Re: [CML 039253] 8/29 セミナー「海軍の謀略・大山事件&父のアルバム」
motoei at jcom.home.ne.jp
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2015年 8月 21日 (金) 06:22:44 JST
楠さん
お世話様
★ 安保法制が成立すれば、それは70年前の日本に戻るも同じ。
★ 原発も、戦争も、一旦は、もうこりごりと止めたものなのに、なぜ?どうして?
このフレーズは的確です広めましょう
◆ 愚かな「第2の大本営」・安倍内閣を許さない為に
(さいたま市 石垣)
そんな戦争のこと、近隣アジアの人たちへの加害の史実や戦争犯罪・戦争責任
のことを学び直す機会にと願って、資料センターに集う市民ボランティアが
以下を企画しました。どなたでもどうぞご参集ください。
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<海軍の謀略・大山事件&父のアルバム>
日 時 8月29日(土) 午後2時~6時 資料代 ¥500
場 所 山梨県北杜市大泉町西井出8240 B&B くすの木(HPなし)
1『海軍の謀略・大山事件から考える日中戦争ー日本は中国で何をしたのかー』
笠原十九司著『海軍の日中戦争―アジア太平洋戦争への「自滅のシナリオ」』
(新刊・平凡社)を中心に。(事前にお読みおき願います)
また、笠原十九司著 『南京事件』岩波新書 もご一読を。
お話 笠原十九司さん (都留文科大学名誉教授)
2『父のアルバムが語る日中戦争』 http://myfather-in-china.jimdo.com/
写真と解説 鈴木国夫さん (福島の子どもたちとともに・世田谷の会)
場 所 山梨県北杜市大泉町西井出8240 B&B くすの木(HPなし)
小海線・甲斐大泉駅(駅から県道を約15分 800m 登り。県道沿い。
市営バス 長坂ー大泉線 終点・大開上バス停から下り1分
中央高速バス・長坂高根バス停下車、約10Km。taxiで\3000-\4000
お問い合わせ&お申込み 0551-38-4200 (22日から31日のみ)
080-6670-4200
mail CXM00507 at nifty.com
主 催 日本の戦争責任資料センターボランティア
etc 終了後、懇親会を予定しています。7時―9時 ¥2500
(酒・肴など持ち込み歓迎)
宿泊ご希望の方、お問い合わせください。
<30日 日曜日の予定>
朝食後、小淵沢・フィリア美術館訪問予定。入館料は各自ご負担ください。
正午頃、散会。
ーーーーー<海軍の謀略・大山事件と一数学学徒の戦時体験>ーーー
1937年7月7日の盧溝橋事件が「北支事変」と言われた華北に限った戦争であった
のを、日中の全面戦争のきっかけとしたのが8月9日に起こった大山事件です。
当時日本の新聞は、大山中尉が中国保安隊に、勤務中に残虐に殺害されたとセンセーシ
ョナルに報道、日本中の国民が一気に激昂して、「暴支膺懲(乱暴狼藉な中国を懲らし
めよ)」のスローガンが叫ばれるなかで、海軍陸戦隊は8月13日に第2次上海事変を
開始したのです。さらに海軍航空隊は、8月14日に台北から長距離爆撃機を飛ばして、
渡洋爆撃を敢行、中国の杭州や広徳を爆撃しました。翌15日には、長崎の大村基地
を飛び立った長距離爆撃機が東シナ海を越えて、いきなり中国の首都、南京を爆撃しま
した。これは、準備して出撃の機会を待っていた謀略の証拠です。
これに合わせて政府と軍部は上海居留民保護を口実にして大軍の派遣を決定、上海派遣
軍が編成されて上海戦に投入され、「北支事変」は一挙に日中全面戦争に拡大したので
す。
この大山事件が海軍の謀略によって起こされたことを証明するきっかけになったのが
武藤徹さん(元都立戸山高校数学科教諭)の証言です。
武藤さんが東京帝国大学理学部数学科1年生だった1944年5月に、学徒徴用で上諏訪に行
き、逓信省の施設を使って暗号解読の作業をやっていたときに、陸軍参謀本部暗号班の
第一人者の釜賀一夫少佐の講義を聞いたわけです。午前の講義が終わって昼休みの談話
のとき、釜賀少佐は武藤さんらに「大山勇夫中尉は、上官からお国のために死んでくれ
、家族のことは面倒をみるから」という「密命」を受けて、殺されるために上海郊外に
あった中国軍用の虹橋飛行場へ出かけたことを話したのです。その席には他の同級生も
いて聞いていましたが、武藤さんだけが「密命」について話された内容を覚えていて、
それを私に語ってくれたのです。大山事件が海軍の謀略くさいということを私は考えて
いたのですが、武藤さんの証言により確信を得て、さらに史料を調べ、海軍が仕掛けた
謀略であることを明らかにすることができたのです。
Let`s 84号(「戦争責任研究」84号付録)から引用
================以下 戦争責任資料センターの広報です。=============
タイトル 『季刊・戦争責任研究』84号発行のお知らせ
<転載歓迎> 2015-6
日本の戦争責任資料センター 事務局
当資料センターでは、このほど『季刊・戦争責任研究』84号および付録パンフ
レット「レッツ」84号を発行しましたので、その目次をお知らせします。
(昨年から年2回発行になっていますが季刊と標榜していることをお許しください)
どうか会員になって、お手にとってお読み下さいますようお願いします。
2013年、季刊から年2回発行体制となりましたので年会費は下記のように改定して
います。
ーーーーーー 季刊戦争責任研究84号目次 ーーーーーーーー
特集 性奴隷制とは何か
性奴隷制をめぐってー歴史的視点から ・・・・・・・ 小野沢あかね
軍事的性奴隷制と国連人権委員会 ・・・・・・・ 戸塚 悦郎
国際法における性奴隷制と『慰安婦』制度 ・・・・・・・ 阿部 浩己
戦時性暴力被害者の解放を夢見て行動するナビ(蝶)基金 ・・ 尹 美香
日本の戦争責任問題とカナダのエスニック・マイノリティ運動
ー1991年から2011年までの軌跡 ・・・・・・ 田中 裕介
歪められた植民地支配責任論ー朴裕河「帝国の慰安婦」批判・・・ 鄭 栄桓
【資料紹介】沖縄・宮古島における日本軍慰安所 ・・・・・・ 林 博史
ーーーーーーーーーーーーーーー以上 特集です。
日韓「65年体制」の克服ー権利獲得のための長い旅程 ・・・・・ 金 丞垠
【連 載】 歴史観×メディア=ウォッチング(No.59)
「安倍談話」の議論の陰で進む中学教科書の国家主義への汚染・・ 髙嶋伸欣
日本の歴史家を支持する声明
編集後記
ーーーーーーーー 付録 レッツ84号目次 ーーーーーーーーー
時評 終戦70年の夏におもう 武藤 徹
4・5シンポ報告
朝日新聞問題を通し考える「慰安婦」問題と日本社会・メディアから
レッツ編集部
海軍の謀略・大山事件と数学学徒の戦時体験
1 海軍が仕掛けた謀略・大山事件
ーアジア太平洋戦争の「自滅のシナリオ」のはじまり 笠原 十九司
2 数学者の戦争協力 武藤 徹
2015年度 現代史サマーセミナーのお知らせ
Net Cafe 1 日本の歴史家を支持する声明 在米日本研究者他
Net Cafe 2 【共同アピール】
歴史を歪め戦争を美化して「戦争する国づくり」へ子どもたちを導く憲法敵視の教科
書の採択を許さない世論と運動を大きく発展させよう 子どもと教科書全国ネット21
植村応援隊への参加の呼び掛け 同会
Net Cafe 3 「戦後70年・私たちの談話」へのお誘い」 戦後70年・民衆談話の会
社会風刺漫画 バスに乗り遅れるな 壱花花
戦争犯罪論ノート(52)
ジェノサイドの煽動について(1) 前田 朗
登戸研究所資料館・第5回企画展から
1 「紙と戦争」登戸研究所と風船爆弾・偽札 安齋徹雄
2 戦後20年ころの明治薬大で 楠 正昭
民族の誇りと「人間の尊厳」をかけて 星野直之
日韓併合100年以降に残された課題(12)
北朝鮮核問題 大澤文護
クリップボード 編集後記
------------- <戦争責任資料センターのご案内> -----------
日本の戦争責任センターは、戦争責任の「資料センター」と「祈念館」
の創設を願い1992年に設立されました。
研究者、弁護士、専門家の立場から歴史と大戦を検証し報告する紀要と
して『季刊・戦争責任研究』を発行しています。
また戦争責任に無関心ではいられない市民ボランティアが編集する、
付録誌「Let's 」を同時発行しています。
Let's find out
Let's think about
Let's talk about
Let's do something about
Japan's War Responsibilities !
戦争の真実を伝え続けるために、会員になって当資料センターを支えて
ください。一緒に戦争責任の灯を、戦後補償の灯を、さらに高く掲げましょう。
当戦争責任資料センターの会員要綱の詳細は下記HPをご覧ください。
会員には一般会員 シルバー会員 学生会員 および維持会員があります。
会費は以下のようになります。ぜひ会員になってセンターを支えてください。
維持会員 ¥10000
一般会員 ¥3000
シルバー会員 ¥2000 (65才以上)
学生・院生 ¥2000
会員のお申し込みや季刊誌のご注文は
jwrc at mua.biglobe.ne.jp までどうぞ。
会員のお申し込みがあれば、季刊誌をお送りいたしますので、
「何月から」と明記し、お申し込みください。
『季刊・戦争責任研究』は1部からご注文をお待ちします。
(この場合、送料をご負担下さい)
一般書店では「地方出版取次」とお申し出くだされば、1冊¥1020
でご入手できます。この場合ボランティア誌 「 Let's 」の付録はあ
りません。
多くの図書館や大学図書館、あるいは女性センターなどの公的機関
での定期購読を希望します。お近くの、あるいは勤務先の図書館など
に購入をおすすめください。
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日本の戦争責任資料センター
東京事務局 〒195-8799 東京都町田市大蔵町446 鶴川郵便局局留
jwrc at mua.biglobe.ne.jp
http://space.geocities.jp/japanwarres/
Center for Research and Documentation on Japan's War Responsibility
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Fight for Justice!
日本軍「慰安婦」忘却への抵抗・未来の責任
ウェブサイトアドレス http://fightforjustice.info/
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