[CML 039372] 明日8/28(金)「原発メーカー訴訟」の第一回口頭弁論@東京地裁101号法廷

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2015年 8月 27日 (木) 00:29:36 JST


紅林進です。


私も原告の一人となっています、事故を起こした福島第一原発の原子炉を造った
原発メーカーである、GE、東芝、日立のメーカー責任を問う「原発メーカー訴訟」の
第一回口頭弁論が、明日8月28日に東京地裁で開催されます。

他の製品であれば、事故を起こせば、当然、メーカーの製造物責任が問われますが、
原発だけは、原発メーカーの製造物責任が免責されます。原子力損害賠償法(原賠法)
で、電気事業者(電力会社)に責任を集中するという名目で、メーカー等の責任が免責
されています。この裁判は、原子力損害賠償法(原賠法)の免責規定自体が憲法違反
だと争う裁判でもあります。

そもそも米国などが日本などに原発を売り込み、原発を導入させたときから、この原発
メーカーの責任を免責する制度は導入され、今や日本だけでなく、インドを例外として、
他の多くの国々でもこのような原発メーカーを免責させる制度が押し付けられています。
原発を輸出しようというメーカーにとっては、まことに都合のよい、虫のよい制度で、原発
事故によって甚大な被害を受ける方の国々の人々、市民にとっては、とんでもない制度
です。このような原発メーカーに都合のよい制度があるからこそ、原発メーカーは原発を
安易に輸出するということになります。

原発メーカーは、福島原発事故の責任を取るどころか、日立、東芝、三菱重工という、
日本の世界的原発メーカーは福島原発事故などなかったかのように、海外への原発輸
出に躍起となっていますし、安倍政権も原発メーカー首脳と一体になってトップセールス
で海外に原発を売り込もうとしています。

そのような原発輸出をやめさせるためにも、原発メーカーの責任を問う、この「原発メーカー
訴訟」は重要です。

明日8月28日(金) の午前10時から東京地裁101号法廷で開催されます第一回口頭弁論
にぜひお集まりください。
(口頭弁論は午前10時からですが、たぶん、傍聴券は抽選になるので、午前9時までに
傍聴整理券配布場所にお集まりください。)

(転送・転載・拡散歓迎)

「原発メーカー訴訟」の第一回口頭弁論@東京地裁

この「原発メーカー訴訟」というのは、原発の大事故を起こした福 島第一原発の原子炉を
造ったメーカーであるGE、東芝、日立のメーカー責任を問う裁判です。(「原子力損害賠償法」
により電力会社のみが賠償責任を負い、原発メーカーは賠償責任が免責されている) 

原告数は3月時点で3,860名(国内:1404名、国外:2456名)です。

 この第一回口頭弁論が下記の内容で開かれます。

大変集まりにくい時間帯となっておりますが、大変重要な裁判ですので多くの方々が参加して
下さいま すようお願い申し上げます。

期日:8月28日(金) 午前10時~(傍聴整理券配布は9時~)
      ※傍聴希望者多数の場合は抽選になります。

場所:東京地裁101号法廷
    アクセス http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/


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