[CML 034984] 【沖縄タイムス社説】[辺野古見直し要請]豊かな生態系つぶすな+本日!【沖縄県知事選前夜】映画「圧殺の海-沖縄・辺野古」緊急上映会(京都)

uchitomi makoto muchitomi at hotmail.com
2014年 11月 15日 (土) 12:05:16 JST


【沖縄タイムス社説】[辺野古見直し要請]豊かな生態系つぶすな
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=90468

2014年11月14日 05:30

 名護市辺野古の大浦湾を埋め立てる新基地建設工事は見直すべきである-。日本生態学会など自然史研究に携わる19の学術団体が、連名の要望書を国や県に提出した。

 国が実施した環境影響評価(アセスメント)についても「この海域の特異性がきちんと評価されていない」と問題視し、再調査するよう求めた。

 学術団体が19もの規模で名を連ね、合同要望書を出すのは異例だ。

 それだけ大浦湾の自然環境が、著しく高い生物多様性を保持している事実を意味している。同時に、埋め立てが差し迫り、その豊かさが永久に失われる恐れに危機感を募らせていることをも浮き彫りにした。

 要望の取りまとめに当たった研究者らは「世界の宝をみすみすつぶそうとしている」「最もやってはいけない愚行」などと埋め立て工事に警鐘を鳴らす。

 国や県は、この要望書を重く受け止め、埋め立て工事に向けた全ての手続きを、ただちに中止すべきである。

 併せて、私たち一人一人も、この海域の豊かさにいま一度目を向けたい。

 要望書は、大浦湾一帯について「世界の生物多様性のホットスポットの一つと認識されているわが国の中でも極めて生物多様性の高い地域」と指摘する。

 要望書によると、沖縄防衛局が実施したアセスメントでは、5334種(水鳥含む)もの生物が海域で記録されている。そのうち262種が絶滅危惧種だ。

 さらにアセス後も新種や国内初記録の生物種が相次いで見つかっている。

    ■    ■

 日本自然保護協会は7月、辺野古の埋め立て予定地内で、国の天然記念物ジュゴンの新たな食痕が〓カ月間で110本以上確認されたと発表した。

 丈が3~7メートルもの海藻の群落も見つかった。ホンダワラ科の褐藻マジリモクと判明したが、サンゴ礁域の暖かい海で人の背丈を超えるほどの海藻は珍しいという。

 県内では沿岸の開発などで生態系が大きく損なわれた場所が多い。その中で、大浦湾が極めて高い生物多様性を保ち続けて来られたのはなぜか。

 専門家はこう指摘する。河口にマングローブ林が発達し、干潟、砂場、泥場、サンゴ礁、海草藻場-と変化に富んだ環境が隣り合って広がる。多様な環境が連続していることこそが、豊かな生態系を支えている、のだと。

 しかし、アセスには、この海域の特異性への評価が欠けている。

    ■    ■

 沖縄防衛局は、埋め立て工事に際し、専門家でつくる「環境監視等委員会」の助言を得て環境保全に配慮する、との立場だ。

 しかし、ひとたび埋め立てられれば海流が変わり、多様な環境の連続的な広がりが分断される懸念は拭えない。環境への負荷は明らかだ。

 世界に誇るべき宝の海を埋め立てる愚行は認められない。生物多様性条約の締約国として、保全に向けた調査こそ急ぐべきである。



【沖縄県知事選前夜】映画「圧殺の海-沖縄・辺野古」緊急上映会(京都)
https://www.facebook.com/events/723305454420905/

◆日時:11月15日(土) 18時20分 開場
              18時40分 上映開始

◆場所:ひと・まち交流館 京都 第4会議室
(河原町五条下る、市バス「河原町正面」、京阪「清水五条」駅下車)
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html

◆内容:

(第1部)映画「圧殺の海-沖縄・辺野古」上映

藤本幸久 影山あさ子監督作品

2014年/森の映画社/94分 

撮影:栗原良介 藤本幸久 影山あさ子 比嘉真人/ 水中撮影:牧志治 相馬由里 /編集:栗原良介 

音楽:the yetis/ナレーター:影山あさ子 /映像提供:北限のジュゴン調査チーム・ザン 

 2014年7月1日、安倍首相が集団的自衛権を閣議決定した同じ日に、辺野古の新基地建設が着工された。巡視船やゴムボート、特殊警備艇、警戒船など、最大80隻にもなる船で埋め尽くされた辺野古の海。反対する人たちを力ずくで抑え込みながら、有無を云わさず工事をすすめる日本政
府。海で、基地のゲート前で、毎日、激しい攻防が続けられているが、本土のマスメディアの体温は今までになく低い。 

 周到に築き上げられてきたこの無関心の壁に穴を穿って、辺野古の闘いの“いま”を伝える自主制作の映像が届けられた。現地で闘う市民たちと森の映画社が協力して作り上げたドキュメンタリーである。炎天下の日中も、台風前の雨の中も、ゲート前に座り続ける人びと、両手を広げて工事用のトラックの前に立つおじぃやおばぁたち、体一つでカヌーで海へこぎ出す人びとの魂の熱量がそのまま映し込まれているこの映像は、軍事大国への兆しの時間に、日本人が向き合うために世に送り出された。 

(第2部)沖縄現地報告:

 京都から沖縄県知事選支援・辺野古新基地建設反対運動支援で現地入りしたメンバーより直近の沖縄現地の動きを報告していただきます 

◆参加費:一般 1000円 
学生・障害者・非正規など 800円

◆主催:映画「圧殺の海-沖縄・辺野古」緊急上映会(京都)実行委員会

◆共催:
・N o B ase! 沖縄とつながる京都の会
https://www.facebook.com/okinawakyoto
・ピースムービーメント実行委員会
http://peacemedia.jp/tag/pmm
・米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会
https://www.facebook.com/pages/米軍xバンドレーダー基地反対京都連絡会
・マブイシネコープ
http://homepage2.nifty.com/cine-mabui/

★賛同団体・個人(大募集中です!以下、11月5日現在)
(団体)
・オール沖縄と連帯する伏見の会
https://www.facebook.com/kyotofushimi.okinawarentai
・京都生協の働く仲間の会
(個人)
井坂洋子、藤井悦子、大湾宗則、内富一、三牧健一、松本修、佐々木真紀、米田良治、榊原義道、村上敏明、増野徹、山崎卓也、木村修、小笠原信、志久内陽子、関俊子、米澤鉄志、池田たかね、矢島哲夫、千原渉、川口真由美、新開純也、寺田道男、渡辺真弓、大井哲郎、新居万太、野瀬吉夫、出渕とき子 、駒井高之、永岡浩一

⇒賛同申し込みについては以下のメールアドレスまでご連絡下さい!

 muchitomi at hotmail.com(内富) 

◆連絡・お問い合わせ先:
 070-5650-3468(内富)
 muchitomi at hotmail.com


この映画について:

辺野古を撮り続けて

 共同監督 藤本幸久・影山あさ子 

 私たちが辺野古を撮り続けて、10年になる。この間、「Marines Go Home」と「ラブ沖縄」という2本のドキュメンタリーを世に送り出した。 

2014年7月1日、辺野古の新基地建設が着工された。沖縄県民は、何度、NOの声をあげたことだろう。あらゆるデモクラシーの手段を尽くして。しかし、ついにその声を
日米政府がかえりみることはなかった。 

警察・機動隊、海上保安庁を前面に立てて、反対する人たちを力ずくで抑え込みながら、工事をすすめる日本政府。巡視船やゴムボート、特殊警備艇、警戒船など、最大80隻にもなる船が、辺野古の海を埋め尽くす。おじぃやおばぁたちは、「まるで、沖縄戦当時のよう」と言う。 

海底の調査を地上の作業で代替するというインチキなボーリング調査。勝手に制限ラインを設定し、報道機関の船が工事海域に近付くことも妨害し、連日、幾人ものカヌー隊員を拘束し、排除を続ける「海猿」海上保安官たち。眼鏡を壊されて顔にけがをした人も、頸椎捻挫になった人もいる。 

しかし、たたかいは続いている。キャンプ・シュワブのゲート前で、辺野古の海で、今日も、沖縄の人たちの誇りをかけた抗議と抵抗が続けられている。炎天下の日中も、台風前の雨の中も、ゲート前に座り続ける人びと。両手を広げて工事用のトラックの前に立つおじぃやおばぁたち。体一つで、カヌーで海へこぎ出す人びと。屈しない人たちがいる。8月23日には3600人、9月20日には5500人。辺野古に集まる県民も日増しに増えている。 

ブイがおかれ、立入禁止と書かれたフロート(浮具)で仕切られ、掘削用の台船が設置され、真黒なゴムボートが浮かぶ物々しいシュワブ沿岸。彼らのゴムボートが走り回る真下に、ジュゴンが海草を食む藻場がある。警備会社の船が錨を下ろす真下に、ユビエダハマサンゴの大群落がある。イノーの中を今日も、海ガメが泳ぎ、カーテンのように群れをなして魚たちが泳いでいる。 

日本人同士の衝突をよそに、シュワブの浜では水陸両用戦車が走り回り、フロートの近くで、海兵隊員たちがシュノーケリングに興じている。 

この海は、誰のものなのか。 

ここに造られようとしているのは、普天間基地の代替施設では、とうにない。耐用年数200年、オスプレイ100機、揚陸強襲艦が運用可能な最新鋭の基地なのだ。 


どこが戦場になるのか。 

誰が戦場へ行くのか。 

安倍首相の「戦争する国」づくりの最前線、辺野古。 

私たちは、今日も、そのど真ん中で、カメラを回し続けている。 

今起きている本当のことをあなたに観てもらうために。 

あなたに、未来を一緒に考えてもらうために。
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