[CML 037079] Fw:高浜原発運転差止仮処分判決に対する規制委員長の事実誤認批判について

T.kazu hamasa7491 at hotmail.com
2015年 4月 16日 (木) 22:09:31 JST


規制委員長の「事実誤認批判」について
田中俊一委員長のほうが「事実誤認」のようです。
転送します。
ni0615田島拝

-----Original Message----- 
From: 満田夏花(みつたかんな)
Sent: Thursday, April 16, 2015 9:51 PM
Subject: [kisei-shimin2683] Fw:高浜原発運転差止仮処分判決に対する規制委員長の事実誤認批判について

みなさま(重複失礼、拡散歓迎)
FoE Japanの満田です。
元原子力安全委員会事務局参与で、原子力市民委員会のメンバーの滝谷紘一さん
から、このように貴重なメッセージをいただきました。
この件は、さっそく安倍首相が国会で田中俊一委員長の「判決は事実誤認」とい
う言葉を利用するなど、政治利用が進んでいます。ぜひ広く拡散していただけれ
ばと存じます。また、マスコミ関係者に、この件をきちんと取材し、報道するよ
うに呼びかけてください。

*******************
みなさま(拡散希望)

高浜原発運転差止仮処分判決について、15日の原子力規制委員会の定例記者会見にお
いて、田中俊一規制委員長は「この裁判の判決文を読む限りにおいては、事実誤認、
誤ったことがいっぱい書いてあります」と述べ、その具体例の一つとして「耐震重要
度分類で給水設備はBだと書いてありますけれども、これはSクラスです。」と述べ
ました。この発言について事実関係を調べたところ、判決要旨にある使用済み核燃料
プールの「給水設備」は判決本文中での「冷却設備」を指しており、これはBクラス
で正しいことがわかりました。従って事実誤認ではありません。

以下は、調べた内容です。
◆田中発言での「給水設備」は、判決文の理由の要旨「4.使用済み核燃料」の文末
にある「使用済み核燃料プールの給水設備の耐震性もBクラスである。」に関するこ
とです。

4月15日の規制委員長記者会見録がHPに掲載されましたので、関連部分2箇所をコピペ
しますと、
○田中委員長 私も細かいことを全部調べているわけではありませんが、耐震重要
度分類で給水設備はBだと書いてありますけれども、これはSクラスです。
〇田中委員長 (略)プールの水がなくなるというのは非常に重要なことですから、
そうならないようにということで、プール自体も、プールに給水するところも、ある
いはプールの水を監視する水位計等も、みんな耐震上はSクラスにしています。

◆従来の耐震設計審査指針及び新規制基準規則の第4条(地震による損傷の防止)で
は、
 峪藩兀僂瀁確舛鮹蔵するための設備」(←上記のプール)はSクラス
◆峪藩兀僂瀁確舛鯲箋僂垢襪燭瓩了楡漾廚Bクラス

なお、冷却水供給の水源である燃料取替用水タンクはSクラスですが、判決文要旨で
の「給水設備」は、本文では「冷却設備」として記述されているので△乏催し、B
クラスは正しい。従って、田中委員長の発言にある「給水設備はSクラス」というの
は、事実誤認です。
また、田中発言の「プールに給水するところ」が燃料取替用水タンクを指すのであれ
ば、それはSクラスで正しい。(このタンクはECCSの水源にもなっているので、Sクラ
スです。)
Sクラスの燃料取替用水タンクと使用済み燃料プールがBクラスの冷却設備でつながっ
ていることになります。
◆田中委員長の発言は、判決本文をよく読まずに給水設備を燃料取替用水タンクに矮
小化した「すり替え批判」です。「地震が設計基準動を超えるものであればもちろ
ん、超えるものでなくても使用済燃料プールの冷却設備が損壊する具体的可能性があ
る」との判決文は妥当です。

滝谷紘一(原子力市民委員会メンバー)



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