[CML 035066] 「日本占領と性 ―性暴力、売買春から親密な関係まで」 一橋大学 22日

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2014年 11月 20日 (木) 09:43:56 JST


CGraSS 公開レクチャー・シリーズ 第28回 *「日本占領と性 ―性暴力、売買春から親密な関係まで」*

*日時:2014年11月21日(金曜日) 16:30-18:30*

場所:一橋大学第三研究館研究会議室(JR 中央線国立駅南口より徒歩約6分)

司会:佐藤文香さん(一橋大学大学院社会学研究科・准教授)
第1レクチャー*「日本占領とジェンダー―米軍・売買春と日本女性たち」*

*講師:平井和子さん(一橋大学社会学研究科特任講師)*

16:30-17:15
「兵士には性的慰安が必要。それを欠くと暴走する」という認識(「男性神話」)は、女性を、護るべき女性(「良家の子女」)/差し出すべき女性(売春婦)に二分化し、軍「慰安所」を作り出す「性の防波堤論」を支えてきた。
本報告では、占領軍の進駐に際して、敗戦国が用意し、戦勝国軍が利用した、RAAなどの占領軍「慰安所」の全体像と、そこで実施された「日米合作の性管理」が組織的性暴力であったことを明らかにする。現在も深刻化する軍事主義に抗するために、分断され続けてきた女性たちの「出会い直し」の道を探りたい。
第2レクチャー*「パンパンとは誰なのか-キャッチという占領期の性暴力とGIとの親密性」*

*講師:茶園敏美さん(京都大学学際融合研究推進センターアジア研究教育ユニット(KUASU)研究員)*

 17:15-18:00

本報告では、占領期のGHQ主導の性病検診が、おんなたちへの性暴力だったことに焦点を当てる。性病検診のために強制的に検挙されたおんなたちは、パンパン(占領軍将兵相手の街娼)という蔑称で、更生や救済の対象として表象されてきた。現在でも彼女たちは自身の尊厳を奪われたまま、沈黙している。パンパンとみなされた彼女たち自身のライフヒストリーの記録から、おんなたちの連帯の可能性を呈示し尊厳回復への支援につなげたい。

-- 
大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


CML メーリングリストの案内