[CML 034969] なんといっても普通の授業

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2014年 11月 14日 (金) 23:36:34 JST


前田 朗です。
11月14日

ほんのり酩酊状態です。

さて、たまには普通の授業をご紹介。

昨日の私の授業は、法政大学闘争のさなかに逮捕され、早くに保釈された(つま
り不当逮捕)武田さんをゲストにお招きして、法政大学闘争とは何かをお話しい
ただきました。併せて京都大学公安捕獲事件についても。
http://08bunren.blog25.fc2.com/

マスコミはやれ中核派だの器物損壊だのと言っていますが、実際に何が起きてい
るのかを伝えません。今朝の朝日新聞社会面記事はまだましな方です。

私はいかなる政党・党派にも所属したことがないので、逆に、いかなる政党・党
派の人にも授業に来てもらいたいと思います。学生の前で自分をさらけ出しても
らえるといいのです。だから、一水会の木村三浩さんが来てくれて、とても助か
っています。

本日の同僚の授業「美術史」は、この夏の話題の愛知県美術館事件でした。本来
「事件」でもなんでもないのに、警察が横やりを入れて事件になってしまいまし
た。

そこで同僚が、当事者である写真家・鷹野隆大さんをお招きし、私も含めて3人
で座談会。写真家の作品への思い、事件の経過、美術館の対応、警察の姿勢など
を話題に、美術と社会の関係性について討論しました。

愛知県美術館
http://www-art.aac.pref.aichi.jp/
http://thepage.jp/detail/20140822-00000011-wordleaf
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/301249/

世の中にはいまどき「大学に反権力、反権威がない」とか憤っているおかしな人
がいますが、大学は反権力・左翼の自己満足のためにあるわけではありません。

大学は学び、表現するためにあるのであって、その表現に枠をはめることが問題
なのです。美術館にも表現の自由があり、不当な枠には抗議しなければならない
し、同時に表現の責任を考え続けなくてはなりません。

というわけで、今日は普通の授業についてでした(微笑)。





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