[CML 036122] 残念です

T.kazu hamasa7491 at hotmail.com
2015年 2月 1日 (日) 13:34:47 JST


みなさま
いま、ご子息後藤健二さん虐殺の報に接した
お母様の悲痛なコメントを拝聴しました。

東京新聞朝刊はまだこれが入電する前の紙型ですが
示唆にとんだ2つコラムが掲載されています。 


1つは、
27面特報欄の山口二郎氏の「惨事便乗の政治」で 


テロとの戦いを叫ぶことを
ますます強い副作用をもつ「偽薬を売り込む」ことに
例えています。

2つ目は、
5面の木村太郎氏の「中東権謀術数の産物」です。
「イスラム国」をフランケンシュタインに例えて、
この怪物が生まれた根本を歴史的に考察しています。

これらを読んで、
私は、中東に存在するもうひとつのフランケンシュタイン、
メディアが批判することを極端に避ける、ひとつの怪物を想いました。
進んだ民主主義的政治体制をもち、
科学でも文化でも、先進国としての豊かさを誇る
福祉も充実した中東国家、すなわちイスラエルです。

国内的には
「野蛮とは対極の超近代主義」にありながら、 


パレスチナの人々に対しては、
入植地を拡大するために土地を奪い、
その居住地を高い壁で囲い込み、
武力による弾圧を日常とする
野蛮の限りを尽くす二重人格の国
イスラエルです。

積読になっていた重信メイさんの新書も急ぎ読んでみました。
「アラブの春の正体・・・欧米とメディアに踊らされた民主化革命」
です。

「アラブの春」は5年前にはじまりました。
この本は2年前に出版されたものです。
すでに挫折と混乱の兆しが見えてきた3年間の状況、
アラブの国ごとに違う国内事情と、外国からの介入ありさまを、
解説しています。

本当の「テロとの戦い」は、
アラブに今日のような混乱をもたらした、
イスラエル&欧米諸国と、その召使(過激派武装集団をも含む)が
総反省することからはじめなくてはならないのです。

重信メイさんの本は、
「アラブの春」から3年間の推移を記述したものですが、
そこに描かれたグラフの線を
さらに2年先まで延ばした結果が、
今朝の後藤健二さんの悲報だったのです。

ni0615田島拝



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