[CML 039277] 人口が減ったら何が悪いのですか、Re: 若く産んだら「若すぎる」 

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2015年 8月 22日 (土) 07:32:24 JST


2015.8.22
色平哲郎さん
お世話様
>一方で、子どもの数が減れば、将来的に社会的なつながりや支えが弱まり、
国の活力が衰えてしまう。

これも脅しではありませんか。
国の活力とはなんですか。
私は世界中で人口は多すぎると思っています。
これは自然破壊につながります。
こどもが減ってなにが悪いのですか。
活力とは戦争要員・兵員の充足が間に合わず困るのですか。
人手が足りなければ、世界中で何も生産しない軍人(兵隊さん)
の募集を停止すべきでしょう。

日本は過去、口減らしと称して朝鮮・中国を侵略し、満州移民を行いました。

>女性が子どもを産みやすい環境、安心して産める仕組みをどうつくるのか。

これは当然です。
しかし、無理して産むことはなく、人口が減って何が悪いのか、理解できません。

              (さいたま市 石垣敏夫)

以下転載です

若く産んだら「若すぎる」 

日本農業新聞15年8月20日

コラム JA長野厚生連佐久総合病院地域ケア科 医師 色平哲郎

少子化の流れは、なかなか止まらない。
社会が豊かになり、女性の高学歴化、社会進出が進んだことが背景にあるといわれてい
るが、
世間の出産への偏見、無遠慮なまなざしも「産みにくさ」の根っこにあるのではないだ
ろうか。 

こんな戯(ざ)れ歌がある。 

若く産んだら「若すぎる」 
遅く産んだら「遅すぎる」 
一人産んだら「一人だけ?」 
たくさん産んだら「やってける?」 
一人で産んだら「父親は?」 
産まなかったら「かわいそう」

私の周りの人たちにこの歌を紹介すると、次から次へと反応が返ってきた。 
「まったく。この通り。いろいろ言ってくる人がいるけど、おまえの人生かって」 
「次男を産んだ時、『3人目、女の子頑張らなきゃね』と言われた。ほっといてほしい
」 
「出産が負担にならない程度の前向きな言葉を掛けるか、何も言わないかにしてよ」 
「かなり高齢で息子を産みました。もうボケているヒマなんかない。泣きそうです」 
「要するに日本は農耕社会だから、こんなおせっかいをするんとちゃう?」 

などなど、出産にまつわる切実な思いが続々と届いたのである。
それぞれの生き方が尊重される社会にしたいのは、誰しも同じだろう。 

一方で、子どもの数が減れば、将来的に社会的なつながりや支えが弱まり、
国の活力が衰えてしまう。
では、女性が子どもを産みやすい環境、安心して産める仕組みをどうつくるのか。

2020年東京五輪のために、バブル期の発想で2500億円以上も掛けて
巨大スタジアムを造るより、その金をお産の経済的支援に向けたらどれだけ助かること
か。
昨今の政府のかじ取りは首をかしげることばかり。
原発再稼働にしろ、沖縄の基地問題にしろ、将来に多大なツケを残している。

少子化対策は簡単に答えは出ないが、せめて若いカップルに
「そろそろおめでた?」なんてぶしつけな質問はしないでいたいものである。


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