[CML 035245] 今日の言葉(「私」と総選挙)12 ――安倍政権から日本を取り戻す。今回の選挙は暴走する権力に対する異議申し立てと立憲主義的な民主政治再生のための機会と位置付けられるべきである。

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2014年 11月 30日 (日) 19:53:00 JST


「今日の言葉」(「私」と総選挙)12は水島朝穂さん(早大教授。憲法学)の「総選挙の争点――安倍政権から日本を取り戻す」と
立憲デモクラシーの会の「安倍政権による解散・総選挙に関する見解」の抜粋です。 
2つの論の主意をつなぎ合わせると「安倍
政権から日本を取り戻す。今回の選挙は暴走する権力に対する異議申し立てと立憲主義的な民主政治再生のための機会と位
置付けられるべきである」ということになります。

「総選挙の争点――安倍政権から日本を取り戻す」(水島朝穂 2014年12月1日)から。 

http://www.asaho.com/jpn/index.html

明日、総選挙が公示される。この時期、このタイミングでの衆議院の解散については、誰もが「なぜ?」と問いかけたい気分だ
が、安倍晋三首相はただ一人、気を吐いている。この異様な「安倍晋三解散」の最大の狙いは、「野党の選挙準備が整ってい
ないこのチャンスを手放すわけにはいかない」という彼なりの判断だろう。普通なら「一か八かの賭け」という意識が強いだろう
が、この人にはそれがなく、これまでのどの首相にも見られない「根拠のない自信」に満ちあふれている。(略)明日公示される
衆議院総選挙は、実は重大な負債をおっている。それは、議員定数の不均衡を是正しないまま、0増5減の小手先の「改善」
でお茶を濁して選挙に突入したからである。「一票の格差」問題では、先週の水曜日(11月26日)、最高裁判所大法廷が2013
年参院選(4.77倍)について「違憲状態」の判決を出した。2010年参院選については2012年10月に「違憲状態」判決が出ている
ので、半数改選の参議院の全体が「違憲状態」と評価されたことになる。「日本国民は正当に選挙された国会における代表者
を通じて行動」するはずなので、いま、衆参両院とも「正当に選挙された」かどうかは疑問ではある。注目されるのは、前回3人
だった「違憲」の反対意見が今回5人に増え、うち1人は「選挙の即時、無効」を主張したことである。補足意見を含めると、15
人の裁判官中、10人が次回の2016年参院選は「違憲」とすることを示唆していることも重要である。他方、衆議院については、
唐突な「安倍晋三解散」によって、選挙制度改革を検討する第三者機関である「衆院選挙制度調査会」の活動がストップして
しまった。この調査会は、2011年3月の最高裁判決により否定的評価が確定した「一人別枠方式」に代わる方式を検討してい
たが、解散によって、現状のままでの選挙に突入してしまった。選挙後に再び違憲訴訟が提起されれば、高裁段階で違憲判
決(選挙無効判決も)が増え、最高裁でも違憲、選挙無効の判決が出る可能性は否定できない。安倍首相の今回の解散は、
林銑十郎内閣のそれと並んで、自分の勢力を増やすためだけという不純な動機が見え見えだった。明日からの総選挙は、
こうした点を含めて、安倍政権そのものを争点とし、これを問う選挙となるべきだろう。「安倍晋三的なるもの」からこの国を取
り戻す。安倍晋三が登場する前の日中、日韓関係にまで戻す。安倍晋三退場となる選挙結果になることができるか。明日か
らの総選挙の最大の焦点なのである。

以下、省略。全文は下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1083.html


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/ 



CML メーリングリストの案内