[CML 035008] 問題は沖縄県知事選勝利の先にある ――保立道久さん(歴史学者)と宮台真司さん(社会学者)の問題提起

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2014年 11月 17日 (月) 00:46:03 JST


沖縄県知事選は各メディアの世論調査の結果どおり保・革協同候補の翁長氏の圧倒的勝利。NHKも当地の琉球新報も予想
どおり20時ジャストで「翁長当確」のゼロ打ち報道でした。投票速報を見ていますが、最終的には10万票前後の大差がつくの
ではないか。

喜ばしいことですが、喜んでばかりもいられません。水を差すようですが、「保・革協同」というのが曲者です。この「保・革協同」
路線がこの先どのように転ぶか。凶と出るか吉と出るか。沖縄だけでなく、全国でもはじめての試みだけに予断を許しません。

同知事選の結果をうけて共産党の小池晃議員は以下のようなツイートを発信しました。 


「翁長雄志さんに当確!沖縄県民は「新基地建設ノー」の民意を疑問の余地なく示した。これでも安倍政権は新基地建設を進
めようというのか。新基地建設はきっぱり断念せよ。普天間基地は無条件撤去を。基地のない平和で豊かな沖縄に。たたかい
はここから、たたかいはいまから。本土は総選挙でこたえよう!」
https://twitter.com/koike_akira/status/533937539132833793

しかし、「保・革協同」の原点としての確認事項である建白書には「米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、県内移設を断念することと
あるだけで「無条件撤去」とあるわけではありません。そして、翁長氏は、沖縄タイムスの11月1日付けに掲載された「政策比
較”疆郡屐廚箸いΦ事の中で「沖縄の基地問題の解決は、県内移設ではなく国外・県外移設により解決が図られるべきであ
る。・・・県外・国外移設、県内移設反対の『建白書』の精神で取り組んでいく」と述べています。「国外・県外移設」を条件にする
のであれば、その「撤去」を「無条件撤去」ということはできません。「保・革」には現段階においてもこれだけの認識の差異があ
るのです。私が「どのように転ぶか」と突き放した言い方をするのは、たとえば左記に述べたような認識の差異を「保・革」は今
後どのように調整していのくかなどなどについて少なからぬ懸念を持っているからです。「翁長氏勝利」で第1幕は終わりました。
しかし、第1幕は序章であって、第1幕はうまくいっても第2幕以後の展開しだいではブーイングの鐘の音だけが聞こえる、とい
う幕引きになるということだってありえないわけではありません。この問題はウチナンチューだけの問題ではなく、おおいにやま
とんちゅうの問題でもありえるでしょう。心して今後の展開を見守りたいものだと思います。

以下、この問題についての保立道久さん(歴史学者)と宮台真司さん(社会学者)の問題提起のさわりの部分をご紹介しておき
ます。

以下、省略。全文は下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1065.html


東本高志@大分
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