[CML 034431] 内藤正典発言についてRe: 今日の言葉 ――ノーベル平和賞の栄誉に輝いたマララさんとは対照的にアメリカの攻撃で命を失ったアフガニスタンやイラクの少女たちは何の賞賛も償いも受け取ることはなかった。私はこのことを不公正だと思う

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2014年 10月 12日 (日) 09:09:24 JST


檜原転石です。

東本さん、こんちは。

米物理学者スティーヴン・ワインバーグがこう言っている――「宗教は人間の尊厳
に対する侮辱である。宗教があってもなくても、善いことをする善人 はいる
し、悪いことをする悪人もいるだろう。しかし、善人が悪事をなすには宗教が必
要である」。


あなたが何の意図で内藤正典の意見を紹介するかが分からないが、宗教過激派
だって1つの宗教勢力だろうって誰でも思う。
タクフィール(背教徒宣告)について、私は何度も紹介しているが、確かにイス
ラームには宗教過激派がいるのである。

▼善人が悪事を行うには宗教が必要だ
http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/39177092.html

▼サウディアラビアにおける女性の人権
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E4%BA%BA%E6%A8%A9
サウディアラビアはイスラーム教の中でももっとも厳格なワッハーブ派のシャ
リーアを国法としている。そのため女性は公的な場面から完全に排除され てい
る。女性による車の運転や近親者による付き添いなしでの外出は禁止されてい
る。また外出時には必ずヒジャーブを身に着けねばならない。遺産相 続も男性
の半分であり、公的な権限を行使するためには父親、夫、兄弟などの男性の代理
人を介さねばならない。一夫多妻制が認められており、安易な 離婚や家庭内暴
力も問題となっている。

教育

女性の教育は近代になってからは積極的に進められているが、依然として制約が
多い。

初期の女子大では教員の確保と授業形態に苦労しており、親族男性以外とは口を
利いてはいけないとされていたために男性教員と直接会うことが 出来ないの
で、講義をビデオに録画して教室で上映する方式が取られ、生徒が先生に質問す
る場合には家に帰ってから父親などの親族男性に先生宛 てに手紙を書いても
らって、親族男性の代理人を通した文通で教師とやり取りするという大変に不便
な物だった。・・・

女性の権利制限を主張する側の見解[編集]

女性の権利制限を求める側の主張する意見としては「女性が子供を産み育てる義
務を果たさなくなる」「誘惑され不倫が横行する」などがある。 宗教指導者は
女性差別の法的根拠として、激しい女性差別を唱えたアリーの格言を根拠として
いる。

格言には以下のようなものがある。
「女は信仰においても欠陥があり、相続においても欠陥があり、知性においても
欠陥がある」
「女に助言を求めるな。なぜなら、女の思考力は愚鈍であり、決断力は脆弱だか
らである」
「必要以上に女を尊重するな。他人に干渉しようなどという考えを女に起こさせ
るな」


  ▼女性の運転禁ずるサウジアラビア各地で、多数の女性が抗議の運転

2013 年 10 月 28 日 16:41 JST

http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303925304579162914172343476


    ▼まず最初にタクフィール(背教徒宣告)をして、その後で殺す

http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/39257532.html


    ▼私にも話させて <http://watashinim.exblog.jp/>


    内藤正典のシリア軍事介入論と「両論併記」化

http://watashinim.exblog.jp/19661204/

また、これは内藤のwikipediaの項目で知ったのだが、内藤は、タリバンによる
テロ行為に関する報道について、「タリバンが女子学生に硫酸 をかけるだの、
学校の井戸に毒を入れるのって、どう考えてもあり得ない。イスラームに真っ向
から反するようなことはしない。いかにも、部族長どう しの陰湿な争い。こう
いう犯罪に手を出すのは、イスラームの道徳心があまりに欠落している。」と発
言している。ここでも、報道に対して反証を提示 するのではなく、「イスラー
ムに真っ向から反するようなこと」をタリバンがするはずがないと、上のヌスラ
戦線に関する弁明と同じ論拠を用いて主張 している。



(2014/10/11 19:17), higashimoto takashi wrote:
> 内藤正典Twitter(2014年10月10日)から。
> https://twitter.com/masanorinaito
>
> マララさんが非道な暴力で殺害されようとし、奇跡的に回復し、女性の教育、
> こどもの権利を訴えることは称賛に値すると思う。彼女
> に対するパキスタン、タリバンの暴力も絶対に容認出来ない。しかし、パキス
> タンタリバンに襲撃されたことでノーベル平和賞の栄誉
> に輝いた彼女とは対照的に、アメリカの攻撃で命を失ったアフガニスタンやイ
> ラクの少女たちは何の賞賛も償いも受け取ることはな
> かった。私はこのことを不公正だと思う。(略)
>
> マララさん受賞の記事が大方のメディアで誤解を招く内容。イスラームが女性
> の教育を否定しているのではない。日本の60年前、女
> 性の4年制大学進学率、老眼でよく見えないスマホのページでグラフを見ると
> 2%ほど。父権主義や封建的家族感が社会に根強かっ
> たことが原因で宗教のせいではない。問題はイスラーム社会の問題がみなイス
> ラームに結びつけられること。マララさん一家のパキ
> スタンでの社会もそうだし、アフガニスタンもそうだが、イスラームに名を借
> りた恐ろしく封建的男社会が女性の教育を阻害してきた。
> ローカルなイスラーム指導者たちや、政治家たちが、自分たちの権威や権益を
> 守るために保守的な制度の温存を図ったために、あ
> たかもイスラームに起因するかのように喧伝されることになった。しかし、こ
> ういうイスラームに名を借りた連中を糾弾するのは、サラ
> フィやジハーディスト。保守的な社会はこぞって彼らを過激派、テロ組織と非
> 難。穏健なイスラーム社会なるものは、穏健の美名の陰
> でパターナリズムを隠蔽する。過激派のおかげで。
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