[CML 039077] 天皇ヒロヒト「全責任発言」の偽造

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2015年 8月 11日 (火) 05:31:08 JST


檜原転石です。

侵略戦争で世界一に金持だったヒロヒトが、本当に現人神
と思い込んでいたヒロヒトが反省することなど決してありえない。




▼【抜粋】 『天皇の玉音放送』 小森陽一 (五月書房 2003年8月15日 第1
刷発行) (2005.8.3)

http://www.kit.hi-ho.ne.jp/msatou/05-08/050803komori-gyokuon.htm

・・・

歴史の彼方の「全責任発言」と今日の歴史認識

・・・マッカーサー、フェラーズ、キーナンといったGHQと東京裁判検察側と、
松平康昌等日本の天皇側近側が、一糸乱れぬ連携プレーによって存在しなかっ
た、「全責任発言」を、非公式に流通させ、その実在性を証明するかのように
マッカーサーの『回顧録』が書かれ、さらにそれを傍証するような発言や回顧録
を側近たちが積み重ねていく、という形で、れ、かつ虚偽であることを確信犯的
に知る人々によって「事実化」され、や
がてヒロヒトの死によって「真実化」されてしまったのである。ここに、歴史を
捏造することに権力者たちが成功した端的な例をみることができるだろう。・・・

さらに許しがたいのは、この『マッカーサー回想録』の真偽に関して、ヒロヒト
自身は死ぬまでの三三年間沈黙を守りつづけた、ということだ。マッカーサーの
発言についてのコメントを問われた際のヒロヒトの有名な答、「マッカーサー司
令官と当時、内容は外にもらさないと約束しました。男子の一言は守らねばなる
まい。世界に信頼を失うことにもなるので話せません」という発言は、これまで
の分析に即して言えば、かなり素直な内容だと言えるのかもしれない。ヒロヒト
は、自らの戦争責任に関して一切認めていない、ということが真相であるなら、
ヒロヒトを「象徴」としている日本という国家が国際的信用を失うのは明らかだ
からである。・・・



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