[CML 034695] ラッセル法廷2014「ガザ特別セッション」評決の概要

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2014年 10月 27日 (月) 23:36:38 JST


[2]、50日間の闘争経過中、継続された空爆と地上攻撃の状況下で約700トンの
(投下)命令がイスラエルの軍隊によって展開された。このおよその数字は、ガ
ザ地区の1キロ平方当たり2ト ンの投下命令に等しい。これらの軍事行動は以下
の結果をもたらした:パレスチナ人の死者2188人、少なくとも1658人 が民間人
だった:11231人の民間人が負傷した:18000棟 の建築物が危害を受けた(ガザ
で利用されているすべての建築物の13%が完全にまた部分的に破壊された):約
110000人 の民間人が避難を余儀なくされた:8つの医療施設が完全に破壊され他
の多くが危害を受けた。32カ 所の病院のうち17カ所が危害を受け、その結果6カ
所が閉鎖された:約450000人の民間人が地域の水道供給を利用できないまま放置
された大規模な浄水施設の破壊:ガザ地区全体を一日ほぼ20時間電気のない状態
にさせたガザ唯一の電力施設の破壊、これによって汚水処理、食料供給、および
負傷者と避難 民を収容する医療施設の能力に深刻な影響をもたらした:臨時の
避難民センターとして使われていたUNRWAの3つの学校を含む国連が援助
し管理する基盤施設への大量の攻撃と破壊:約128の企業の完全破壊、および農
地や家畜にもたらされたおよそ5億5千万ドル相当の損害:文化的・宗教的な施設
への攻撃:最後に、闘争は約373000人 の子どもたちを直接の専門的な心理サ
ポートを必要とする状態に追い詰めた。攻撃は、民間および国家基盤施設にもた
らされた損害の修復に78億ドルを要求するだろうとパレスチナ自治政府が見積も
るほどの被害が組織的かつ広範囲に及んだ。

[3]、 パレスチナにかんするラッセル法廷(RToP:The Russell Tribunal on
Palestine )は、 世論を啓発しまた最高権力者たちに影響力を及ぼすために市民
社会(非政府組織、組合、慈善団体、教会など信仰に基づく組織)の要求に応え
て開設された国際的な市民を基礎とした良心の法廷である。RToPは、 著名な学
者であり哲学者でもあるバートランド・ラッセルに創設されたベトナム戦犯法廷
(1966-1967)を 受け継いで、同じ厳格な法規範を採用し同じ精神にあふれてい
る。本法廷は、パレスチナにかんするラッセル法廷の準拠枠を構成する国際公法
(国際人権法、国際人道法、刑事国際法を含む)によって国際戦犯民衆法廷とし
ての効力を持つ。

[4]、2014年7-8月のガザ地区でのイスラエル軍事作戦のあと、ガザにおける潜在
的 な国際犯罪の真相を審査するため緊急にRToP特別セッションを再召集する決
定がなされた。この特別セッション の期間中、RToPは2014年 夏のガザの事態に
直接関連する広範な分野の問題について目撃者と専門家の見解を提供するほぼ16
名の個々の証人から証言を聴取した。法廷の陪審員メンバーは、証人たちから与
えられた痛々しい証言に胸を痛め 深く心を揺さぶられた。2014年9月24日 の聴
聞と陪審員の審理を受けて、パレスチナにかんするラッセル法廷ガザ特別セッ
ションの評決は、次のように要約される。



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