[CML 039149] 「原発メーカー訴訟の会」前事務局長の崔勝久さんと現事務局長の朴鐘碩さんの原発メーカー訴訟弁護団への怒り ――原発メーカー訴訟弁護団の理不尽と主張を糾す

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2015年 8月 14日 (金) 13:49:59 JST


すでに何度か述べていることですが、「原発メーカー訴訟の会」前事務局長の崔勝久さん、現事務局長の朴鐘碩さんと原発
メーカー訴訟弁護団(共同代表:島昭宏弁護士、河合弘之弁護士)の決裂が決定的なものになりました。これもすでに何度
も述べていることですが、私は、原発メーカー訴訟弁護団の理不尽な横やりを追及し、屈しない同訴訟の会前・現事務局長
の立論の側に立ちます。

同訴訟の会前・現事務局長の立論とはどういうものか。昨年5月から続いている長い、長い論争のすべてを読み切るため
には長時間を要しますので、ここでは同論争の経過と主要な論点を私なりにまとめている以下の弊ブログ記事2本をご紹
介させていただこうと思います。その論争のアウトラインは掴めるものと思います。

・Blog「みずき」2014.12.23 第三者から見た原発メーカー訴訟弁護団(島昭宏弁護士・河合弘之弁護士共同代表)の「原発
メーカー訴訟の会」に対する理不尽な横やりについて
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1113.html
・Blog「みずき」2015.07.22 朴鐘碩さん(原発メーカー訴訟の会・事務局長)の原発メーカー訴訟弁護団に対する抗議文と声
明文のご紹介と原発メーカー訴訟の会のみなさんへの私のエール
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1406.html

なお、上記で厳しく批判されている原発メーカー訴訟弁護団22名の弁護士氏名は以下のとおりです。はじめに記しておきま
す。脱原発運動ではよく知られている弁護士たちの氏名が並んでいますが、有名、無名の違いによって人を評価することの
愚かさを下記の人名群は改めて私たちに教えてくれます。下記人名群の弁護士たちへの私の評価は許しがたい弁護士た
ちというものです。「世間虚仮」(世間虚仮唯仏是真(「世間は虚仮にして、唯仏のみこれ 真なり」)。天寿国曼荼羅に記 され
ており、聖徳太子の言葉と伝えられています)という言葉も改めて私の脳裏をよぎります。

・原発メーカー訴訟弁護団共同代表    島昭宏、河合弘之
・原発メーカー訴訟弁護団弁護団弁護士 小野寺利孝、吉田理人、片口浩子、吉田悌一郎、鳥飼康二、谷田和一郎、海渡
雄一、只野靖、山添拓、青木秀樹、寺田伸子、佐藤美由紀、岩永和大、奥山倫行、山本行雄、笠原一浩、小林哲也、木村
夏美、林良太、砂川辰彦(以上22名)

以下は、原発メーカー訴訟弁護団との決裂を明らかにした「原発メーカー訴訟の会」前事務局長の崔勝久さんの8月14日
付けの「OCHLOS」の記事の要約。

      「すでに読者のみなさんはおわかりでしょうが、弁護団から切られ本人訴訟を余儀なくされた二人の原告(私、崔
      勝久と「日立闘争」の当該として完全勝利した朴鐘碩)はメーカー訴訟を提起し、世界中から4000人の原告を
      集めるのに中心的な働きをしてきました。そして何よりも、この二人は世界中の原告のほとんどが属する「原発メ
      ーカー訴訟の会」の前・現事務局長です。このことが何を意味するのか、まず読者の皆さんに考えていただきた
      いと思います。(略)「訴訟の会」との対話を拒み、国際連帯を謳い自ら実践しようとして先頭を走り、弁護団の主
      導に従わない原告は委任契約を切り代理人を辞任すると脅迫されても国際連帯運動の必要性を訴え続けてき
      た私たちを切る現弁護団は、本当に国際連帯の重要性がわかっているのでしょうか。その展望をもっているの
      でしょうか。私は残念ながら、彼らにはそのような視点はないと思います。私たちは在日の立場から、原発体制
      は差別の上で成り立っているということを歴史的、社会的に位置付け、原発体制をなくしていくことは、そのよう
      な差別のない社会を作ることでもあると確信をもち行動してきました。」 


      「原告側の主張では、法律論で「具体的事実の審理に立ち入るまでもなく、排斥される」(被告日立の答弁書)可
      能性が高く、証人を呼ぶようなことにはならないでしょう。裁判所の壁は厚いでしょうが、私たちは全力を尽くして、
      この障壁を突破して、なんとしてもメーカーの責任を具体的に審理の場で明らかにしたいと考えています。そのた
      めには世界中からそのことを証言す専門家を立てたいと考えています。既にカナダの著名な反核学者のGordon
      Edwardsは、そのような機会があれば是非、証人として協力をしたいと言ってくれました。まもなく原告の意見を聞
      くことを拒み弁護団の主導に従わない原告は「切る」と公言する弁護団を懲戒申請し、同時に解任する動きが具
      体化するでしょう。私たちは一体となって、裁判の場で原告の思いをしっかりと伝えメーカーの責任を追求します。
      門前払いは真っ平ごめんです。早期結審も望みません。新たな原告の募集も具体的に検討します。日本国内だ
      けでなく、トルコ、アメリカからも原告になりたいという声が届いています。これまでの「混乱」の中からようやく真実
      の明かりが見えはじめました。」(OCHLOS(オクロス) 2015年8月14日) 

      http://oklos-che.blogspot.jp/2015/08/blog-post_14.html


東本高志@大分
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