[CML 033794] 戒厳令下チリ潜入記

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2014年 9月 11日 (木) 23:09:08 JST


 坂井貴司です。
 
 フェイスブックで知りました。
 
 1973年9月11日、「選挙による社会主義国家建設」を目指していた南米
チリのサルバドール・アジェンデ政権が、アメリカの支援を受けた軍事クーデター
によって打倒されました。
 権力を握ったアウグスト・ピノチェト政権はすさまじい「赤狩り」を行い、軍
事政権に反対する動きを徹底的に弾圧しました。数千人が逮捕・拉致・暗殺され
ました。数万人が政治亡命者として国外に逃れました。
 
 その中に映画監督のミゲル・リッティンがいました。
 
 1985年、リッティンは変装してチリに潜入しました。彼は目的を偽って軍
事政権下のチリ各地を撮影しました。変装がバレたら殺されるかもしれない危険
な状況下で、リッティンは軍事政権の新自由主義政策によって繁栄する首都サン
ティアゴの上流階級地区と、逆に貧困にあえぐスラム街、厳しい統制下において
も抵抗をする人々の姿を撮影しました。母や旧友と再会しました。
 
 この映画がユーチューブでアップされています。
 
 ★『戒厳令下チリ潜入記』前編(日本語版 ・動画58分)
  https://www.youtube.com/watch?v=4cI0S4GGD4E
 ★『戒厳令下チリ潜入記』後編(日本語版 ・動画56分)
  https://www.youtube.com/watch?v=8gQzG3h3Tr4

 このリッティンのチリ潜入を助けたのが、ノーベル賞作家、故ガルシア=マル
ケスでした。

 ガルシア=マルケスはリッティンの記録を本にしました。

★『戒厳令下チリ潜入記 〜ある映画監督の冒険』(岩波新書)
G.ガルシア=マルケス 後藤 政子 訳
https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/42/7/4203590.html

 日本人にとってチリは養殖サケやワイン、銅の輸出国としか知られていません
けれど、今の日本で進行中の新自由主義が断行された国です。
 
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
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