[CML 034868] ムツヒトの「遣る時には遣るナ」発言〜三浦梧桜『観樹将軍回顧録』(政教社、1925年)〜

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2014年 11月 9日 (日) 08:38:23 JST


檜原転石です。

今週の 『週刊朝日』の天皇ヒロヒト特集を見て、“天皇に関する限りほとんどの
日本人は歴史修正主義者だった”と改めて納得。
天皇に関する洗脳で私たちは歴史修正主義者の素養を子どもの頃から磨くわけ
で、そんな人間にとっては、南京事件も性奴隷
(「従軍慰安婦」)問題もちょとした情報だけで容易になかったことになるわけ
だ。だから今現在日本で、ほとんどの政治屋が歴史
修正義者ばかりなのも不思議ではないわけだ。

よって今回は「天皇に関する歴史修正主義者」のための明治天皇ムツヒトの歴史――。

ムツヒトの日本政府の朝鮮王妃殺害事件(1895年、乙未事変)の時の発言な
どほとんど誰も知らない可能性もあり、
金文子『朝鮮王妃殺害と日本人』(2009年、高文研)で取り上げられたぐらい。

ただ今は「近代デジタルライブラリー」で読めるようだ。


▼週刊朝日 記事一覧 http://dot.asahi.com/wa/ <http://t.co/7JIMfgE3x9>


▼近代デジタルライブラリー
観樹将軍囘顧録
三浦梧楼 [述][他]
政教社
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1019972/193

東京に着いた其晩、早速米田侍従が訪ねて来た。我輩は先づ、
「お上には大変ご心配遊ばしたことであろう。誠に相済まぬことであった。」と
挨拶すると、
「イヤお上はアノ事件をお耳に入れた時、遣る時には遣るナと云ふお言葉であっ
た。」と答へ、更に、
「今夜お訪ねしたのは、外でもない。実はアレが煮ても焼いても食えぬ大院君
を、ベトベトにして使って行ったが、コレには何か特約でもあったこと か、ソ
レを聞いて来いと申すことで。ソレでお訪ねした。」とのことである。

・・・


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朝鮮王妃殺害事件の調査補遺
http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-c100.html


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