[CML 033987] 「『辺野古移設反対』は言っても『埋め立て承認撤回』を公約に掲げない翁長氏の不可解さ」(3) ――拡がる負の波紋 植草一秀氏の「埋立承認撤回公約拒絶翁長雄志氏支持急落へ」という論

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2014年 9月 20日 (土) 20:30:36 JST


「『辺野古移設反対』は言っても『埋め立て承認撤回』を公約に掲げない翁長氏の不可解さ」について経済評論家、経済学者の
植草一秀氏も自身のブログに「埋立承認撤回提唱喜納昌吉氏を岡田克也が攻撃へ」(2014年9月18日付)、「埋立承認撤回公
約拒絶翁長雄志氏支持急落へ」(2014年9月20日付)という論を掲載し、「9月13日に記者会見を行い、知事選への出馬表明
した翁長雄志氏は、会見で「埋立申請承認撤回の公約化」を拒絶した」(20日付)。「翁長氏が『埋立申請承認撤回」を拒絶する
なら、翁長氏の辺野古基地建設阻止は『フェイク』であると言わざるを得なくなる」(18日付)と保革共同の翁長氏擁立陣営に厳
しい警告を発しています。

私は結論として前回の県知事選時に「米軍普天間飛行場の辺野古移設を決めた日米合意を『尊重する』」(「琉球新報」2010年
10月22日)などと放言していた民主党沖縄県連が擁立を決定した喜納昌吉氏を県知事選候補者としてもっともふさわしいかの
ような植草氏の論には到底承服できませんが、そこで展開している植草氏の論の「核心」部分は正論であると思います。

「翁長氏が、本当に基地建設を阻止しようとしているなら、『埋立申請承認撤回』を公約に盛り込む必要がある。『埋立申請承認
撤回』こそ、辺野古基地建設を阻止するための、実効性のある唯一の手段であるからだ。『埋立申請承認を撤回』しても、国は
訴訟に持ち込むと考えられるから、それでも基地建設阻止の道のりは険しい。しかし、ここに一歩踏み出さなければ、基地建設
は強行される。基地建設を止める第一歩が『埋立申請承認撤回』であり、辺野古基地建設阻止を目指すことの『証し』は、『埋立
申請承認撤回』である。9月13日に記者会見を行い、知事選への出馬表明した翁長雄志氏は、会見で『埋立申請承認撤回の
公約化』を拒絶した翁長氏が『埋立申請承認撤回』を拒絶するなら、翁長氏の辺野古基地建設阻止は『フェイク』(引用者注:ま
やかし)であると言わざるを得なくなる。翁長氏は、辺野古基地建設阻止を明示するなら、『埋立申請承認撤回』を公約に掲げる
べきである。」(2014年9月18日付)

「9月13日に記者会見を行い、知事選への出馬表明した翁長雄志氏は、会見で『埋立申請承認撤回の公約化』を拒絶した。辺
野古米軍基地建設阻止を求める市民および政党、政治団体は、辺野古米軍基地建設阻止を目指す統一候補として翁長氏を
支援、支持する方針を示してきたが、この図式がいま、根底から崩壊する瀬戸際に立たされている。(略)『辺野古米軍基地建
設阻止を唱えることと、埋立申請承認撤回は同義である』これが問題の核心である。翁長氏は現時点で埋立申請承認撤回を
確約していない。つまり、翁長氏は『隠れ辺野古基地容認派』と見なさざるを得ない。」(2014年9月20日)

今回の保革共同の翁長氏擁立問題に関する私の懸念を再々度繰り返します。

「次期沖縄県知事選の告示は10月30日です。それまでにまだ1か月余りあります。翁長現那覇市長を同知事選候補者に推薦
した諸団体(特に革新諸団体)は「埋め立て承認撤回」を同県知事選の公約に掲げるよういま全力をあげて翁長氏を説得すべき
ではないでしょうか(私は翁長氏の保守としての持論の「日米安保体制の必要性」を否定せよと言っているのではありません)。さ
もないといかに保革の大同団結とはいえ「いつかきた道」をもう一度繰り返すということにもなりかねません」。


東本高志@大分
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