[CML 031464] IK改憲重要情報(55)

河内 謙策 kenkawauchi at nifty.com
2014年 5月 21日 (水) 18:21:09 JST


IK改憲重要情報(55)[2014年5月21日]

 私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信しま
す。(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自
由です。)
   
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策

連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所
(電話03-6914-3844,FAX03-6914-3884)

 弁護士アピールを支持する市民の会
 http://2010ken.la.coocan.jp/kaiken-soshi/
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(以下は、あくまで河内個人の見解です。
御了解くださるようお願い申し上げます。)

 集団的自衛権賛成論者に対する質問

 集団的自衛権反対運動をどうすすめるか、知恵と工夫が必要になっていると思いま
す。
 以下は、私(河内)が考えた一つのアイデアです。
 私は、安倍をはじめとした集団的自衛権賛成論者が「困っているのを助けるのは当
然じゃないか」「中国や北朝鮮に対して万が一の用意をするのは当然じゃないか」
と、マスコミを使って、ムードや雰囲気で集団的自衛権を強行しようとしているのが
気になります。
 日本人は、論理的にものごとを突き詰めて考えるのが苦手な民族ですから心配なの
です。
 これに対しては、いろいろな闘い方が
あると思いますが、一つの戦法として相手の弱点・矛盾を突くという方法があると思
います。「あなたは少し軽く考えていませんか。集団的自衛権に踏み切るということ
は、こういう大変な結果を招く可能性があるのですよ。それでも貴方は賛成するとい
うのですか」という質問をしていくという方法があると思うのです。
 以下に賛成であれば、インターネットで拡散していただいても、ビラに書いても、
公開質問状という形で使用していただいても結構です。
 皆様の御検討をよろしくお願い申し上げます。

 
Q1 日本が集団的自衛権を行使した場合、行使された相手国が反撃し、相手国との
全面的な戦争になる可能性があります。集団的自衛権に賛成だということは、相手国
と全面的戦争になってもいいと考えての賛成なのですか。
(説明)集団的自衛権賛成論者は、相手の反撃を考えない傾向があるようです。黄海
で集団的自衛権を行使した場合に、相手がいきなり東京にミサイルを撃ち込むこと
だってありうるのです。

Q2 日本の原発がミサイルに対する防御を考えていないことは、既に明らかになっ
ています。集団的自衛権に賛成だということは、相手国から原発にたいするミサイル
攻撃があっても仕方がないと考えての賛成なのでしょうか。
(説明)日本は戦争ができない国なのです。その一つの根拠が原発の存在です。私
は、この問題をもっと大々的にとりあげるべきだと思います。原発再稼働に反対して
いる人からも「ミサイルに対する
防御も考えていない原発再稼働反対」の声をあげていただけないでしょうか。

Q3 中国は日本に対する核ミサイルをセットしています。日本が中国に対する集団
的自衛権を行使した場合、中国が核ミサイルで反撃する可能性があります。集団的自
衛権に賛成だということは、中国が核ミサイルを日本に向けて発射することがあって
も仕方がないと考えての賛成なのでしょうか。
(説明)中国の核ミサイルが日本に照準を合わせているということは周知の事実で
す。ところが集団的自衛権の問題になると、なぜか中国の核ミサイルの話は出てこな
いのです。これは卑怯と言うのではないでしょうか。

Q4 アメリカが中国と全面戦争になって、アメリカがエアシーバトル戦略にもとづ
いて、日本から米軍機や米軍艦をグアム以東にひきあげた場合、米軍機や米軍艦が日
本を守っていなくても、中国が
米軍機や米軍艦にたいする武力攻撃に及べば日本が集団的自衛権を行使することに賛
成なのでしょうか。
(説明)集団的自衛権問題については、なぜかアメリカの軍事戦略の話が出てこない
で抽象的な話ばかりです。アメリカはエアシーバトル戦略で、日本列島から米軍が引
き上げる場合も考えています。そうすると、日本を守っていない米軍を、
なぜ集団的自衛権で日本が助けなければならないのか、という疑問が出てくるので
す。

Q5 相手国からミサイルが発射されたような場合を考えれば、集団的自衛権を行使
すべきかどうか、瞬時に判断すべき場合も十分にありうると考えられます。そうであ
れば、集団的自衛権の行使の是非が結局は内閣総理大臣に、場合によっては自衛艦の
艦長や自衛隊機のパイロットの判断に実質的にゆだねられることになります。した
がって事前または事後の国会承認といっても、空文になるのは明らかです。集団的自
衛権賛成の人は、国の将来がこういう形で決定されることをどう考えるのでしょう
か。
(説明)事前または事後の国会承認などと言うのは、現在の軍事常識では空文になる
しかありません。またアメリカなどは、時間をかけての検討を許すはずがありませ
ん。結局、国の運命や国民の将来は、一握りの人間によって決定されることになるの
です。これは非常に恐ろしい事です。私達は、絶対に反対です。

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             以上
                 



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