[CML 033696] 放射脳カルトの加害性

林田力 info at hayariki.net
2014年 9月 7日 (日) 11:55:40 JST


放射脳カルト批判をめぐる議論が混迷に至る要因は、放射脳カルトの加害者意識の欠如である。放射脳カルトは福島県の復興に取り組む人々を攻撃する。放射脳カルトは福島県産の桃を購入した人々にすら噛みついてくる。

 糸井重里氏は2014年8月22日にTwitterで以下のように呟いた。「福島の桃を買ったとか、それがおいしかったと書くと、一部の人たちから三年も前と同じような『反論?』が飛んでくる。あらゆる不安に丁寧に答えようと地道に調査して計測してきた人たち、安心でおいしい農作物を自信をもって届けられるようになった人たちのことを、馬鹿にされたような思いになる」

このような放射脳カルトの積み重なった言動に対する反論が放射脳カルト批判である。言わば放射脳カルト批判は個別的自衛権の行使である。放射脳カルト批判は幅広い支持が得られる。狭い仲間内のセクトではなく、市民社会という視点に立てば、これは明らかである。このために放射脳カルト批判の高まりに対し、放射脳カルトは自分達が排除される、切り捨てられていると被害者感情を抱く。それは筋違いである。

 脱原発運動は、被災地復興に対する考え方の相違に関わらず、原発をなくしたい人々が集まって運動すればよい。それならば平和であった。ところが、「脱被曝でなければ真の脱原発ではない」と言ったのは誰か。瓦礫焼却受け入れ派の主催する脱原発デモへの不参加を呼び掛けたのは誰か。

 放射脳カルトは不和の種である。放射脳カルトは批判者を攻撃するあまり、ネットストーカー化している。以下は放射脳カルトのTwitterアカウントをブロックしたTwitterユーザーの感想である。「「通知」には放射脳からの汚いメンションがいっぱい溢れていたけど、わたしがフォローしているユーザーだけにすればスッキリした」

 分裂と排除の原因は放射脳カルトにある。そこを無視して被害者意識だけを持つから議論が成り立たなくなる。相手を認めて敬意を払わない放射脳カルトが相手から認められることは決してない。放射脳カルトよりも放射脳カルト批判者は度量が広く、敵対者でも相手の良いところを認める能力があるかもしれない。しかし、その能力の発動を放射脳カルトが期待するならば不公正である。

 放射脳カルトは脱原発の達成を困難にする。放射脳カルトの差別と偏見は人の目を曇らせる。放射脳カルトが存在する限り、福島県民に安寧の日々はない。市民は福島の大地を耕し、ものを作り、皆が当然として生きる世界を目指している。市民にとって大切なものは自己決定権である。それを阻害する放射脳カルトが反発されることは当然である。

 被災地復興に体を張っている者は福島県民であって放射脳カルトではない。福島の生活と風景がいつまでも続くように守るべきことはしっかりと守らなければならない。地に足着いた生活を愛し、福島県民のことを考え、人権を大切にしたい。

-- 
林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
http://www.hayariki.net/poli/cult5.html




CML メーリングリストの案内