[CML 034619] 共産党(中国共産党)ってなんだろう?(3)――今日中国の高級官僚が対立と緊張をわざわざ製造し、それを利用して上下を問わず汚職蓄財を繰返すのは、決していまに始まったことではない。

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2014年 10月 23日 (木) 18:50:22 JST


「共産党(中国共産党)ってなんだろう?」の第3回目も阿部治平さんの論攷から。「テロと焼身自殺が終わらないもう一つの理由」。
その「もう一つの理由」は中国共産党の組織内部に伏在する根深い「汚職蓄財」体質。おのれの野心と蓄財のために「中国の高級
官僚が対立と緊張をわざわざ製造し、それを利用」する、とはどういうことか。中国・チベットの語学学校の教師として長年月を重ね
てきた阿部治平さんの体験と見聞に耳を傾けたいと思います。

事件は作られる――テロと焼身自殺が終わらないもう一つの理由(阿部治平「リベラル21」2014.09.16)
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-2920.html

現代中国では、地方政府に対する抗議(暴動)が毎年20万件くらいあるとみられている。これはいまに始まったことではない。

清国の最盛期、康熙・雍正・乾隆の時代にも多くの民衆叛乱や盗賊集団があった。もちろん放ってはおかない。だがいくら討伐し
ても叛乱や盗賊は減ることがなかった。減らないわけを清代史家の増井経夫先生はこう書いている。

     「討伐軍の諸将が軍費を着服して軍隊を動かさず、官兵は給与の不渡りから略奪を働き、民衆は叛乱軍よりも官兵を恐
     れ、将軍は叛乱の鎮圧より叛乱の継続の方が自分の仕事が続くものとした。中には反乱軍を避けてその後尾だけを追
     撃し、(乾隆帝の寵臣)和伸の一族で、河南巡撫の景安などは、尾追(ママ)ばかりで迎撃しないので迎送伯と呼ばれた。
     そのうえ、降服者を皆殺しにして賊を殲滅したと報告して軍功とした……(『大清帝国』第三章)」

ここで重要なのは「将軍は叛乱の鎮圧より叛乱の継続の方が自分の仕事が続くものとした」というところと、「降服者を皆殺しにし
て賊を殲滅したと報告して軍功とした」というところである。現状は清朝最盛期にびっくりするほど似ているのに、私はテロや焼身
自殺のこの側面を書いてこなかった。

以下、省略。全文は下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1040.html


東本高志@大分
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