[CML 033765] ミシェル・チョスドフスキィ:オバマ政権は「テロ支援国家」

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2014年 9月 10日 (水) 19:58:08 JST


*4, **メディアの共犯***

**

情報筋の資料を引き合いに出したCNNによれば、アル=ヌ スラは推定10000人
の部隊をもつシリアで「最上の武器を装備したテロ集団」である。しかし、彼ら
はその資金と武器をどこで手に入れているのか?軍事的観点からは概して力のな
い多様な所謂穏健な反乱軍の 諸派閥と比較してアル=ヌスラがなぜ最上の装備を
しているのか、それについてCNNは何の情報も提供していない。

アル=ヌスラ部隊がどれほどの効果を及ぼすかは、引き続く政府軍の反撃 が確立
されるかどうかによる。

皮肉なことに、最新のCNN報道(2013年6月18日)は、政府よりむしろ反乱軍
が化学兵器を手にしていることを示 唆している:

イラクの治安部隊とトルコが*「サリンを手に入れ よう」とした**[**アル=**ヌ
スラ]**の工作員を逮捕した*という過 去2,3週間に注目して、アナリストは
CNNに、「彼ら[アル=ヌスラ]は化学兵器を命がけで手に入れようと目論んで
いる」と語った。

もっと最近では、逮捕されたアル=ヌ スラ工作員がサリン・ガスを所有していた
ことをトルコ警察が確認した。

CNNは自らの報道を否定する。反乱軍が化学兵器を「手に入れようと」してい
たとほのめかした同じCNNの記 事が「反乱軍の武装」のケースとして扱って
いる:

オバマ政権は、シリアが反体制派に対して化学兵器―サリン・ガスを含む―を使用
し「レッドライン」を超えた以 上、武装した反乱軍が動き始めるだろうと先週
発表した。

進展は、月曜日の北アイルランドでのG8 サミットの中心にあるようだ。シリア
の長年の同盟国ロシアが、その動きは「彼らの敵を殺しその機関を食い荒らす者
たち」を支持すると言っ た後、議場の雰囲気は釘付けとなった。

…オバマは増大する軍事支援について詳しく述べなかったが、その計画は、反乱
軍に対する小火器、弾薬、および 可能なら対戦車兵器の供給を含むとワシント
ン高官はCNNに語った。

*5, **オバマのアル**=**ヌスラ支援の幅広 い意味***

**

ブローバック命題は、現在もはや存在しない。米国がアル=カー イダの支援を止
めることはない。これらのテロ組織は、米情報機関に創設されワシントンに支援
されてきた。オバマのアル=ヌスラへの「公然たる支援」によるだけでなく、ア
ル=カー イダに所属するリビアのイスラム戦闘集団(LIFG)―2011年の暴動
およびリビア爆撃作戦の発端からNATOによって直接支援されていた組織であ
るが―これにも関与して きたことで、ブローバック命題はその偽りが証明された。

「反テロ世界戦争」(GWOT)はますますはかない 概念と化した。アル=カー
イダの連携組織が盛んに参加することで「対テロ戦争」を戦うことは、見え透い
た詭弁、大きな嘘、/不合理な虚偽/と なっている。

「反テロ世界戦争」の背後にあるプロパガンダとメディアのニセ情報キャンペー
ンも、死の同盟に入り込んだ。テ ロリストを支援しながらテロリストを追い回
すのか?「テロリズムと戦う」手段としてテロ組織に何十億ドルもの税金を注ぐ
政府をアメリカの 市民は支持するだろうか?

ペンタゴンのポスト9・11軍事ドクトリンは、「反テロ世界戦争」に基づいて
いる。米国軍隊の中ではそれがコ ンセンサスである。米陸海空軍の新兵募集、
軍事訓練、および教化にそれが利用されている。

アメリカの男女軍人たちはその大きな嘘を鵜呑みにして受け入れ、明らかないん
ちき「反テロ戦争」の只中で戦う ことになるだろう。

*6, **合衆国国家の有罪宣告***

シリアのアル=カー イダ反乱軍に対するオバマ大統領の「公然たる」支援は、
「厄介な問題のふたを開ける」ことになる。

同時にアル=カー イダを支援する一方で、アル=カーイダとの戦いを約束すると
語るアメリカの大統領をわれわれはどう分類すればよいのか?

国家安全保障ドクトリンのすべてが組み立てトランプのように崩れ落ちる。

米国政府は、自らのテロ対策立法に対する露骨な違反行為の只中にあるのだ。

(以上、翻訳終わり)



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