[CML 031365] 子ども鼻血発生頻度  ベラルーシにおける重度汚染地域と低汚染地域の比較

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2014年 5月 16日 (金) 07:48:32 JST


檜原転石です。

 私もアレルギーで鼻水が出るから、鼻粘膜を刺激して鼻血が出ることはたびた
びある。鼻血で何を連想するかは人それぞれだろうが、テレビドラマな どでは
鼻血は白血病と連想されることがある。韓国ドラマで薄幸の主人公がなる病気が
たいがい白血病で(映画の場面で韓国ドラマを見ている人が、 「オイオイまた
かよ!」と言うのもあった)、そこでも鼻血の場面の場面は欠かせない。

 で、今回の鼻血騒動で重要な発言がバンダジェフスキーの以下であろう。

■木下黄太のブログ
「鼻血のことなんかで、日本の医者は、何でそんなにむきになるんだ」と笑い飛
ばすバンダジェフスキー博士。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/4a219a8da70b8dd470b7dbd56815ca36

・・・

すると、

「だって、汚染地で鼻血なんて普通に起きている話だから。日本の医者はそんな
どうでもよいことに何で拘るのか。しかも、心臓に出てくる症状や、血 液疾患
などに比べると、鼻血がおきているのかどうかなんて、そんなに大切な話ではな
い。それが、おきているのかどうなんて、何でそんな議論してい るのか。」と
こう話して、笑い飛ばしました。

*****

「ベラルーシ保険省のデータによれば、大惨事直前(1985年)には90%の
子どもが「健康といえる状態」にあった。ところが2000年には、 そのよう
にみなせる子どもは20%以下となり、もっとも汚染のひどいゴメリ州では、健
康な子どもは10%以下になっていた。」(『調査報告 チェルノブイリ被害の
全貌』頁35)

 この報告とかけ離れた次元で日本の鼻血騒動は起きているが、ここでは『調査
報告 チェルノブイリ被害の全貌』に、ベラルーシの子どもの健康状態に関する
不調の訴えの発生頻度の表が載っているので、ここに抜き書きしてみる。重度汚
染地域 と低汚染地域とを比較してみて、そこに明かな差があるかどうか判断し
て欲しい。

■アレクセイ・V.ヤブロコフ/ヴァシリー・B.ネステレンコ/アレクセイ・V.ネ
ステレンコ /ナタリヤ・E.プレオブラジェンスカヤ『調査報告 チェルノブイリ
被害の全貌』 星川 淳 (監修, 訳)、チェルノブイリ被害実態レポート翻訳チー
ム (訳)、2013年

頁36〜37――

※「1995年から2001年の調査結果」の抜き書き(症状については13項
目のうちの4項目抜き書き)


☆重度汚染地域(調査対象:男73人、女60人、平均10.6歳)
年間実効線量(体内汚染はホールボディカウンター利用)
     1回目 0.77mSv   3年後 0.81mSv

不調の訴え 72.2 % 78.9%
疲労    27.1    23.3
鼻血    2.3    3.8
心臓不整脈 1.5      18.8

★低汚染地域(調査対象:男101人、女85人、平均9.5歳)
年間実効線量(体内汚染はホールボディカウンター利用)
      1回目 0.02mSv 3年後 0.03mSv

不調の訴え 45.7% 66.1%
疲労    8.2   17.2
鼻血    0.5 1.2
心臓不整脈 0.5    0.8




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