[CML 031325] 読んでびっくり。福島県では、全県民を対象とした調査により、健康影響を早期に発見する体制が整っている。

京都の菊池です。 ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2014年 5月 14日 (水) 09:54:51 JST


読んでびっくり。福島県では、全県民を対象とした調査により、健康影響を早期に発見する体制が整っている。


転送・転載歓迎


京都の菊池です。


「福島県では、全県民を対象とした調査により、健康影響を早期に発見する体制が整っている。
・・・」
と書いてある文章を読んで、びっくりしました。

読売新聞は

「 表現の自由は最大限尊重されるべきだが、作者や出版社には、内容についての責任が伴うことを忘れてはならない。」
とまで、
わざわざ書いた社説の中で

しかも、

「 いずれも科学的知見に基づかない独善的な見解である。」
と批判対象を切って捨てたあとに

自らは
「 福島県では、全県民を対象とした調査により、健康影響を早期に発見する体制が整っている。

これまで、放射性物質による直接の健康被害は確認されていない。」

と

堂々と

 科学的知見に基づかない独善的な見解
(だと私は思いました)
を載せるとは
いったい何を考えているのだろうかと思いました。


「福島県では、全県民を対象とした調査により、健康影響を早期に発見する体制が整っている」

とはいったい、なんのことを言っているのでしょうか。

まさか、

日野行介著
「福島原発事故
県民健康管理調査の闇」
岩波新書1442

(その内容については
https://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn1309/sin_k725.html

https://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/genpatsu/hino/

を参照ください。)

が、その多くの問題点を検証し広く知らせている

福島県が実施している「県民健康管理調査」

のことをまさか言っているのでしょうか。


日野行介著
「福島原発事故
県民健康管理調査の闇」が検証し、発信していることを、
検証したうえでも

「福島県では、全県民を対象とした調査により、健康影響を早期に発見する体制が整っている。
・・・」
と書いたのでしょうか。
びっくりします。


また、

「これまで、放射性物質による直接の健康被害は確認されていない。」

は、
科学的知見に基づかない独善的な見解

ではないのでしょうか。


「 国連の専門委員会も、「住民に確定的影響は認められない」との見解を示している。」


とも書いています。


アナンド・グローバー報告
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-05d7.html

をきちんと読んだ
うえでも
(日野さんも
「福島原発事故
県民健康管理調査の闇」のエピローグで、
アナンド・グローバー報告
について書いています)

それでもなお、こう書いたのでしょうか。


読売新聞が

「美味しんぼ」 風評助長する非科学的な描写
2014年05月13日 01時46分

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20140513-OYT1T50009.html

という題の

社説を
5/13火曜日に書き
発信しましたが、


相手を批判しようとして

読売新聞自らが
科学的知見に基づかない独善的な見解を述べている姿を
さらしていると思いました。


しかし、
一千万人と言われる、

読売新聞の読者はこの社説をどう読むでしょうか。
心配です。



関連して、よろしければ、下記もお読みください。


放射能健診100万人署名全国実行委員会(実行委員長は井戸川克隆さん)のスタッフの方から、下記のことを教えていただきました。




私は、放射能健診100万人署名全国実行委員会(実行委員長は井戸川克隆さん)のスタッフです。
活動内容は http://hinankenri.blog.fc2.com/ を参照下さい

「美味しんぼ」鼻血描写に関する環境省見解に関する私の見解です。


1)環境省環境保健部は
5月8日付で「放射性物質対策に関する不安の声について」を発表し、
「東京電力福島第一原子力発電所の事故の放射線被ばくが原因で、住民に鼻血が多発しているとは考えられません」と述べました。

2)この根拠とされているのが、 
国連の原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR(アンスケア))報告書」(平成26年4月2日公表)です。

3)このアンスケアナル団体は、
世界中で発表される放射線の影響に関する科学論文の中から
原子力推進に都合のいいものだけを選別する為に、原子力マフィアによって設立された団体であり、
ICRP(国際放射線防護委員会)はこのアンス ケア によって選択された論文だけを基に勧告を作成するのです。

4)既に明らかにされているように、
4月2日公表の報告書のベースとなった報告書(平成25年10月25日公表)に対し、
日本の市民団体64団体は、
この調査結果が
客観性・独立性・正確性において疑問があり、
被ばくの過小評価が住民の保護や人権尊重に悪影響を及ぼしかねないことについて深刻な懸念を表明し、
国連科学委員会と国連総会に対して、
見直しを求める共同アピールを出したことは記憶に新しいところです。

5)長々と述べたが、要は、
環境省は、
原発推進の国際原子力マフアの見解を基に、「放射線被ばくが原因で、住民に鼻血が多発しているとは考えられません」と言っているに過ぎないのです。
手の込んだ事をするものです。


ここで、”鼻血”が福島原発事故による放射能汚染が原因であることを明らかにした調査結果を紹介します。

それは
「水俣学の視点からみた福島原発事故と津波による環境汚染」(中地重晴)2013.11 
(大原社会問題研究所雑誌 No661/2013.11)
です。
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/oz/661/661-01.pdf
この中の18、19ページに、「(11)双葉町民の健康調査の中間報告」があります。

これは、
「岡山大学大学院環境生命科学研究科の津田敏秀氏,頼藤貴志氏,広島大学医学部の鹿嶋小緒里氏と共同で,
双葉町の町民の健康状態を把握するための疫学調査を実施した」
というものです。

「今回の健康調査による結論は,
震災後1年半を経過した2012年11月時点でも
様々な症状が双葉町住民では多く,
双葉町・丸森町ともに特に多かったのは鼻血で
あった。」
と述べられており、
「双葉町,丸森町両地区で,多変量解析において木之本町よりも有意に多かったのは,
体がだるい,頭痛,めまい,目のかすみ,鼻血,吐き気,疲れやすいなどの症状であり,
鼻血に関して
両地区とも高いオッズ比を示した(丸森町でオッズ比3.5(95%信頼区間:1.2,10.5),双葉町でオッズ比3.8(95%信頼区間:1.8,8.1)」
といった数字が示されています。

****ここまでです。*******

井戸川さんの発言はこうした調査活動によっても、はっきりと裏付けられてもいるのです。


既に福島での小児甲状腺がんは74例(疑い含め)報告されています。
国立がんセンターの年次甲状腺がん全国発生率との発生率比較で31倍との報告もされています。(平均有病期間2年と仮定)
事態は深刻です。
子ども達の健康と未来の為に、私達の放射能健康診断署名へのご協力をお願い致します。 


※放射能健診100万人署名全国実行委員会(実行委員長は井戸川克隆さん)の
活動内容は http://hinankenri.blog.fc2.com/
 を参照下さい



また、登録しているMLを通して

下記のことも教えていただきました。


[CML 031323] 双葉町の疫学調査
2014年 5月 14日 (水) 07:22:10 JST

http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-May/031348.html



また、環境省のホームページに下記のお知らせが出たことを教えていただきました。


報道発表資料

平成26年5月9日

第6回東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議の開催について (お知らせ)
※5月20日に開催いたします。
とのこと。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18139


 会議の様子は動画配信を予定しております。
(http://www.ustream.tv/channel/env-live01)
とのこと。


本専門家会議は公開です。傍聴を希望の方は、傍聴登録を行ってください。
とのこと。

今日平成26年5月14日(水)正午必着で、

電子メールで申し込みください。
とのこと。
詳しくは
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18139
を参照ください。 



菊池
ekmizu8791アットezweb.ne.jp
(菊池へ送信の場合、アットの部分を@に直して送信してください。菊池)



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