[CML 031530] 明日(5/26月曜)から3日連続パレスチナ映画上映会/京都にて

京都の菊池です。 ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2014年 5月 25日 (日) 17:49:12 JST


明日(5/26月曜)から3日連続パレスチナ映画上映会/京都にて


転送・転載歓迎


京都の菊池です。

岡さんよりのお知らせを転載します。


[PJ21] 明日(5/26)から3日連続パレスチナ映画上映会


[拡散歓迎]

みなさま、

京都大学の岡真理です。
先日、「パレスチナ連続講演会」のお知らせメールでご案内いたしましたように、

6月5日(木)開催予定のキファーハ・アフィーフィーさん講演会「パレスチナ わが愛〜難民的生から展望される〈祖国〉と人間」の
プレ企画として

明日26日(月)から3日連続で、パレスチナ関連映画の上映会をおこないます。
明日に迫りましたので、再度、ご案内させていただきます。


■上映作品

●26日(月)Women in Struggle --目線--
(ブサイナ・ホーリー監督、2004年、パレスチナ、54分)
●27日(火)パレスチナ1948 NAKBA[劇場版]
(広河隆一監督、2008年、日本、131分)
●28日(水)「キファーの物語」
(広河隆一監督「パレスチナ1948 NAKBA」[アーカイブス版]第4章、
 2008年、日本、92分)

*上映後、岡による解説と質疑応答があります。

■開映:午後6時30分(開場6時15分)

■会場:京都大学吉田南キャンパス 総合人間学部棟 地下1階、1B06
 http://www.h.kyoto-u.ac.jp/access/
*「ナクバ」(アーカイブス版)の連続上映会を行っている教室の
 向かい側にある教室です。
*吉田南キャンパスは、時計台キャンパスの、東一条どおりを挟んで、
 南側にあるキャンパスです。
*総合人間学部棟は、正門入ってすぐ左手の建物です。

■入場無料

■上映作品詳細
●Women in Struggle --目線--
(ブサイナ・ホーリー監督、2004年、パレスチナ、54分)
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本作の日本語版完成を機に、ブサイナ・ホーリー監督が来日、京大でも上映会&シンポジウムを開催したのは、2007年7月のことでした。
本作に出会えた感動から、ホーリー監督の講演録、インタビュー、占領とジェンダーと人権について種々の論考を収録したブックレット『Women in Struggle--目線-- パレスチナ 占領・人権・ジェンダー』も翌年、刊行しました。

本作が描くのは、1967年の再度の占領という事態を受け、1970年代初頭、武装闘争に参与した若き女性たち3人−−アーイシャ、ラウダ、ラスミーエ−−の生の証言です。
それまで、武装闘争は男性のものであり、男性の妻、妹として男性の闘争をサポートするのが女性の役割でした。しかし、「力で奪われたものは力で奪い返すしかない…」彼女たちは爆弾闘争に参画し、イスラエルに衝撃を与えます。
やがて逮捕され、投獄された彼女たちは、ほかの女性たちが彼女たちを範として後に続かないように、イスラエルの官憲により、すさまじい拷問に遭います。

一旦は終身刑を宣告されたものの、捕虜交換で解放された彼女たち。
人生のもっとも輝かしい時を獄中で犠牲にした彼女たちは、今、自分たちの生について、闘いについて、そして現在の状況について何を思うのか。
その複雑な思いを、映画は繊細に掬い取っていきます。

わずか54分という短さにもかかわらず、本作は、占領、ジェンダー、人権、武装闘争、祖国…等々、さまざまな問いを見る者に深く喚起します。必見。
*ブックレットも販売いたします(特別価格800円)。


●27日(火)パレスチナ1948 NAKBA[劇場版]
(広河隆一監督、2008年、日本、131分)
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現在、毎月1回、広河隆一監督の「ナクバ」[アーカイブス版全30巻]を1巻ずつ鑑賞する連続上映会を開催しています。
アーカイブス版は、フォトジャーナリストの広河さんが、1960年代半ばのパレスチナ問題との衝撃的な出会いから40年間にわたるパレスチナ/イスラエル紛争の取材映像をまとめた映像資料集ですが、
本作は、それを約2時間の劇場公開用に再編集した作品です。

タイトルは「パレスチナ1948 NAKBA」ですが、本作が描くのは、1948年にパレスチナ人を襲った民族浄化の悲劇「ナクバ」(アラビア語で「大いなる破局」の意)だけではなく、
60年たってもナクバがなお続いていること、その悲劇を今日なお生きているパレスチナ人の物語です。

パレスチナ問題の根源とは、左派シオニストが主張するような1967年の占領にあるのではなく、1948年にパレスチナで起きたこと、即ちナクバにあり、その悲劇はいまだ終わっていないのだという広河監督の思想が、このタイトルに込められています。

若い方々は、映画の存在自体、ご存じなかったと思います。劇場公開時にご覧になった方も、未見の方も、どうぞこの機会にご覧ください。

●28日(水)「キファーの物語」
(広河隆一監督「パレスチナ1948 NAKBA」[アーカイブス版]第4章、
 2008年、日本、92分)
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「ナクバ」[アーカイブス版全30巻]の第4章「レバノンのパレスチナ難民」の中で、広河監督は1巻を割いて、キファーハ・アフィーフィー
さんの人生の物語に充てています。

キファーハさんは1979年、レバノンノシャティーラ・キャンプで難民の2世として誕生しました。
1982年、イスラエルがレバノンに侵攻し、サブラー・シャティーラの虐殺が起こります。キファーハさん12歳の時です。

虐殺遺児たちの支援を始めた広河さんとキファーハさんとの出会い、
しかし、武装闘争に加わったキファーハは作戦中、捕えられ行方不明に。
広河さんはキファーハさんの母親から娘の捜索を依頼されます。

南部レバノンの収容所に投獄されていたキファーハ。逮捕から6年後、キファーハさんが解放されたとき、世界はオスロ合意(イスラエルとパレスチナの相互承認)を寿いでいました…。
Women in Struggle のアーイシャが、獄から解放されたとき、パレスチナには巨大な「壁」が建設され、パレスチナ自体がひとつの、巨大な獄となっていたこととも重なるアイロニーです。

「歴史にとって人間とは何なのか」(池田浩士)を考えさせる一作です。

*「ナクバ」(アーカイブス版)は総人・人環図書館にありますので、
そちらでもご覧になれます。
*アーカイブス版第4章「レバノンのパレスチナ難民」 銑では、
サブラー・シャティーラの虐殺について詳細に紹介されています。

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以上
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菊池
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