[CML 033614] 空き家活用陳情足立区回答

林田力 info at hayariki.net
2014年 9月 3日 (水) 23:17:36 JST


希望のまち東京in東部は2014年8月12日に足立区長宛陳情「若者の自立支援政策を目的とした区内の空き家の実態調査とそれに基づく施策策定の陳情」を提出した。足立区からは8月20日付で回答が送付された。

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若者の就労と住まいの確保については重要な課題の一つであると認識しております。

 今回、ご提案をいただきました件につきましては、今後、足立区の住宅施策を推進するうえでの貴重なご意見として参考とさせて頂きます。

なお、足立区では平成18年4月に住宅マスタープランを策定し、「多様な居住ニーズに対応すること」、「暮らしの安全・安心を支えること」、「暮らしの快適性を確保すること」を住宅政策の基本目標として取り組んでいるところです。

 今後とも区政に対するご意見、ご要望をお寄せいただければ幸いです。

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足立区回答は陳情への否定意見がない点で三区の中で最も好意的と評価できる。希望のまち東京in東部陳情は既存の住宅政策を否定するものではない。故に「既存の施策があるから、やらない」は理由にならない。住まいの貧困に苦しむ若年層の未来のために他の事業を中止・縮小してでも実施すべきと考えるが、両立は可能である。既存の施策は施策として、別の施策として参考にする姿勢が建設的である。

 三区の回答を比較すると好意的な順に足立区、葛飾区、江東区となる。但し、江東区は既存施策の説明資料も同封しており、具体性はある。三区三様の回答となった理由として、各区の住民に対する姿勢や空き家問題への危機感の差異を考えることができる。

 江東区は東京オリンピックもあり、人口増加を見込んでいる。これに対して足立区は消滅自治体と報道されている(「「人口4300万人」ああニッポン 30年後の現実」週刊現代2014年6月21日号)。

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林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
http://www.hayariki.net/tobu/akiya2.html


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