[CML 031278] 脱原発運動はいかにして無残なさまになっているか ――マンガ「美味(おい)しんぼ」鼻血描写問題に関連して(2) 附:石井孝明さん「放射能デマ拡散者への責任追及を--美味しんぼ「鼻血」騒動から考える」

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2014年 5月 12日 (月) 00:19:33 JST


標題の(1)の弊記事を内部被ばくを考える市民研究会の川根眞也氏(私は知らない人ですが、一部の人たちの間では有名な人
らしい)に転載して、その川根氏の意見を私に送付してくる人がいました。以下はその人に対する諫言の論です。川根氏の論自体
についてはこちらをご参照ください。さらに関連して石井孝明さんの「放射能デマ拡散者への責任追及を--美味しんぼ「鼻血」騒動
から考える」という論を私の以下の返信の論の下に転載させていただこうと思います。下記の石井さんの論は私にとってほとんど
共感できるものです。石井氏の歴史認識について「右翼」的だと批判して彼の環境、経済問題に対する論まで一緒くたに批判する
人がいますが、私はそうした立場は取りません。
http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-May/031278.html

(中略)

以下は、石井孝明氏の論の転載。

■放射能デマ拡散者への責任追及を--美味しんぼ「鼻血」騒動から考える(アゴラ
石井孝明 2014年05月08日)
http://agora-web.jp/archives/1594113.html

3年経っても広がる妄想

小学館の漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」の4月28日発売号の料理漫画「美味しんぼ」で、福島を訪れた主人公らが鼻血を出
す場面があった。そして漫画中で双葉町の前町長の井戸川克隆氏が「鼻血はよくあること」と漫画中で述べた。(写真)これは漫画原
作者雁屋哲氏と、周囲の人たちの「脳内現象」、「妄想」にすぎないだろう。ばかばかしい。


この表現は、福島県で原発事故による健康被害があると、印象操作を示しているのだろう。医学的な反論は医師が各所でしている
ので参照いただきたい。(リンク・福島民報「放射線 放射性物質 Q&A」 「鼻血は被ばくが原因か」)
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2012/04/post_3740.html

私は福島県を事故後に訪れ、福島県の方と何度も会っている。5月中に福島第一原発も取材する予定だ。もちろん放射能による健
康被害は見聞したことがない。風評加害によるストレスへの不満はたくさん聞いた。

また次の要請を3年前からネット上で掲げているが返事はない。ここでも繰り返そう。 



「福島県原発事故によって、鼻血など健康被害の出ている人がいたら、私が日本記者クラブと外国特派員協会に紹介します。記者
会見をしませんか。顔を隠す形でもかまいません。ただし、詐欺に騙されたくないので、医師・専門家の診断書は持ってきてください。
再検査費用は私が負担します。私は医学者ではないですが、ジャーナリストとしてこれまでの医療データを覆す世界的スクープにな
るでしょう。ピュリッツァー賞候補になるかもしれませんのでよろしく」

雁屋氏と小学館は、鼻血は取材による「真実」だと言っている。(ブログ)
http://kariyatetsu.com/

言うまでもないが、「鼻血」という現象の有無ではなく、福島の放射能による健康被害という文脈で強調したから、批判が広がってい
るのだ。雁屋氏、小学館、また彼を擁護する人に対して、理屈をこねる前に「放射能と関連する証拠を出せ」と言いたい。「可能性が
ある」という逃走、「漫画だ」という虚構の世界への雲隠れは、自分の言説に責任を取らない卑劣な行為である。

以下、省略。下記をご参照ください。

■脱原発運動はいかにして無残なさまになっているか ――マンガ「美味(おい)しんぼ」鼻血描写問題に関連して(2) 附:石井孝明
さん「放射能デマ拡散者への責任追及を--美味しんぼ「鼻血」騒動から考える」(弊ブログ 2014.05.11)
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-875.html


東本高志@大分
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http://mizukith.blog91.fc2.com/ 



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