[CML 033891] 白人英語に無知な日本人と英語帝国主義

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2014年 9月 16日 (火) 08:43:25 JST


檜原転石です。

ネット卑語を採用しまくる名誉白人・林田力はあくまで能天気。
トンデモ和製英語「ブラック」で日本語の豊かな表現とは悪い冗談であろう。

まず押さえておくべきことはブラックは英語であるということ。

「ネットはバカと暇人の道具」と揶揄されるが、そこから生まれた卑語を採用す
るなら、自らも愚者であるのが一番である。
そこには知性によるブレーキがかからない。何しろ日本の音楽界では『ホワイト
ラブ』なる歌も流行っていた。
この英語無知の愚劣をもし知っていれば、「ブラック企業」なる言葉も生まれない。

英語が多少分かれば「搾取企業」からスウェットショップを思いつくが、使えそ
うもない判断すれば中国語
の「血汗工場」を思いつく。いずれの場合も「ブラック企業」なる言葉は生まれ
ない。

「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動を知っていれば、「ブ
ラック企業」なる言葉も生まれない。

米国の人種・民族の自称についての国勢調査(1995年)で、黒人の場合は、
混血も含め、単純に「アフリカ系」でない者も含まれて、一番好まれて いる呼
称は「ブラック(黒人)」(44.15%)だった。・・・以上を知っていても「ブ
ラック企業」なる言葉も生まれない。

私たちがアフリカから出てアラビア半島南岸を渡ってきた祖先を持っているとい
う科学的知識があれば「ブラック企業」なる言葉も生まれない。

「ブラック」が「ニガー」と同様に差別語だったことを知っていれば「ブラック
企業」なる言葉も生まれない。

白人英語がblackにあらゆる悪を含意していることを知っていれば、「ブラック
企業」なる言葉も生まれない。

原因はいくらでも挙げられる。『週刊金曜日』の編集委員の本多勝一がしっかり
していれば、『週刊金曜日』が
トンデモ和製英語「ブラック」を使うことなどあり得なかった。

京大では英語の授業が始まり、英語帝国主義はとどまることを知らない。難解法
律英語による詐欺協定TPPも
ある。私たちの日本語は「殺人言語」の英語に滅ぼされる寸前だが、この時期に
名誉白人用語のトンデモ和製英語「ブラック」
が氾濫しているとは、ヤケクソのええじゃないか運動のようでもあり、こうやっ
て私たちは強欲企業独裁の門をアッケラカーと
通り抜けるのである。




(2014/09/14 23:43), 林田力 wrote:
>
> ブラック企業やブラック士業は日本語の黒に悪いイメージがあることから生まれた言葉である。日本語には「腹黒い」などの言葉がある。ブラック企業を黒人差別と絡める理屈はブラック企業擁護にしかならない。
>
>  元々は黒をマイナスイメージとする日本語の用法に従った言葉であるが、ブラック企業やブラック士業という言葉が普及することで逆にブラックのマイナスイメージを強化させることに成功した。黒には「腹黒い」というマイナスイメージがあったが、「腹黒い」には狡猾・老練というプラスの意味合いが込められることがある。徳川家康を腹黒タヌキ親爺と呼ぶ時、悪口だけでなく、狡猾さへの敬意のニュアンスが含まれる場合もある。
>
>  日本は昔から「勝てば官軍」であったが、この意味の黒さは、ハイエナ資本主義(強欲資本主義)の隆盛によって、持て囃されるようになった。やったもの勝ちの立場から、腹黒さを卑怯や恥と思わず、頭の良さと勘違いする傾向が出てきた。黒にはマイナスイメージがあったが、ここでは「Black is beautiful.」になってしまう。売ったら売りっぱなしの東急不動産消費者契約法違反訴訟も、その一例である(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス社)。
>
> これに対してブラック企業やブラック士業はブラックなやり口で金儲けをすることへの嫌悪感が込められている。ブラック企業が経済的成功を収めているとしても、そのやり口自体が唾棄するものであることを示している。ブラック企業やブラック士業によって日本語の黒に今まで以上に強い否定的意味を与えることができた。「Black is sneaky.」である。だからこそブラックバイトやブラック稼業などの新たな派生語も生まれてくる。ブラック企業やブラック士業は日本語を豊かにする言葉であり、この表現を大切にしたい。
>



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