Re: [CML 039040] 今日の言葉 ――まるでどこかの小役人が書いたかのような弁明文。被害者に責任を転嫁しさえする『週刊金曜日』編集部の卑劣な態度には怒りを覚えます。

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2015年 8月 11日 (火) 06:52:19 JST


檜原転石です。


東本さん、こんちは。

今は、『週刊金曜日』批判も「運動の足を引っ張るな!」と言われそうな御時世
ですが、批判すべき時に批判しておかないと、何も変わりませんし、運動内部も
右滑りするだけでしょう。

もう一つ、この頃パレスチナで入植者が放火殺人をしたニューズが流れました
が、『週刊金曜日』といえば、イスラエル・ボイコットを読者に呼びかけなが
ら、札付きのイスラエル支持者=佐藤優に連載をもたせているわけで、やってい
ることは滅茶苦茶ですから、まともな弁明などできるはずもないのです。

よって弁明に多くの期待などしてはいけない・・・。

さて、東本さんが元ちとせの『死んだ女の子』を歌うかどうかは知りませんが、
カラオケで加川良『教訓機戮魏里時には、不適切な歌詞の部分については、
「そうよ私は優男でけっこう、ぐずぐずしてハッキリしない男でも構いません
よ」と言い換えて歌うべきです。

On 2015/08/08 21:11, higashimoto takashi wrote:
> 【小役人(「週刊金曜日」)の弁明】
> まるでどこかの小役人が書いたかのような弁明文ですね。「小誌はもとよりあら
> ゆる差別に反対しており、それを助長する意図は
> ありません」?? ハラスメントの加害者は皆、自分に加害の「意図」はなかっ
> た、うんぬんと言い訳します。『週刊金曜日』に対して
> 私たちが問うているのは、加害の「意図」の有無などではなく、岩本氏の記事が
> 結果的に外国人に対する人権侵害を助長してい
> る「事実」に対する編集部の「責任」なのです。被害者から自分自身の加害責任
> を追及されると、それは「誤読」だと被害者に責任
> を転嫁しさえする『週刊金曜日』編集部の卑劣な態度には、怒りを覚えます。彼
> らが、「日本が過去に犯した植民地支配と侵略に
> よって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えたに
> もかかわらず、十分な清算を行っていないことに
> ついて、本誌は具体的な問題に即して記事を掲載してきました。今後も戦争責任
> を追及する姿勢にいささかも変化はありません」
> などと口上を述べてみたところで、少しも誠実さを伴わないうつろな文字の羅列
> にしか見えません。以下、週刊金曜日からの回答
> (大田英昭「「鄭玹汀 2015年8月8日」より)
> 
>       【週刊金曜日からの回答】
>       本誌7月17日号に掲載された岩本太郎氏のコラム「SEALDsの見解め
> ぐりウェブ上で起きた批判と反論の応酬」について
>       投書3件と電話1件、抗議文2通が届きました(8月3日現在)。
> 批判の概略は「SEALDsが公式サイトに掲げた見解につ
>       いて問題点を指摘したことから起こった経過を誤って伝えている」
> 「反論ではなく言葉の暴力的な使用による人権侵害で
>       あり、それを『応酬』と捉えると、人権侵害を助長しかねない」と
> の内容です。一方、「ネット上での『週刊金曜日』批判に
>       は違和感がある」という指摘もありました。 [見解]日本が過去
> に犯した植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわ
>       けアジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えたにもかかわらず、
> 十分な清算を行なっていないことについて、本誌は
>       具体的な問題に即して記事を掲載してきました。今後も戦争責任を
> 追及する姿勢にいささかも変化はありません。 筆者
>       の岩本太郎氏は本誌の姿勢をよく理解しており、そのうえで最後は
> SEALDsメンバーの反省的なコメントと「建設的な議論
>       が出てくることを望みます」という言葉で締めています。 バッシ
> ングを受けられた方にとって「応酬」という表現に違和感が
>       あることは理解できますが、コラムでは「人権侵害」だとの批判が
> あることも紹介しています。小誌はもとよりあらゆる差
>       別に反対しており、それを助長する意図はありません。 誌面上の
> 制約からすべての記事について十分な分量を取れな
>       いこともありますが、誤読されにくい表現をより追求していきたい
> と考えております。
>       (週刊金曜日(1051号)編集後記 2015年08月07日)
> 
> 【青くなって、尻込みなさい。逃げなさい、隠れなさい】
> 命は一つ。人生は一回。だから、命を捨てないようにね。慌てると、つい、フラ
> フラと。「御国のためなの」と言われるとね。青くなって、
> 尻込みなさい。逃げなさい、隠れなさい。御国は、俺達、死んだとてずっと後ま
> で残りますよね。失礼しましたで、終るだけ。命のスペ
> アはありませんよ。青くなって、尻込みなさい。逃げなさい、隠れなさい。「命
> を捨てて男になれ」と言われた時には震えましょうよね。
> そうよ、 あたしゃ女でけっこう。女の腐ったのでかまいませんよ。青くなっ
> て、尻込みなさい。逃げなさい、隠れなさい。死んで「神様」
> と言われるよりも、生きて「バカだ」と言われましょうよね。きれいごと並べら
> れた時もこの命を捨てないようにね。青くなって、尻込み
> なさい。逃げなさい、隠れなさい。
> 
>   加川良 「教訓 I」
> Kagawa Ryo "Kyokun I"
> 
> 信じられないでしょうが、44年前の日本では、この歌が流行っていました。歌
> 詞の一部にフェミニストが怒るかもしれないけれど、名
> 曲だと僕は思うんですけどね。(金平茂紀 2015年8月8日)


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