[CML 034636] 今日の言葉 ――どうやったらイスラーム国に勝てるか?そもそもパラダイムが違う世界に居る人びとを打ち負かそうという発想が間違っている。

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2014年 10月 24日 (金) 18:11:31 JST


「内藤正典Twitter」(2014年10月24日)から。
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     どうやったらイスラーム国に勝てるか?そもそもパラダイムが違う世界に居る人びとを打ち負かそうという発想が間
     違っている。イスラームにも戦時国際法の概念はあるのだから、それを学んで、和議の方法を探るしかない。これ
     が成功すれば、イスラーム国の残虐な側面は次第に廃れる。イスラーム国にはテロリストの側面とそうでない側面
     がある。戦乱のさなかにあるため、そうでない側面の情報が極度に少ない。ラッカで中田先生が見聞きしたキリスト
     教徒のジズヤ(人頭税)値引き交渉や教会の修復をイスラーム国に頼むやりとりは数少ない証言だった。日本は憲
     法第9条の「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久
     にこれを放棄する」を掲げて嘘をつかないこと。これが日本へのテロの最大の防御。(略)イスラーム国だろうが、タ
     リバンだろうが、テロ組織は軍事力で叩きのめせばいいと考えるなら、憲法第9条の精神を否定するものである。今
     の中東・イスラーム世界の混迷を打開する唯一の道は、軍事力を用いないで彼らの脅威を取り除くことしかない。日
     本でヘイトスピーチを繰り返す人びともそうだが、人間存在を否定して、何がしたい? ヨーロッパでムスリムを侮蔑し
     つづけた市民たちも同じ。今になって高々数百人単位でイスラーム国に参加しただけで恐慌をきたしているではない
     か。そんなことなら、最初から相手の存在を否定しなければよかったのだ。ヨーロッパが今ほど反イスラーム感情に
     侵されていなかったころの話。あるドイツ人が隣人のムスリムをクリスマスに家に招いた。ムスリムは喜んでキリスト
     生誕の祝いに参加した。そのムスリムが犠牲祭に隣人のキリスト教徒を招いた。一家は来なかった。こういうことが
     始まりだった。


東本高志@大分
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