[CML 034522] 新作2題:ジョナサン・コールのビデオ「詳細の悪魔」、「ニュートンvsNIST」

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2014年 10月 17日 (金) 23:37:14 JST


みなさまへ  (BCCにて)松元

以下転送紹介です。趣旨は二つの文に述べられています のでご覧ください。

スピノザは「神は細部に宿るGod is in the details.」と言っていました。転倒
した世界では「悪魔が細部に宿る」のでしょうか? 

バルセロナの童子丸です。

 今回は(私にしては)比較的短い2つの拙文を一度にご紹介 します。

 どちらもAE911Truthの ジョナサン・コールによるビデオの紹介なのです が、

最初にあります「詳細の悪魔」には、矢ヶ崎克馬琉球大学名誉 教授による「長
崎原爆体験者訴訟追加意見書」の一部が引用 されています。これはウエッブサ
イトちきゅう座様で、松元保昭様からご紹介のあったものです。

 第2の「ニュートンvsNIST」とともに、現代の世界がガリレオの時代より
ももっ と激しい「科学と反科学」の戦い場になっており、政治的ドグマ を掲げ
る反科学が科学を圧殺し、反人間的な暴力とペテンの時代をむかえていること
の、指摘 と警告になっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/Devils-in-the-details.html

*ジョナサン・コールのビデ オ(日本語字幕付き)*
*詳細の悪魔
*
  このジョナサン・コールのビデオは「実験」を収めたものではない。近代科
学誕生までの過程を振り返り、科学がどれほど政治的・宗教的なドグマ(教条)
を掲 げる人々によって敵視されてきたのか、を説明する。そして現在再び、ガ
リレオの時代と同じように、政治的ドグマを掲げる人々による科学に 対する攻
撃が激し く続いていることへの警告を発している。
     https://www.youtube.com/watch?v=cmNH7irvXzY
    The Devil's in the Details by Jonathan Cole - Japanese
 ビデオ字幕でこの表題が手短に「詳細の悪魔」となっているが、原題の正確な
訳は「詳細の中に悪魔がいる」である。*こ の「詳細」とは、実験・観察を通し
て事実を具体的に正確に測定することと、それによって得られる具体的で精密な
データを意味する*。 したがって「詳細」は必然的に事実の客観的で正確な描写
を導く。このことは近代の自然科学の立脚点であり、事実性・具体性を捨象しそ
の 「詳細」を打ち棄てるなら、それはもう科学ではなく単なるドグマと化した
似非科学に他ならない。


  ガリレオは当時の最も優れた手段を用いて太陽系を正確に観測し、その「詳
細」を明らかにすることによって、1000年間以上「真実だ」と信じられ続け
たア リストテレスとプトレマイオスの天動説をきっぱりと否定するとともに、
地動説をうち立てていった。そして現在、9・11事件の中心的な現 場だった
WTCビ ル群の崩壊について、物的証拠にも等しい価値を持つ多くの映像記録
から数多くの「詳細」が明らかにされ、それが、権威と権力を持つ人々によって
「真実だ」 と一般に信じさせられている説明を、きっぱりと否定している。


 しかし、政治的・宗教的なドグマ(及びドグマと化した似非 科学)は疑うこ
とを決し て許さない。科学は「疑う自由」があって初めて存在できる。した
がって科学は往々にして、権威と権力を持つ人々、ドグマを掲げる人々に よっ
て、悪魔化され 敵視される。このビデオの中でカール・セーガンが語るよう
に、「もし我々が、懐疑的な問いを発することや、何かが真実だと語る者に問い
ただすことや、権威 者たちに疑い深くなることができないのなら、政治的・宗
教的ペテン師の手中に陥ります。それは轟音を立ててやってくるのです。」
    *   *   *   *   *   *
 ここで、直接には9・11事件とは無関係だが、矢ヶ崎克馬(琉球大学名誉教
授)博士による論述をご紹介したい。これはウ エッブサイト「ちきゅう座
<http://chikyuza.net/>」 様で拝見したもので、ご投稿になったのはパレスチ
ナ連帯札幌の松元保昭氏である。
    http://chikyuza.net/archives/47494
    ICRP体系を科学の原理から徹底批判:矢ヶ崎克馬「長崎原爆体験者
訴訟」追加意見書
   (この追加意見書の全文はhttp://yagasaki.i48.jp/doc/ICRP-criticism-
20140910.pdf)
 詳しくは上記のサイトにお進みいただきたいが、松元氏がお書きになった前文
の一部をほとんどそのままお借りして、この訴 訟と背景を簡単にご説明してお
きたい。


 長崎被曝体験者訴訟とは、爆心地から半径12キロ以内の被 爆未指定地域で
長崎原爆に遭い、被曝者と認められてこなかった「被曝体験者」が国や県、長崎
市を相手に被曝者健康手帳の交付など国家損害 賠償を求めている集団訴訟であ
る。被告側(国、 県、市)は、「放射線起因のがんが増えるのは被ばく線量が
100ミリシーベルトを超える場合で、…爆 心地から12キロの被爆未指定地域
でそれほど高線量の内部被ばくをすることはあり得ない。…確 認された被ばく線
量では住民への健康影響はない。」と主張している。


  これは、 3・11後の福島原発の被ばく被害に対する国、企業、行政側の姿
勢とまったく同様なのだが、その根拠とされているのがICRP(国際放射線防
御委員会)に よる放射線被害評価体系(ICRP体系)である。矢ケ崎博士は
このICRP体系を「偽科学」「疑似科学体系」「反科学」と極めて厳しく批
判している。
  松元氏がおっしゃる通り、「論証を積み重ねる科学論文の「抜粋紹介」は
ルール違反」なのだろう。かといって79ページに渡る意見書の全てをこの場で
ご紹介 することはできない。ここでは矢ケ崎名誉教授の意見書本文から、『第
1章 ICRP体系と科学:1 ICRP体系の誤り』のごく一部分だ けをご
紹介させて いただくことにする。
     ===================
*矢ヶ崎克馬「長崎原爆体験者訴訟追加意見書」
【前略】
第1章 ICRP体系と科学
1 ICRP体系の誤り
*  科学の荒廃,教条化は具体性の捨象に始まる。総論として,矢ヶ崎は,科学
するという行為は真理の発見とそこに至るプロセスとしての研究であると考え
る。放 射線の人体影響は自然科学の一分野に属する。ICRPが累々と築き上
げた放射能の人体影響,被曝被害の体系は自然科学の原則に反して いる。





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