[CML 035086] 【12/3】NDシンポ 「安倍政権の歴史認識を問う―『戦後レジームからの脱却』と日本外交―」ご案内

Akio Taba akio-taba1116 at nifty.com
2014年 11月 21日 (金) 16:39:00 JST


新外交イニシアティブ(ND)企画のお知らせです。

沖縄知事選は辺野古新基地建設反対の翁長氏の圧勝となりました。
NDの働きかけもあり、翁長氏は、ワシントンに県の駐在員をおいて、
情報収集・情報発信をすることを公約に入れています。これからNDでは
沖縄の声を米国に運ぶ活動に、さらに本腰を入れていきたいと思います。
(本メール末尾に、本日の「沖縄タイムス」掲載のND事務局長猿田の
寄稿を貼り付けました。よろしければご覧下さい)

さて、NDの歴史問題についてのシンポのお知らせをお送りします。
選挙となりましたが、ここ数ヶ月、メディアにはあまり載らないものの、靖
国参拝、河野談話の見直し論議など、現自民党の歴史問題についての体質も評価
の際に心の中においておきたいと思います。

なお、この歴史問題シンポは、ND理事である米国のマイク・モチヅキ氏が、歴史
問題についての現在の日本政府の立場は余りにひどく危機的、何かしなければ、
とイニシアティブをとって始められた企画です。元外交官の東郷和彦氏の登壇も
いただいて、大変面白い機会になると思います。

ぜひみなさまご参加いただき、また告知に協力いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

田場

(転送歓迎)
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        新外交イニシアティブ(ND)シンポジウム
 「安倍政権の歴史認識を問う―『戦後レジームからの脱却』と日本外交―」
   
          2014年 12月3日(水) 19:00 - 21:00
                  主催:新外交イニシアティブ(ND)
          於:法政大学市ヶ谷キャンパス 55・58年館532教室
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この11月、2年半ぶりに日中首脳会談が行われ、日中の関係改善が期待されてい
ます。しかし、「戦後レジームからの脱却」を掲げる安倍首相の下、昨年12月の
靖国神社参拝、「慰安婦」問題を巡る河野談話の検証など、近隣諸国や米国を刺激
する動きが相次いでいます。大きく政治が動くこの時期に、戦後処理や歴史認識
問題を改めて振り返ります。

●パネルディスカッション登壇者:
東郷 和彦(京都産業大学教授/元オランダ大使)
マイク・モチヅキ(ND理事/ジョージ・ワシントン大学教授)
山口 二郎(ND理事/法政大学教授)

●コーディネーター
猿田 佐世(ND事務局長/弁護士)

●日時:2014年12月3日(水)19:00−21:00(18:45開場)

●会場: 法政大学市ヶ谷キャンパス 55・58年館532教室
住所:東京都千代田区富士見2-17-1
TEL:03-3264-9240
最寄り駅:市ヶ谷駅・飯田橋駅から徒歩10分
(市ヶ谷駅:総武線、有楽町線、南北線、都営新宿線)
(飯田橋駅:総武線、有楽町線、東西線、南北線、都営大江戸線)

●資料代:1000円(ND会員・学生は無料)

●お申込み:
下記ページ下部の申し込みフォームをご利用ください。
http://www.nd-initiative.org/event/904/
当日参加も受け付けますが、できる限り事前申込みをお願いいたします。 

●主催:新外交イニシアティブ(ND)

●ND編『虚像の抑止力 沖縄・東京・ワシントン発 安全保障政策の新機軸』(旬報社)
本書は、日米外交の多くの歪みを象徴的に表す沖縄の米軍基地問題を皮切りに、
同じように「抑止力」による説明が繰り返される集団的自衛権の行使容認、そし
て日米安保体制や日本の民主主義の在り方について、外交・防衛・安全保障の専
門的見地から疑問を投げかけ、問題の所在を解説するものです。(発売中。定価:
1,512円(税込))

柳澤協二(ND理事/元内閣官房副長官補)、マイク・モチヅキ(ND理事/ジョー
ジ・ワシントン大学教授)、半田滋(東京新聞論説兼編集委員)、屋良朝博(元
沖縄タイムス論説委員/フリージャーナリスト)、猿田佐世(ND事務局長/弁護
士)

・amazonにてご購入いただけます。
 http://amzn.to/1zaXDLf
・シンポジウム当日、会場でも販売いたします。
なお、シンポジウム当日ご入会いただいた方には、本書籍を1冊差し上げます。
書籍詳細:
http://www.junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/931
入会情報詳細:
http://www.nd-initiative.org/about-nd/nd-onegai/

●ぜひND にご入会ください。
NDでは会員を募集しています。(詳細
http://www.nd-initiative.org/onegai.html)
お申込みは事務局まで、お名前・ご住所・E-mail・電話番号をお知らせの上、会費
を下記口座にお振込みください。

●NDへご寄付をお寄せください。
NDでは、現在下記プロジェクトを進めております。プロジェクト実施に際しての
各種文献調査や現地調査、ワシントンでの提言活動等について、皆さまからの温
かいご寄付をお寄せいただければ大変幸いに存じます。ご支援いただけます場合
には、下記口座にお振り込みください。

・歴史認識問題政策提言プロジェクト
・日米原発プロジェクト
・日米地位協定 国際比較・政策提言プロジェクト
・普天間米軍基地返還に関する政策提言プロジェクト

【郵便局からのご送金】
 郵便振替口座 口座番号 00190-3-633335
 口座名義 New Diplomacy Initiative
【他行からのご送金】
 ゆうちょ銀行 〇一九店 (019) 当座 0633335
 口座名義 New Diplomacy Initiative

シンポジウムにご参加いただけない方も、ご入会・ご寄付をぜひご検討下さい。

●シンポジウム・書籍についてのお問合せ:
新外交イニシアティブ(ND)事務局
03-3948-7255
Web:www.nd-initiative.org
東京都新宿区新宿 1-15-9 さわだビル 5階
E-mail:info at nd-initiative.org
Facebook:www.facebook.com/NewDiplomacyInitiative
Twitter:@nd_initiative


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「New Diplomacy Initiative(新外交イニシアティブ)」とは(団体紹介)
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新外交イニシアティブ(ND)は、日米および東アジア各国において、国境を越えて
情報を収集・発信し、政策提言を行うシンクタンクです。政策実現のため、国内
はもとより、各国における政府、議会、メディアなどへ直接働きかけます。これ
まで下記のイベントを開催しました。NDの詳細はウェブサイトをご覧ください。
http://www.nd-initiative.org/

●これまでに開催した主なシンポジウム・講演会・研究会等(報告や映像等をウェブ
サイトからご覧頂けます。映像:http://www.nd-initiative.org/video.html)
〈2013年〉
【1月】設立プレシンポジウム「新政権に問う―日本外交がとるべき針路は―」
 :鳩山由紀夫氏(元首相)、鳥越俊太郎(ND理事)、藤原帰一(ND理事)、
  マイク・モチヅキ(ND理事)(於:東京)
【7月】研究会「アジア・太平洋地域における新しい外交を求めて」第1回
【8月】設立記念パーティ「オリバー・ストーンと語る もう一つの日米関係」
 :オリバー・ストーン氏(映画監督)、ピーター・カズニック氏(アメリカン大学
  准教授)、藤原帰一(ND理事)(於:東京)
  (報告:http://www.nd-initiative.org/topics_031002.html)
【10月】シンポジウム「民間大使が見た日本外交―これからの日中関係を考える―」
 :丹羽宇一郎氏(前中国大使・前伊藤忠商事株式会社会長)、鳥越俊太郎(ND理
事)、
  柳澤協二(ND理事)(於:東京)(報告:http://on.fb.me/OPCLaO)
研究会「アジア・太平洋地域における新しい外交を求めて」第2回
【12月】講演会「ワシントンに声を届けて ―対米ロビーイング経験を語る―」
 :山岡清二氏(東洋英和女学院大学名誉教授、元共同通信記者、元米国務省通
  訳官、元ワシントン・ポスト記者)(於:東京)
〈2014年〉
【1月】シンポジウム「普天間基地返還と辺野古移設を改めて考える」
 :稲嶺進氏(名護市長)、前泊博盛氏(沖縄国際大学教授)、仲里利信氏(元沖縄
  県議会長)、柳澤協二(ND理事)(於:名護市)
  (報告:http://www.nd-initiative.org/topics_140117.html)
【3月】シンポジウム「『沖縄』そして『日本』における米軍基地問題とは何か」
  :平良朝敬氏(かりゆしグループCEO)、長元朝浩氏 (沖縄タイムス社専任論説
   委員)、鳥越俊太郎(ND理事)(於:那覇市)
【4月】シンポジウム「今なぜ、集団的自衛権なのか−安全保障の最前線から考察す
    る−」
  :柳澤協二(ND理事)、鳥越俊太郎(ND理事)、山口二郎(ND理事)(於:東
京)
【6月】訪米報告会「米国に声を伝える−名護市長訪米活動のコーディネート経験を
    踏まえて−」
  :猿田佐世(ND事務局長)、玉城デニー氏(衆議院議員)(於:東京)
【6月】シンポジウム「沖縄−日本−中国との関係を考える」
  :劉成氏(南京大学教授)、新崎盛暉氏(沖縄大学名誉教授)、我部政明氏(琉
   球大学教授)(於:那覇市)
【8月】シンポジウム「どうする米軍基地・集団的自衛権―オキナワの選択―」
  :柳澤協二(ND理事)、半田滋氏(東京新聞論説兼編集委員)、屋良朝博氏(元
沖
縄タイムス論説委員/フリージャーナリスト)(於:那覇市)
【9月】シンポジウム「基地の島、沖縄の今を考える−返還交渉当事者、ハルペリン
氏
   を囲んで−」
  :モートン・ハルペリン氏(元米国家安全保障会議(NSC)スタッフ)大田昌秀
氏
   (元沖縄県知事)、佐藤学氏(沖縄国際大学教授)、潮平芳和氏(琉球新報編
集
   局長)(於:那覇市)
【9月】シンポジウム「沖縄返還当事者が見る今 ―47年ぶりの訪沖を振り返って―」
  :モートン・ハルペリン氏、山口二郎(ND理事)、猿田佐世(ND事務局長)(於:東
京)
【10月】訪中報告会×中国大使館参事官意見交換会「これからの日中関係を考える」
  :林レイ(木へんに麗)氏(駐日本中国大使館政治部参事官)
【11月】シンポジウム「安倍政権2年間の安保・外交政策を振り返る―沖縄米軍基地
問
    題を中心に―」(於:東京)
   :柳澤協二(ND理事)、マイク・モチヅキ(ND理事)、半田滋氏(東京新聞論
説
兼編集委員)、屋良朝博氏(元沖縄タイムス論説委員/フリージャーナリスト)

●理事:
・鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
・藤原帰一(東京大学教授)
・マイク・モチヅキ(ジョージ・ワシントン大学教授)
・山口二郎(法政大学教授)
・柳澤協二(元内閣官房副長官補(安全保障担当)・元防衛庁官房長)
●事務局長:
・猿田佐世(弁護士(日本・米国ニューヨーク州))

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(沖縄タイムス2014年11月21日掲載記事)

戦略的・恒常的な県の対米外交を
       新外交イニシアティブ 事務局長・弁護士 猿田佐世

 誰もが認めるよう、これから、である。多くの米メディアが翁長氏の「日米政
府にメッセージを伝える」との発言を引用した。どのように米国に声を伝えるべき
だろうか。
 国務省・国防省(軍)や米議会への訴えはもちろん重要である。また米首都
「ワシントン」の政府外の人々は政策決定に重要な影響を及ぼすため「権力の半
影(ケント・カルダー氏)」とも評されるが、この「権力の半影」にいる人々と
も信頼関係を構築しながら、沖縄への理解を深めてもらうことが必要である。ワ
シントンは世界中の問題についてアジェンダセッティング(議題設定)能力を有
しており、ここでの議論は東京を揺り動かす。
 民主主義や人権の観点からの訴えに安全保障の視点も加え、さらには相手に応
じた個別具体的な働きかけが重要である。例えば、海兵隊グアム移転予算は米議
会により国防権限法という法律で凍結された。対議員ロビーでは法律の、例えば
国防権限法の、条文案の検討から行うべきである。「権力の半影」の中心に位置
するシンクタンクにおいて、海兵隊の運用を再検討するシンポ・研究会の開催も
有用だろう。辺野古反対の議員・識者との協力体制の構築も早急な課題である。
 知事訪米は最大の成果を上げられるようタイミングをみながら進められるべき
である。翁長氏は公約にワシントン事務所設置を挙げた。「半影」の中で人間関
係を作り沖縄の声を浸透させ環境を変化させていく。大使館も日本企業もこの方
法で日米関係を作ってきた。
 事態はすぐには変わらないだろうが、鳩山政権の教訓を踏まえ、国内外での着実
な取り組みが継続されてこそ新しい状況が生まれるだろう。過去に例を見ない戦
略的恒常的な翁長外交を期待したい。

(以上)




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