらに夜は暗視ゴーグルがアメリカにあり、昼と夜で技術力の差があり、本当に交換の可能性も否定できないのです。

 ヨルダンにいた中山氏は、政治的な判断で総理とつなぐためにいて、ヨルダン王室の窓口に表敬も要り、そこで相手のランクの高い人に合わせる必要があったのです。

 現地での情報収集は、現地は噂の世界で裏を取るのが不可能、裏を取るより、情報筋の信頼性に頼り、人の命のかかるもので、判断に時間もかかるのです。

 リスナーより、安倍総理の、日の丸+イスラエルの国旗での発言への批判があり、安倍氏の中東での評判について質問があり、大野氏、日本人に親近感はあるが、イスラエル国旗で世論は引き、限られた選択肢でアラブの世論は大事で、イスラム国は世論に訴え、しかし安倍氏のやり方で中東は引き、アメリカ人は別の勢力に助けられ、世論を味方につけるのに、イスラエル国旗をバックにしたのは大失態で、演出かも知れないが、瑕疵はあったのです。

 これについて、外務省の対応、会見は40分延びて、日本から来た人が対応できたのに、やらなかったのです。

 そして、湯川さん殺害後、安倍氏、罪を償わせると、相手を刺激していると平野さん指摘され、大野氏、威勢のいいことを言うと、罪を償わせると安倍氏は声明で書き、しかし英文翻訳に2日かかり、その後、トルコ他で復讐などと、勝手な翻訳をされて、インパクトのある英語、アラビア語で伝わったのは不用意と、大野氏言われました。当日英文を配らず、2日置いてやったのは、慎重ではなかったのです。

 遅れた理由は、大野氏、外務省の生命に誰かが手を加えたと想像され、対策本部、NSCの承諾が要り、複数の役所を経たため遅れた。

 NSCの動きも問題で、NSCの中身も問題、リスナーから、秘密保護法の懸念が指摘され、大野氏、政府が情報を握り、野党のやることは難しく、野党はカイロ演説の検証、奥さんへのメールの検証を政府にさせるしかないのです。それでないと、適切な対処にならず、情報公開にならないのです。

 また、安倍氏、自衛隊派兵を言ったが、国際法上、ウィーン条約(警察権)しかなく、ドイツ、オーストリアでは自衛権の行使になり、日本が攻撃されら成り立つが、誘拐は想定せず、情報収集、運行は可能で、しかし法制度が出来ても、自衛隊は接近戦で撃てず、法制度+実戦の問題があるのです。以上、大野氏のお話でした。

 今週のお話、平野さん、大野氏の話で交渉過程の疑問が出て、政府の外交力が問われているのに、政府は自衛隊派兵の恒久法を、憲法が禁じているのにやっていると指摘され、国会承認なしの前のめりは疑問と締めくくられました。

 これ、小出先生の原発のお話も怖いですが、今回の大野氏のお話、日本がさらにテロ、そして戦争に巻き込まれる危険性を感じて、キーボードを叩く手も震えました。このお話、例により、私に無断でいくらでも拡散してください、安倍極右政権の軍国暴走を許したら、日本は破滅です!

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以上、転載


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