[CML 033707] 小倉利丸さん(富山大学教授・ピープルズ・プラン研究所共同代表)の富山市・小杉九条の会での理念的な「絶対平和主義」の講演は聴衆の心に届いたか?

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2014年 9月 7日 (日) 22:57:37 JST


小倉さんがおっしゃるとおり「自衛隊違憲論」は「70年代ころまでの平和運動の『常識』」でした。それがいまは平和運動
家も平和運動の参加者の多くも「自衛隊合憲」を当たり前の前提として議論するというところまで来てしまいました。どうし
てか? この30年ほどの間にすっかり日本は右傾化してしまったということでしょうね。社会が「根こそぎ」状態で右傾化
してしまったため「右」にあるものを「右」と認識できなくなった、ということがあるでしょう。その責任は「左翼」にも当然ある
でしょう。というよりも、「左翼」の責任が大きい、と私は思っています。

私はかつて辺見庸の言葉を引いて次のように述べたことがあります。

     「わが国の風俗、人びとの感性(生活スタイル、思想までも含む)は、70年(昭和45年)前後を分水嶺として決定
     的といってよいほど変容した。(略)なにが変容したのか。現代について「単独発言」を続ける、作家の辺見庸氏
     はいう。『まっとうな怒りをせせら笑い、まあまあととりなして、なんにもなかったように見せかける(略)。記憶する
     かぎり、老いも若きもこんなにも理念をこばかにし、かつまた、弱きを痛めつけ強きを支える時代ってかつてなか
     った。これほど事の軽重をとりちがえながら賢し顔を気取っている時代もなかった』。彼は、そこに「鵺(ぬえ)のよ
     うな全体主義化」を感じとる(『眼の探索』)。ひとことで「保守化」というが(現に私もそのようにいったが)、その様相
     は「鵺」のようにまがまがしく、うす気味悪く、為体(えたい)がしれない。30年の後、時代はここまできた。」(2003
     年6月)
     http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-146.html

上記の事態は「左翼」も例外ではなかったのです。「左翼」も例外なく蝕まれていった。現在、理念的な「左翼」がほとんどい
なくなってしまったということと相似形の事態ということができるでしょう。私が「『左翼』の責任が大きい」と言うのはそういう
ことです。だから、小倉さんの理念的な「絶対平和主義」の話は新鮮に響くのです。

とはいうものの、小倉さんの話は少し難しい。聴衆の反応はどうだったのでしょう? それが気になるところです。果たして
「自衛隊合憲」論の平和論者に理解されたのでしょうか?

以下、省略。全文は下記をご参照ください。

■小倉利丸さん(富山大学教授・ピープルズ・プラン研究所共同代表)の富山市・小杉九条の会での理念的な「絶対平和
主義」の講演は聴衆の心に届いたか?(弊ブログ 2014年9月7日)
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-992.html


東本高志@大分
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