[CML 034848] 乗松聡子さん(「PeacePhilosophy」ブログ主宰者)の「毎日新聞インタビュー記事での村上春樹発言」評価を「凡俗、凡庸、低劣な『知識人』『文化人』」に連なる論として批判する

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2014年 11月 7日 (金) 13:09:46 JST


私は5年半ほど前に村上のエルサレム賞受賞記念スピーチが評判になったときに次のような感想を述べたことがあります。

     「メディア、テレビの出演回数を誇るたぐいの凡俗、凡庸、低劣な『知識人』『文化人』風情の村上春樹の『エルサレム
     賞』受賞評価というのならば、私も納得することもできるのですが(もちろん、負の意味でですが)、なぜこうもやすやす
     と自らを民主主義者と自称する人たち、また、自らをデモクラティックと誇称するメディアが少なからず、というよりも寡
     聞の限りにおいては圧倒的に村上春樹の脆弱愚昧、こけおどし(見せかけは立派だが、中身のないこと)ともいっても
     よいスピーチを称賛してやまないのか。あるいは有体にいって騙されてしまうのか、というのが、村上の『エルサレム賞』
     受賞の報を聞いた当初からの私の決定的ともいってよい違和感でした」(「後論:作家・村上春樹のエルサレム賞受賞
     記念スピーチは卑怯、惰弱の弁というべきではなかったのか?」(CML 
2009年5月31日付)。

あれから5年半を過ぎましたが市民社会(もちろん、「メディア、テレビの出演回数を誇るたぐいの」の意。以下、同じ)の凡俗と
凡庸の精神のありようはなんら変わっていないようです。むしろ、「健全」に成長を遂げているというのがいまの実態でしょう。私
の「批判」などどこかの溝のドブ水に浸かっている間に藻屑になってしまったのでしょうが、それにしても市民社会の人びとは5年
半前のできごとになにごとも学んでいない。私に限らず少なくない批評者、作家などなどの人たちが私と同じような見方を示して
いたことに。

5年半前と同じ風景がいまも現前しています。今回の風景の立役者は「PeacePhilosophy」ブログ主宰者の乗松聡子さん。乗松さ
んは「世界的な作家」の村上春樹が毎日新聞インタビュー(11月3日付)で「日本人の戦争や福島の核事故についての『責任回
避』」について苦言」を呈したこと、その村上の「苦言」を「海外メディアが注目」したことを高く評価しています。乗松さんの評価す
る村上の「苦言」は以下のようなもののようです。

以下、省略。全文は下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1057.html


東本高志@大分
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