[CML 034740] 人間のための経済学

donko at ac.csf.ne.jp donko at ac.csf.ne.jp
2014年 10月 30日 (木) 19:32:19 JST


 坂井貴司です。
 
 1970年代から2000年代にかけて、経済学の主流は「市場に全てをゆだ
ねれば万事うまくいく。市場に手出しすべきではない」というシカゴ学派に代表
される新自由主義でした。ソビエト崩壊でその勢いがましました。世界中のほと
んどの国々が新自由主義による経済政策をとりました。その結果、貧富の格差は
絶望的なまでに拡大しました。富裕層の資産はうなぎ登りに増えていくのに対し
て、中流層、貧困層の所得は下がり続けました。1パーセントの富裕層が99パー
セントの富を握る事態になりました。

 これを激しく批判し、「人間のための経済学」を唱えた日本人経済学者がいま
した。ヒゲがトレードマークの宇沢弘文でした。

 宇沢はシカゴ大学で、のちに新自由主義経済学のイデオローグになるミルトン
・フリードマンとともに研究をしたことがあります。それで彼は新自由主義経済
学の危険性を理解していました。新自由主義経済学との対決を決意した宇沢は
「宇沢理論」と呼ばれる独自の経済理論を構築しました。「宇沢理論」は発展途
上国の貧困対策に用いられ、大きな成果を上げました。

 新自由主義経済に日本が邁進する今、それに警鐘を鳴らし続け、先月死去した
宇沢弘文をクローズアップ現代が取り上げます。

 クローズアップ現代
 「人間のための経済学 宇沢弘文 格差・貧困への処方箋」
  http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/

  放送日:10月30日 
  放送時間:19時30分〜19時56分
  再放送:0時10分〜0時36分
 
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
======================================
「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
http://densobin.ubin-net.jp/
私も編集委員をしています(^^;)
定期購読をお願いします!
購読料は送料込みで1年間4320円です。
 


CML メーリングリストの案内