[CML 031466] 時代風景の中における片山祐輔について考えてみる(転載)――藤原新也さんのブログから

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2014年 5月 21日 (水) 19:28:29 JST


藤原新也さんが「時代風景の中における片山祐輔について考えてみる」(Shinya 
talk 2014年5月21日付)という記事を書いています。
とても共感しました(特に「13年前のある日の夕刻」の「時代風景」の話)ので以下に転載させていただこうと思います。

その前に被告人弁護人の佐藤博史弁護士の昨日の記者会見での言葉をご紹介しておきたいと思います。ビデオニュース・ドットコム
(神保哲生代表)のブログ(2014年05月20日)から。この佐藤弁護士の言葉にも胸を打たれました(前日の記者会見での佐藤弁護士
の「レイバーネット」云々の言葉には批判もあるのですが)。

      「片山氏がそのようなメールを送ることはあり得ない」と断定していた佐藤氏は、「片山氏から申し訳ありませんと言われたが、
      裏切られたという否定的な感情は沸かなかった。私たちを解任して国選の弁護人にしたいと言っていたが、私は見捨てたり
      はしないと伝えた」

      「これは弁護士をしていれば必ず起きること。それで被疑者を非難するようでは弁護する資格はない」
      http://www.videonews.com/press-club/0804/003301.php

      時代風景の中における片山祐輔について考えてみる(藤原新也 
2014/05/21)
      http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php?mode=cal_view&no=20140521

      (前略)

      そんな彼の人生とその風貌を窺いながら13年前のある日の夕刻、渋谷ハチ公前広場での胸の悪くなるような小さな出来事を
      思い出す。

      私のそばにいる4人の女子高生が雑踏の向こうを指をさしながら笑いころげていた。

      何事かと、その指さす方を見ると5、6メートル離れた雑踏の向こうに同じ年代と思える一人の私服の少年がいた。

      私はてっきり、女子高生とその少年は知り合いだと思ったのだが、どうも様子がおかしい。

      指さされた少年は女子から干渉されたことに一旦ははにかんだ表情を見せるのだが、それはやがて青ざめた真顔へと変わる。

      女子高生が口々に大きな声で仲間と顔を見合わせながら「キモーい!」と言ったのだ。

      どうやら少年と女子高生は赤の他人のようだ。

      少年は小太りでちょっとオタクっぽかったが、私には別段指をさされるほと変わった人間には見えなかった。

      だがこういった年代には独特の嗅覚というものがあり、その嗅覚の投網に引っかかったということかも知れない。

      少年は青ざめた表情で身を隠すように雑踏の向こうに消えた。

      残酷な情景だった。

      私は「てめえの方がキモいだろう、帰ってちゃんと鏡を見ろ!」と毒づいた。

      女子高生は私に何かされると思ったのか、口々に奇声を上げながら交差点の向こうに走って行った。

      (後略)


■時代風景の中における片山祐輔について考えてみる(転載)――藤原新也さんのブログから(弊ブログ 2014.05.21)
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-881.html



東本高志@大分
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