[CML 035205] 今日の言葉(「私」と総選挙)8 ――自民党が選挙報道に厳しい干渉を加えている。メディアは、海外の高名なジャーナリスト(ウォルフレン)に指摘されるまで沈黙を守っていた。この国のメディアは、既に全身麻痺状態である。

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2014年 11月 28日 (金) 14:47:18 JST


「今日の言葉」(「私」と総選挙)は「街の弁護士日記」(岩月浩二弁護士)の「孫崎享氏『危機!日本に報道の自由が消えていく。
自民選挙報道の公平求める文書テレビ各局に渡す』」の言葉とインターネット誌「リテラ」から田部祥太氏の「『NEWS23』の安倍逆
ギレが原因? 自民党がテレビ局に批判封じ込めの通達」という記事の抜粋です。

しかし、以下、若干の附記をつけておかなければなりません。私は、「街の弁護士日記」の記事に出てくるネット放送局「ノーボー
ダー」(境界なき記者団)の編集長(おそらく)の上杉隆をまったく信用していません(「境界なき記者団」というネーミングにもなにや
ら「国境なき記者団」を連想させる邪心が隠されているように私には見えます)。その理由は「上杉隆なるフリー・ジャーナリストの
『うそ』を再度暴いておく」(弊ブログ、2013.09.14)という記事に書いています。ご参照ください。ただし、そのことと今回の「ノーボー
ダー」の報道は別のこととして峻別しています。もう一点。関連して、私は、そのイエロージャーナリストの上杉隆を無批判に称揚
する孫崎享氏の見る目のなさ、さらにはその孫崎氏の論をこれまた無批判に称揚する岩月浩二弁護士の見る目のなさについて
も強く思うところがあります。彼らの鋭い視点には教えられるところも多いのですが、同時におおいなる弱点も少なくなくあります。
そのひとつの顕著な例として上杉隆に対する見る目のなさを挙げておきます。

「街の弁護士日記」(2014年11月28日)から。
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2014/11/post-ba92.html

自民党が選挙報道に厳しい干渉を加えている。そのことをマスコミは、ネット放送局にばれるまで6日間も、沈黙していた。マスコ
ミに対する飲ませ喰わせが効いているのか、マスコミトップがみんな「上に行くほど大バカ」になったか、新聞だけの消費税免税
特権がよほど惜しいか、秘密保護法以前にジャーナリズムの使命など放擲して敗走するザマである。戦前、言論弾圧立法の歴
史は古い。早くも明治憲法制定より10年以上も先立つ明治8年(1875年)には新聞紙条例が制定されている。しかし、1933年
の滝川事件当時の言論を見れば、現在より遙かに自由闊達な意見が行き交っていた。トップを含めて現場が気概を持って言論
の自由を守っていたのであり、大学の自治を掲げる学者も根性のある論陣を張り、行動していた。秘密保護法施行へのカウント
ダウン。この国のメディアは、既に全身麻痺状態である。ウォルフレンが批判している。メディアは、海外の高名なジャーナリスト
に指摘されるまで沈黙を守っていた(引用者注:この問題についてのマス・メディアの報道は共同、毎日が27日、朝日が28日)、
恥を知れ。

「リテラ」(2014年11月27日)から。
http://lite-ra.com/2014/11/post-659.html

以下、省略。全文は下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1080.html

東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/




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