[CML 034995] Re: なんといっても普通の授業

maeda at zokei.ac.jp maeda at zokei.ac.jp
2014年 11月 16日 (日) 16:29:03 JST


前田 朗です。
11月16日

ぢえごさん

はい、鷹野さんのお話しとてもよかったですよ。

今回問題とされた作品「おれと」は男性ヌードで、これに警察が介入したことか
ら、

わいせつ表現の自由の問題という形になりました。

そうすると突如として「写真家の表現の自由を守れ」という合唱が始まります。

わいせつ表現の自由を守ることが民主主義であるかのごとき戦後左翼的妄想に基
づいた主張です。

鷹野さんの作品も、ご本人のスタンスもそうした歪んだ政治性とは無縁です。

作家にとって表現とは何か、を問い続けることが重要です。

ちなみに、私が論じたのは美術館や学芸員の表現の自由と責任です。

ではまた。



----- Original Message -----
> 前田せんせ
> 
> 鷹野隆大さんの話が聞けるなんて、いいがっご。
> 
> 千恵子
> 
> 2014年11月14日 23:36 <maeda at zokei.ac.jp>:
> 
> > 前田 朗です。
> > 11月14日
> >
> > ほんのり酩酊状態です。
> >
> > さて、たまには普通の授業をご紹介。
> >
> > 昨日の私の授業は、法政大学闘争のさなかに逮捕され、早くに保釈された
(つま
> > り不当逮捕)武田さんをゲストにお招きして、法政大学闘争とは何かをお話
しい
> > ただきました。併せて京都大学公安捕獲事件についても。
> > http://08bunren.blog25.fc2.com/
> >
> > マスコミはやれ中核派だの器物損壊だのと言っていますが、実際に何が起き
てい
> > るのかを伝えません。今朝の朝日新聞社会面記事はまだましな方です。
> >
> > 私はいかなる政党・党派にも所属したことがないので、逆に、いかなる政党・
党
> > 派の人にも授業に来てもらいたいと思います。学生の前で自分をさらけ出し
ても
> > らえるといいのです。だから、一水会の木村三浩さんが来てくれて、とても
助か
> > っています。
> >
> > 本日の同僚の授業「美術史」は、この夏の話題の愛知県美術館事件でした。
本来
> > 「事件」でもなんでもないのに、警察が横やりを入れて事件になってしまい
まし
> > た。
> >
> > そこで同僚が、当事者である写真家・鷹野隆大さんをお招きし、私も含めて
3人
> > で座談会。写真家の作品への思い、事件の経過、美術館の対応、警察の姿勢
など
> > を話題に、美術と社会の関係性について討論しました。
> >
> > 愛知県美術館
> > http://www-art.aac.pref.aichi.jp/
> > http://thepage.jp/detail/20140822-00000011-wordleaf
> > http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/301249/
> >
> > 世の中にはいまどき「大学に反権力、反権威がない」とか憤っているおかし
な人
> > がいますが、大学は反権力・左翼の自己満足のためにあるわけではありませ
ん。
> >
> > 大学は学び、表現するためにあるのであって、その表現に枠をはめることが
問題
> > なのです。美術館にも表現の自由があり、不当な枠には抗議しなければなら
ない
> > し、同時に表現の責任を考え続けなくてはなりません。
> >
> > というわけで、今日は普通の授業についてでした(微笑)。
> >
> >
> >
> >
> 
> 
> -- 
> 大山千恵子
> ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新
http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama
> 




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