[CML 039152] 毎日放送ちちんぷいぷい 石田ジャーナル 敗戦70年、戦災孤児のこと

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2015年 8月 14日 (金) 21:38:33 JST


みなさん永岡さん

お世話様

戦争の周辺国は武器や食料輸出で一時的に儲かりますが、

戦争の当事国は兵士の戦死、遺族への補償等で大赤字になります。

大赤字の米国は米兵の代わり自衛隊員を使い捨て要員として

予定しています。

このことももっと伝えて欲しいです。

    (石垣)


以下転送です
 永岡です、毎日放送テレビのワイドショー、ちちんぷいぷいで、石田英司さんの解説による敗戦70年、今日は戦災孤児のことが報じられました。
 敗戦で、孤児は12万人も出て、しかも親戚、知り合いに引き取られた子供は含まれず、1948年にGHQの命令で調べてこの始末で、

この12万人は完全に身寄りのない子供であり、最多は広島、兵庫、東京、京都、愛知、大阪、と関西に多く、京都は町が破壊されず、

そして、この孤児たちは悲惨な生活でした。

 京都の戦災孤児について、京都のお寺で、孤児の遺骨が8つ収められ、追悼法要も営まれました。住職の方、戦災孤児のことを知ってほしいと言われて、

戦争、貧困で親を亡くし、その後、食べ物のある大都市に来て、もちろん、状態は悲惨です。 

 京都で飲食店を営む奥出廣司さん、当時6歳、京都駅で雨露をしのぎ、子どもも大人も毎日死に、物乞い、靴磨き、タバコの吸い殻拾いと、敗戦後が、

奥出さんの戦争であり、その後、孤児施設で10年過ごし、孤児院から一般の学校へ行き、いじめの塊であったのです。

 中学を出て、 中学を出て、職人になり、職業の選択は出来ず、孤児ゆえに悲惨で、何とか、今の生活になりました。

 奥出さん、中学校に行き、戦争体験を語られ、若い人に伝えてほしいと、立命館中学の本庄先生の依頼で講演し、

本庄さん、戦災孤児のことはあまり知られておらず、戦争へ日本が進み、だから抵抗のために、奥出さんの講演を依頼されました。

 奥出さん、戦争で弱い子供、弱いものがみじめになると強調されます。

 落語家の桂吉弥さん、親族に戦災孤児がいて、戦争の悲惨さを語られ、石田さん、奥出さんの、戦後、弱いものは死なざるを得ず、

戦災孤児は駅の子とを呼ばれたと紹介され、生きるために犯罪に手を染める戦災孤児もあり、暴力団の手下にされた人もあったと言われました。

 しかし、駅の孤児たちは放置したら問題と、「狩りこみ」が行われ、要するに強制収用で、孤児院ではしらみだらけ、

奥出さん、今は生活が安定したから話せる、日本が戦争に巻き込まれそうであり、「戦争は弱いものが犠牲になる、絶対にしてはいけない」と言われるのです。

 スポーツライターの玉木正之さんも、戦争体験を知る人が減り、体験の継承の大切さを語られました。石田さん、

この時代を生きた人の言葉は重いと言われました。スタジオでも、教科書の文章で読むのと、体験者の言葉は異なるとあり、そして、

世界で戦争は絶えず、今、この瞬間も、世界のどこかで、戦災孤児が生まれていると、石田さん締めくくられました。

 

 昨日、櫻井よし子氏ら、超極右人脈が戦争準備法案推進の声明を出しましたが、彼らは戦争になっても犠牲になることがないからあんなことができるのであり、

戦争で、犠牲になるのは弱いものです、そして、資源も食料もない日本は、戦争などできないのです(太平洋戦争当時、

アメリカと日本の鉄の生産量=戦力は10対1と孫崎享さんは語られ、戦力の差は二乗で決まり、つまりアメリカと日本の戦力の差は100対1、ところが、

反知性主義の日本人はこれで勝てると思っていたのです、そして、今安倍政権や安保マフィアたちも同じでしょう)、以上VOICEの内容でした。

 

 


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