[CML 034024] 用語変更がおこなわれた行政用語・学術用語

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2014年 9月 22日 (月) 07:10:11 JST


檜原転石です。

田中克彦によれば「言葉狩り」とは浅薄な言葉になりますが、
それを流行らせた筒井康隆などの多くは、現代社会の用語変更に反対で,結論は
といえば,元に戻すということ。
まあ人間の進歩と言葉の関係に全く気付かない連中。
よって「言葉狩り」とは愚者が好んで使う言葉になりますが、いずれにせよ人間
の進歩とともに差別語などは日々発見されるので
「言葉狩り」したあとには新たな言葉を生み出すわけで、私など「言葉狩り・言
葉生み」として使っている。

▼塩見鮮一郎『作家と差別語』明石書房、1993年
頁109――
 もちろん、盲人の言いかえに、「目の不自由な人」という表現がよかったかど
うかは、また別の問題として残る。片端を言いかえた「身体障害者」も 同じこ
とで、もっとうまく表現できないのか、ということは指摘できる。このところの
論調を見ていると、「目の不自由な人」も「身体障害者」も、よ いいいまわし
ではないという意見が多い。そういう気分が社会に強まると、つぎの言いかえが
準備されてこよう。

        ※

 ただ、筒井康隆をはじめ論者の半数以上が、「目の不自由な人」といういい方
に眉をしかめたうえで、その結論は、新しい言いかえではなく、もとの ものに
もどそうというものである。そのような論者は、近代社会における語の言いかえ
がなになのかをまったくわかっていないのだから、ほっておくし かない。

▼塩見鮮一郎『作家と差別語』明石書房、1993年

頁108――

・・・筒井康隆は、「めくら縞」は「目の不自由な人縞」というのかと茶化す
が、どんなに彼がおかしがって笑おうと、「めくら」を「目の不自由な 人」と
言いかえることで、そして、そのことを日本語を使う人が覚えることで、社会的
に変化をあたえているのである。その心理におよぼされた変化 は、実際に盲人
と接するときに微妙に影響してくるのである。また、筒井が「目の不自由な人
縞」というふうな言葉を書くこと自体、彼がほんの少しで も盲人について考え
る時間を持ったことになる。被差別者にとって最悪な状態とは、差別者からしか
と(無視)されたり避けて通られることだから、 ちょっとでもふりむいてもら
えればそれでよい。・・・

▼全国精神障害者家族会連合会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E5%AE%B6%E6%97%8F%E4%BC%9A%E9%80%A3%E5%90%88%E4%BC%9A


精神分裂病から統合失調症の名称変更
1993年(平成5年)、誤ったイメージを与え、誤解や偏見を生むとして精神分裂
病の病名を変更するよう社団法人日本精神神経学会に要望を出し た。2001年
(平成13年)、朝日新聞30面全面広告(10月9日付)にて日本精神神経学会との
連名で意見募集を行っている。さらに2002年 (平成14年)、朝日新聞19面(3月
20日付)には名称変更に伴うインタビュー記事を掲載、下段には全家連が単独で
広告を出している[4]。 2002年(平成14年)8月、日本精神神経学会総会の議決
により、統合失調症に変更された。厚生労働省も、新名称の使用を全国に通知した。

▼パーソナリティ障害
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E9%9A%9C%E5%AE%B3#.E5.90.8D.E7.A7.B0.E3.81.AE.E5.A4.89.E6.9B.B4

名称の変更[編集]

人格障害からパーソナリティ障害への変更を最初に行ったのは、『DSM-IV-TR 精
神疾患の診断・統計マニュアル』の2003年新訂版である。その早見表の翻訳書に
て、翻訳者の高橋三郎は、2002年の精神分裂病から統合失調症への名 称変更に
伴うものであり、病名にスティグマのあるものとして精神分裂病、精神病、人格
障害であると言及している[5]。

2005年11月に『ICD-10精神および行動の障害−臨床記述と診断ガイドライン』日
本語版が改訂され、精神分裂病は統合失調症に、痴呆も認 知症に変更され、そ
して「人格障害は精神分裂病の場合と同様に当事者にとっては極めて差別的印象
をもたらしやすい呼称であることからDSMシステ ムと同様にパーソナリティ障害
に修正した」としている[6]。『精神医学ハンドブック』は2007年1月の版にて、
それぞれの名称が変更されてい る[12]。


▼用語変更がおこなわれた行政用語・学術用語
http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/39273329.html


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