[CML 039219] ● 8 ・ 22 戦後 70 年・東京国際シンポジウムのご案内
kenju watanabe
nrc07479 at nifty.com
2015年 8月 18日 (火) 20:49:03 JST
日韓ネット@渡辺です。 BCC及びいくつかのMLに送ります。重複ご容赦!
こんどの土曜日と日程が迫った状態での案内でごめんなさい。
下記の国際シンポが予定されています。ぜひご参加ください。
8・14安倍談話、戦争法案、そして朝鮮半島では地雷問題・米韓軍事演習など再び緊張
状況が生まれています。こうした状況の中であらためて東アジアの平和の道を各国の人
々とともに考えていきたいと思います。
日韓ネットのブログでチラシにアクセスできます。
http://nikkan-net.cocolog-nifty.com/
************************************************************************
【拡散希望】 戦後70年 新しい東アジアへの一歩へ!市民連帯
戦後70年‐東京国際シンポジウム 私たちは新しい未来を切り開く
************************************************************************
2015年8月15日は、日本の敗戦を以てアジア太平洋戦争が終結してから70年の節目に
あたります。朝鮮半島およびアジア諸国においては、日本の植民地支配や侵略戦争から
の解放70年、加えて日韓条約から50年、村山談話発表から20年にあたります。
しかし戦後70年を迎えようとする現在、果たして私たちは日本国憲法の平和主義を実
現し得たのでしょうか。そして、アジア諸国との友好と信頼の関係を築き得たのでしょ
うか。
日本の戦後は、侵略戦争と植民地支配、その遂行を目的とした市民社会への弾圧など
、戦前の権力による犯罪の数々に対する追及をおざなりにして、戦勝国である米国の庇
護の下、経済成長を遂げてきました。戦前と戦後のつながりの中で、自らの総括をあや
ふやにした日本社会は、欧米諸国への憧憬とアジア蔑視の思考を残存させてきました。
そして現在の安倍政権はその成立以来一貫して日本の戦争責任を否定し、過去の侵略
と植民地支配を正当化する発言を繰り返してきました。このような姿勢はアジア諸国と
の関係を悪化させ、さらには国内の排外主義を煽っています。
また安倍政権は、憲法解釈の変更によって「集団的自衛権の行使」を容認し、日本を
再び戦争のできる国に変えようとしています。日本国憲法の平和主義(第9条)を放棄
することは、東アジアの軍事的緊張をさらに高めるものに他なりません。このように戦
後70年を迎えた今日も、東北アジアは対立と反目の中から抜け出せずにいます。
しかし、私たちは東北アジアの平和と繁栄のために、新たな未来を切り開いていかな
くてはなりません。戦後70年となる8月、アメリカ、中国、ロシア、朝鮮、韓国、日本
の専門家らをお招きし、歴史認識と過去の清算、東アジアの平和と安全保障をテーマに
「戦後70年‐東京国際シンポジウム」を開催します。信頼と友好の新しい東アジアを切
り開くために必要なことはなんのなのか、それぞれの立場から議論し合う場にしたいと
思います。
平和と友好を願うみなさまの参加を心よりお待ちしております。
【集会概要】
○と き:2015年8月22日(土)午後 13:30〜17:30 シンポジウム
○ところ:学士会館 210号室(〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28)
〔最寄駅〕神保町駅(半蔵門線・都営三田線・都営新宿線)、竹橋駅(東西線)
○参加費:1000円 ※同時通訳あり
○シンポジウムの内容
△ 基調報告 ・ ウィリアム・ラムゼイ・クラーク(米元司法長官)
1927年12月8日テキサス州生まれ。1967年〜69年にリンドン・ジョンソン大統領のもと
で第66代司法長官を務める。1968年の公民権法の策定・制定など、米国の公民権運動史
上重要な役割を果たす。米国の海外における戦争、人種差別や労働者の搾取などに反対
する広範な市民運動組織である「インターナショナル・アクション・センター」(IAC)
を1992年に創立し現在も主宰する。
△ パネルディスカッション
<第1セッション>
― コーディネーター:和田春樹(東京大学名誉教授)
1938年1月13日生。1995年7月、女性のためのアジア平和国民基金呼びかけ
人。1996年4月〜98年3月、東京大学社会科学研究所所長。1998年5月、東
京大学名誉教授。現在、日朝国交促進国民協会理事・事務局長。日朝国交正常化連絡会
顧問。専攻はロシア史・現代朝鮮・東北アジア研究 。
― パネラー
・マラ・バーヘイデン・ヒリアード(米国、国際人権弁護士)
米国の著名な反戦平和運動家、国際人権弁護士。戦争と人種差別に反対する広範な国際
的市民運動組織である「インターナショナル・アクション・センター」の代理人弁護士
。
・熊蕾(シオン・レイ、中国、清華大学名誉教授)
中国清華大学ジャーナリズム・コミュニケーション学部の名誉教授で人民大学ジャーナ
リズム学部の客員教授。30年以上、新華社、チャイナ・デイリーのような数々の国営
の英語メディアで働く著名な中国人女性ジャーナリスト。東アジア問題の専門家。
・アレキサンドロ・ヴォロンツォフ(ロシア、ロシア科学アカデミー極東問題研究所朝
鮮・モンゴル課長)
ロシア- 朝鮮、ロシア- 韓国間の貿易経済および科学技術協力について扱う政府間委員
会のロシア側メンバー。朝鮮半島及び東アジアの安全保障問題を取り扱う「1.5 トラッ
ク」、「2 トラック」協議に何度も参加している。
・康成銀(朝鮮大学校副学長)
1950年大阪府生まれ。朝鮮大学校歴史地理学部卒。朝鮮大学校副学長・朝鮮問題研
究センター長。専門は朝鮮近代史。単著には『一九〇五年韓国保護条約と植民地支配責
任―歴史学と国際法学との対話』(創史社、2005年)、『朝鮮の歴史から「民族」
を考える―東アジアの視点から』(明石書店、2010年) など。
・孫美姫(ソン・ミヒ、韓国、挺身隊問題対策協議会運営理事・対外協力委員長)
<第2セッション>
― コーディネーター:藤本泰成(フォーラム平和・人権・環境)
1955 年北海道生まれ。1978 年に北海道の農業科定時制高校で教員生活をスタート。
1982 年には神奈川県立高校に転勤。教員生活の傍ら県域のユニオン運動と連帯して、
解雇撤回闘争・国労闘争・フィリピントヨタ闘争などにかかわる。2009 年より現職。
― パネラー
・ブライアン・ベッカー(米国、反戦反人種差別国民行動(ANSWER) 事務局長
)
著名な米国の平和運動家。ワシントンに本部を置き世界各国で活動する数多くの反戦反
人種差別運動と組織を網羅する国際連合体であるANSWERの総責任者。
・熊蕾(シオン・レイ、中国、清華大学教授)
・アレキサンドロ・ヴォロンツォフ(ロシア、ロシア科学アカデミー極東問題研究所朝
鮮・モンゴル課長)
・韓忠穆(ハン・チュンモク、韓国、韓国進歩連帯常任代表)
韓国進歩連帯は自主・民主・統一を掲げる各界各層が網羅された、進歩的運動陣営の連
合体。2005年5月に結成された「6.15 共同宣言南側委員会」の共同代表、201
3年4月からは「戦争反対平和実現国民行動」共同代表も務める平和運動家。
・李柄輝(朝鮮大学校文学歴史学部准教授)
1972 年大阪府生まれ。1998年、朝鮮大学校文学歴史学部卒業。専攻は朝鮮現代史。共
著に建国大学人文学研究員「疎通・治癒・統合の統一人文学」(図書出版先人2009
年ソウル)、論文に「金正恩第1書記の政策基調」(金日成・金正日主義研究148 号20
14 年) など。
主催:戦後70年 新しい東アジアへの一歩へ!市民連帯(東アジア市民連帯)
【呼びかけ団体】
フォーラム平和・人権・環境、ピースボート、日韓つながり直しキャンペーン、日韓民
衆連帯全国ネットワーク、「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会、村山
首相談話を継承し発展させる会、東京朝鮮人強制連行真相調査団、6・15共同宣言実践
日本地域委員会、朝鮮学園を支援する全国ネットワーク、朝鮮の自主的平和統一を支持
する日本委員会、日本朝鮮学術教育交流協会、「戦争と女性への暴力」リサーチアクシ
ョンセンター(VAWW RAC)、全日本建設運輸連帯労働組合、反戦・反人種差別行動(AN
SWER、米国)
**********************************************
日韓民衆連帯全国ネットワーク
東京都文京区小石川1-1-10-105
TEL/FAX 03-5684-0194
ブログ http://nikkan-net.cocolog-nifty.com/
**********************************************
CML メーリングリストの案内